なあむ

やどかり和尚の考えたこと

彼岸中日の雨

2010年09月23日 20時20分12秒 | 松林寺

今日はお彼岸の中日でした。
松林寺の檀家さんは、ほとんどがこの日、寺参りに来られます。
お盆は寺の墓地にお墓がある方が中心ですが、何故か彼岸はお墓には行かず寺の位牌堂にお参りする習慣です。
それはおそらく、春彼岸にはまだ雪があって墓参りができないので、その代わりに寺参りしたことが習慣になって、「お盆は墓参り、彼岸は寺参り」という解釈になったものと思われます。
秋彼岸は雪がないので墓参りしてもいいはずなのですが。
このところずーっと雨です。
穂が実って稲刈りをしたいのだそうですが、田んぼに機械が入れず天気待ちです。
倒れた稲穂が土に着いて雨が降り続けると、1週間で発芽してしまって、米として収穫できなくなるそうで、農家はヤキモキしています。
猛暑といい、この時期の長雨といい、農作物と農家にはダメージが大きいようです。