伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年から3年連続目標達成!

天と地の守り人 新刊情報

2006-09-25 22:08:29 | Weblog
 守り人シリーズの最新刊「天と地の守り人 ロタ王国編」が偕成社のサイトで昨日現在も2006年秋刊行となっていました。そこで、昨日、偕成社にメールで「このサイトの情報ステーションに、現在も、『天と地の守り人』ロタ王国編が『2006年秋刊行』と書かれたままですが、いまだに刊行時期が決まっていないのですか。また、同じ箇所に『これにともない『守り人&旅人スペシャルサイト』が8月にリニューアルされます。ご期待ください!』と書かれたままですが、もう9月も終わろうとしているのにスペシャルサイトは全くリニューアルされていません。どうなって いるのでしょうか。」という問い合わせをしました(いじわるなヤツ!)。そうすると早速今朝、偕成社から発売は11月下旬の予定、スペシャルサイトの立ち上げは10月上旬の予定と回答があり、サイトの情報ステーションも更新されました。対応が早くて感激しました。
 ということで守り人シリーズの最新刊は11月下旬発売だそうです。楽しみに待ちましょう。

 なお、守り人シリーズについての私の感想は私のHPを見てください。
http://www.shomin-law.com/girlSeireinoMoribito.html



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「イリアム」を読む日々

2006-09-03 10:43:24 | Weblog
 8月の半ばからちょろちょろ読み始めて読み終わりが9月2日。エンタメ系でこんなにかかったのはかなり久しぶりです。

 何と言っても、この本、重い。中身が、ではありません(中身も、プルーストの引用とか、終盤でのキャリバンの言葉の日本語訳での文語体とかは、重苦しいですが)。物理的に、重い、分厚い。2段組で本文だけで747頁。厚さ4.4cm。私のルーティーンの読書スタイルの、持ち歩いて移動時間に読書、には不適。
 で、移動時間には軽い本を読みながら、並行してうちでは「イリアム」の日々でした。

 最初の方は、イリアム平原のトロイア攻囲戦の物語、未来の地球人類の物語、木星の半機械生物の物語の3つの物語が、別々に順番に進むのが読みづらくて、遅々として進みませんでした。数頁~十数頁で章が変わってぶつ切りに別の物語に交代するのですが、とりあえず一回り3章読んどこうとか、そんな感じで。
 8月28日まででようやく200頁くらいまできて話が見えてきて、最後までがんばるぞと思い、ちょうどというか、そこで読もうと思ってた8月29日の新潟出張で、初めてカバンに入れて外に持ち出しました。しかし、新潟出張の往復時間をフルに使って、ようやく250頁。3分の1。普通の本なら2冊は軽い、あわよくば3冊ってところなのに・・・。
 まだ4割も残ってるって途方に暮れましたが、まあ、ここまで来たら話も見えてきておもしろくなってきたし、勢いもあるし。で、夜寝る前に読み進みましたが、終盤での障害は、キャリバンとワームホール。キャリバンの言葉の日本語訳が文語体で読みづらい、というか読む気が失せる。キャリバンのキャラが、どこか指輪物語のゴクリをイメージさせてこれまでの進行にそぐわない。ワームホールがつながってという設定が、なんか安直。まあ、それまでの量子テレポーテーションや人間ファックスも同じようなものですが、巨大な通路まであけられると、ちょっと・・・。で、最後にスピードダウンしたものの、なんとか9月2日に読み切りはしました。
 でも、そこまでして読んで待っていたものが、あれですから(「イリアム」の記事をお読みください)。


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休暇の読書 トホホ

2006-08-12 08:55:03 | Weblog
昨日から休暇で帰省しています。
車中で岩波現代文庫「アジアの歴史」にトライ。なかなか進まず半分どまり。
うちに着くと無情な弁護士からの分厚い裁判資料の郵便がお出迎え。
加えて親父のパソコン、日本語入力システムが違って、ほかにもいろいろ設定が違って、めっちゃ打ちにくい。
更新はなかなか厳しそう。
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年間365冊へのチャレンジ

2006-08-06 00:11:54 | Weblog
 昨年は前半ハイペースで進みながら、7月8月に失速し、後半盛り返しても年間300冊が青息吐息でした。
 今年は、8月初めまで失速せずに快調に飛ばしています。2002年から表計算ソフトに読書記録を打ち込み、常に過去1年間(365日)の読書数が自動計算表示されるようにしています。その数字が現在350冊(2005年8月6日~2005年8月5日実績)。昨年は7月~10月の読書数が月間20冊レベルですから、365冊が視野に入ってきました。

 今年読書数が増えた理由は、モチベーション・プレッシャーの増大と時間の増加です。
 3月から自分のHPで読書日記を公開しています。やはりこれがあると、毎日更新したいなという気持ちができます。7月9日には、このブログも開設してしまいました。ブログはカレンダーに新規投稿のある日が表示されますから、ますます毎日更新したいなあという気持ちができます。モチベーション&プレッシャーですね。
 昨年までは、小学生の娘の寝かしつけで、ほぼ毎晩娘に1時間前後本の読み聞かせをしていました。昨年の後半から、娘が読み聞かせよりも自分で読むようになり、読み聞かせの代わりに娘の就寝前の1時間前後、並んで(別の)本を黙読しています。それで事実上、夜の読書時間が1時間確保されるようになりました。移動時間+事務所外での待ち時間+夜の1時間あれば、分厚い本でなければ、それで1冊読めますもん。娘を寝かしつけるときに自分も一緒に寝てしまわなければ(けっこう、一緒に寝ちゃうんですが。疲れてますから)、その後にさらに夜の読書時間を取れますし。

