なあむ

やどかり和尚の考えたこと

期待は怒りを生む

2010年06月13日 17時37分18秒 | 松林寺

昨日は松林寺大般若会。昨年より少ない160名ぐらいの参詣でした。

早坂文明老師の法話はとても好評で、人選を誉められました。こういうのはうれしいですね。

昨日のうちに本堂、庫裡を通常モードに完全復帰し、猿回し受け入れの準備もしたので、いささか疲れました。今朝は宿用院の月例坐禅会でした。

話は違いますが、

政治もサッカーも期待しすぎない方がいいですね。

過度に期待するから、期待通りにいかない時に、結果以上にがっかりしたり、時には恨んだりしてしまいます。

サッカーなどは、視聴率を稼ぐためには期待をあおっておかなければならない使命にあるわけで、それに踊らされて、期待しすぎると、ストレスの原因にもなりかねません。

私が言うのもなんですが、もともと日本代表はそれほど強くありません。奇跡を期待することなく、冷静に観戦したいと思います。でも頑張ります。ガンバレ、日本!

「e-kotoba」から

怒りってさ、結局、
他人に何かを求めることから
生まれるんだよ。

他人に何かを求めて、
それがかなわないから怒る。
それって俗物以外の何物でもない。
それに怒りなんて何の役にも立たない。
ただ、公平な目を失うだけのこと。

(横道世之介、吉田修一)