心身の不調や病気について看護師が説明した本。
コロナ禍の影響などで体調が悪いのにすぐに病院に行けないときに症状の原因や病院ではどう対応してくれるか、気をつけるべきことは何かなどを知り安心してもらうことを目的として出版された(はじめに:2ページ)ということでさまざまなことがらについて、1つのクエスチョンに2~8ページで説明されています。最初の方では心身の不調についてこういう症状はというものもありますが、後半に行くほど病名別の説明になっています。この本の目的やサブタイトルからは、もっと症状の方からの説明を増やして欲しいと思いました。
私自身、風邪をひいた後、咳がずっと治まらないということが何度かあり、年をとると風邪がなかなか治らないのだなと思っていたのですが、風邪の症状が治まっても咳だけが8週間以上続いている場合は咳喘息という別の病気の可能性がある(19ページ)と書かれていて、そうなのかと思いました。別のところでは高齢の方で2週間以上咳が続く場合は結核を疑うことがある(98ページ)とも書かれていますが。
タバコについては厳しい一方、飲酒については薬にもなるという立場を保っています(14~15ページ、159ページ)。今どきの本としては、それでいいのか少し疑問に思いますけど。
執筆者代表:渡邉眞理 法研 2024年1月28日発行
コロナ禍の影響などで体調が悪いのにすぐに病院に行けないときに症状の原因や病院ではどう対応してくれるか、気をつけるべきことは何かなどを知り安心してもらうことを目的として出版された(はじめに:2ページ)ということでさまざまなことがらについて、1つのクエスチョンに2~8ページで説明されています。最初の方では心身の不調についてこういう症状はというものもありますが、後半に行くほど病名別の説明になっています。この本の目的やサブタイトルからは、もっと症状の方からの説明を増やして欲しいと思いました。
私自身、風邪をひいた後、咳がずっと治まらないということが何度かあり、年をとると風邪がなかなか治らないのだなと思っていたのですが、風邪の症状が治まっても咳だけが8週間以上続いている場合は咳喘息という別の病気の可能性がある(19ページ)と書かれていて、そうなのかと思いました。別のところでは高齢の方で2週間以上咳が続く場合は結核を疑うことがある(98ページ)とも書かれていますが。
タバコについては厳しい一方、飲酒については薬にもなるという立場を保っています(14~15ページ、159ページ)。今どきの本としては、それでいいのか少し疑問に思いますけど。
執筆者代表:渡邉眞理 法研 2024年1月28日発行