★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

日本が滅びてもマクドナル×でほうば巻

2010-06-23 22:31:59 | 食べ物
私は長野県の木曽福島町の出身である。

残念ながら、いまは隣村とかといっしょに木曽町になってしまった。嗚呼、故郷消滅!ちなみに出身校の木曽高校も、木曽ふにゃらら高校とかになってしまったらしく、ああ母校消滅!出身大学も山×大学との合併の噂がむかしからある。私の人生のもり下がり方からいうと、この調子で行けば、私の履歴は最後はこうなっているかもしれない。

アメリカ合衆国:J州出身
ハーバード大学:都留分校卒
ハーバード大学:つ××分校で学位を取得後、かがわ分校にうつる。
中×との第3次世界大戦のおりに、ペン部隊に従軍、ロシアの美少女にかどわかされて軍の情報をもらす。終身刑を言い渡され、かがわに幽閉。

……正直にいえば、いまよりも華麗さがあっていいな、これ。エリートの没落という匂いがする。日本がずっとアメリカの犬っころをやっている理由のひとつがこういうものであろう。

というわけで木曽からほうば巻が送られてきた。月遅れの6月の端午の節句に木曽の各家庭で作られていたとされているお菓子で、ほうばの葉であんこ入りの饅頭をくるんだものである。ひと枝いっしょに蒸すので、写真のようなかんじになる。日本がアメリカに吸収されたあかつきには、マクドナル×木曽店でイナゴとともにセット販売されるであろう。

満腹セット:イナゴ50匹+ほうば巻一個+コカコーラ

みたいなかんじで。かろうじて日本人のアイデンティティが保たれているのは喜ばしい。