なあむ

やどかり和尚の考えたこと

緊急告知!

2009年07月05日 17時25分59秒 | 今日のありがとう

本日松林寺梅花講習会で、事務局の方から「みなさん、こちらの番号に電話をして話を聞いて下さい」と案内されて、気がついた。

そういえば、現在「曹洞宗心の電話」で、私の原稿が流れているのだった。1ヶ月ほど前に原稿を送ったので忘れてしまっていた。

6月30日に始まって7月6日までの1週間なので、期限が明日までとなっている。

内容は、このブログでも書いた「息子の修行」というタイトルだから、改めて耳で聞くまでもないかもしれないが、もし関心のある方は以下の番号に電話してみては。きれいな声の人が朗読してくれている。フリーダイヤルだから、料金もかからない。

曹洞宗心の電話、フリーダイヤル 0120-50-8740


自作モニュメント

2009年07月05日 10時54分46秒 | 宿用院

宿用院庫裡の玄関を飾るモニュメントとして、木口の額縁が完成した。

設計の段階で、何かアクセントをということで設計士は、欅の枠の中に5㎝×5㎝のタイルを張りつめるという案を持ってきた。そして、「いいアイデアがないから住職考えてみてくれ」ということだった。考えてみてくれと言われれば、嫌いではないので、直ぐに考えてみた。5㎝×5㎝という図面はそのままに、タイルではなく、木の木口で何か表現できないかと思った。しかも解体した庫裡の材料を活かせば意味もあるのではないか。

一つ一つの高さを変えて、光が当たった時の影で何かを表現できないか。いくつかデザインを考えた結果、単純な円相が一番いいだろうと思い、設計士と大工さんに相談すると、実におもしろいということになり、材料を手配してもらった。

22個×22個の配列で、全部で484個。3種類の高さで、”積み木”を作ってくれた。

しかも、色々な材料で作ってくれたものだから、色や模様に一つ一つの表情があり、実に楽しいパズルとなった。

何種類かの木口を組み合わせ、床に並べてみるのは、まるで子どもの積み木遊びのようだった。ご飯を食べるのも忘れて”下書き”をして、大工さんと一緒に額縁にはめ込んでいった。

完成したのが以下。思いの外うまくいったと満足している。是非ご覧ください。

Dvc00119 Dvc00120