 まあ、こんなこと言ってても、どこかで失速するかも知れませんが、秋口に過去1年での365冊達成、年末に2006年の365冊達成が報告できるようにがんばります。

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出張の読書(7月21・22日)

2006-07-22 23:14:32 | Weblog
 21日は六ヶ所村の再処理工場の裁判で青森に日帰り出張。出張の日はふだんの細切れでは読めない分厚い本を持っていきます。今回はケンブリッジ版世界各国史シリーズの「インドの歴史」。私の好みとしては、インドの古代史を詳しい本を一度読んでみたいのですが、実はそういう本ってないんですね。この本もインド近代史ですが、イギリスの学者がガンジーやインド独立運動をどう評価しているかに関心があるので読もうと思いました。
 でも、やっぱり重い。時々うつらうつらしながら往復の移動時間で半分までは読みました。うちに帰ってから、ガンジーが出てくるところまでは読みましたが、残り3分の1はお預け。
 22日は、日弁連の主導で弁護士過疎対策で作っている公設事務所の関係で、私は新潟の公設事務所の支援委員なので、その支援委員会の会合で長岡まで日帰り出張。電車に乗ってからさて、「インドの歴史」の続きをと思ったら・・・あぁっーー「インドの歴史」を忘れてきました。で、行きに寄った図書館で仕入れた「高橋尚子 夢はきっとかなう」。めっちゃ軽い。新幹線が高崎を通過するあたりでもう読み終わり。続いて今日の第2候補に考えていた「海に眠る船 コロンブス大公開の謎」。長岡までに6分の1読みました。帰りは宴会で酔いつぶれて新幹線に乗ったので、読まずに寝てました。
 日曜日は「インドの歴史」かコロンブスか・・・どうしようかなあ。

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平日の読書(7月18・19・20日)

2006-07-21 21:10:45 | Weblog
 連休も終わり平日になると、選ぶ本が一転して薄くなります。そうしないと持ち運びがしんどいし、なかなか読み切れないですから。
 18日(火曜日)は、ほどけるとける。なんか昔のホームドラマ風の軽い小説。通勤・移動の電車の中と弁護士会館での依頼者との待ち合わせの待ち時間で半分読み終わり、ついでだから自宅で晩飯後に読み切りました。まだ時間があったので19日用にと思っていた死体は切なく語るも読み始めました。これが予想したより軽くて・・・寝る前に半分読んでしまいました。
 19日(水曜日)は、死体は切なく語るの残りは朝出勤前に読み切りました。で、アフリカの人を持って出勤。これは薄いけどなかなかはかどりません。通勤、新宿法律相談センターへの移動、新宿法律相談センターでの相談の合間の待ち時間、裁判所への移動、裁判と弁護士会の委員会の間30分の待ち時間、事務所への移動、帰宅をフルに使ってようやく読み切りました。読んだ本もけっこう重かったし、仕事もけっこう疲れたので、帰ってからは読書なし。
 20日(木曜日)は、殺してしまえば判らないを持って出勤、通勤と移動時間で3分の1くらい読みました。まあミステリーですから、読み始めたら読んでしまわないと気になるので、夜に読み切りました。
 21日からは出張ですから長いのに挑みます。

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連休の読書(7月15・16・17日)

2006-07-17 22:56:14 | Weblog
 15、16、17は読書三昧で過ごすことになりました。
 まずは、ル=グインの新作「ギフト」。ル=グインは、その前、「なつかしく謎めいて」が、ウィットはあるけど読むのがちょっと辛かったので不安でした。でも、こちらは眠くならずに読み通せました。表紙見返しに広い地図を載せるなら、もっと旅してほしい気はしましたが。2巻目以降に期待、ですか。
 続いて、「巨石」。イギリスの巨石遺跡の解説・写真集で、ファンタジーよりかえって夢と想像力を感じたりもしました。のんびり読書にはなかなかよかったです。
 さて、「シャドウマンサー」。紹介文のHotter than Potterに期待して読みましたが、ちょっと期待はずれ。素材やエピソードは悪くないんだけど、もう少し丁寧に書き込んでほしかったですねえ。途中居眠りしちゃいました。
 「シャドウマンサー」がいまいちだったんで、ちょっと分厚いファンタジーはしばらくパスしようかなあとも思いましたけど、トレトレの新作が入手できたんで「エアボーン」読んでみました。連休じゃなかったらやめてたでしょうね。タイトルはなんか「天空の城ラピュタ」っぽいし、表紙のデザインも地味だったし、あまり期待しなかったんですが、これがビンゴでした。私のHPの方で、「私のお薦め本」というコーナーを作っていて、これまではわりと社会派っぽい本しか紹介していなかったんですけど、そこに掲載しちゃいました。
 この連休一番の収穫でしたね

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