なあむ

やどかり和尚の考えたこと

こども

2009年08月24日 21時06分25秒 | 今日のありがとう

はっきり言ってこどもは苦手です。

特に小学生ぐらいの、こまっしゃくれた、なまいきな子どもはダメです。

寺のお参りに来て、珍しそうに無遠慮に和尚の顔をジロジロ見て、何か言ったりするのはイライラします。

お経を読んでいる最中に、前に回って顔をジロジロ見られたりすると、目を合わせないように無視します。

平静を装いながら「こっちを見るんじゃない!」と心の中でまともに相手にしてしまいます。

無遠慮なのがこどもなんだと分かりながら、無性にイライラします。

普段ほとんど老人を相手にしているだけに、和尚は大事にしてくれるものだと思い込んでいるところがあります。

先日も、法要が終わってから庫裡の奥まで入ってきて無遠慮にのぞいているものだから「早く帰れ」みたいなことを言ってしまいました。

これは何なんだろうかと嫌になってしまいます。

あの子は、お寺を嫌なところだと一生思い込んでしまうでしょう。

Dscf0022 反対に、うるさいこどもに思い切って声をかけてみると、興味を持ってなついてきて、仲良くなる場合もあります。

興味があるだけなんだ、と、そんなこと分かっていながら、ついついまともに相手してしまうのです。

50過ぎてもこどもなのだと情けなくなります。

お地蔵様のようになれません。


夜施食会

2009年08月24日 10時55分26秒 | 宿用院

昨日23日は、宿用院恒例の夜の施食会。数年前から夜の法要にしています。

Dscf0068 その理由はいろいろあって、この時期昼は暑いということ、23日という日にちで決まっているので、平日などは日中暇なお年寄りしか来れないということ、今の世代の方が来なくなったら次の代は来てくれるのかという不安、などです。

Dscf0053 そこで、次の代の方々が来られる法要にシフトしていきたいということで、数年前から夜に変更したのでした。

Dscf0069 今年は、新しくなった庫裡で、外にはキャンドルのディスプレイなどをしたほか、法要の後に、女性コーラスとピアノのミニコンサートを催しました。

Dscf0081 6月に一緒に永平寺参拝をした檀家さんで、合唱をやっているお二人がよても上手だったのでお願いしたのでした。

夏の終わりの宵を穏やかに過ごすことができました。