なあむ

やどかり和尚の考えたこと

寺の墓参り

2009年08月12日 18時11分18秒 | 家族模様

いよいよお盆突入です。

今年は引越もあったりで、突入前から疲れている状態です。

今日は、皆さんより一足早く松林寺の墓参り。歴代住職の墓や、寺族の墓、親戚、地蔵様、無縁墓など、11ヵ所を回ります。

Dvc00142 毎年姉の家族とともににぎやかに墓参りしていましたが、子どもたちがそれぞれ都合が出てきて、一人欠け二人欠けして、だんだん寂しくなりました。父親が元気な頃は、子どもたちにも太鼓や妙ハツ(シンバルのようなもの)を持たせて、笑いながらの墓参りでした。

家族にはこういう波がありますね。小さな子どものいない光景は、静かでもあり寂しくもあります。これも無常の風景です。

今晩は梅花奉詠のお盆供養です。檀家中の先祖と無縁の精霊にねんごろの回向をいたします。

お盆は、家族のあたたかさ、やさしさを思い出し、確認し、切なさの中に安らぎを感じる時間だと思います。

お年寄りと仏様を留守番にして遊びに出かけることのないように過ごしたいですね。