雪かきで体力を消耗するとPCの前に座ることも少なくなります。
このブログを毎日チェックいただいている方もいらっしゃるようで、申し訳ありません。と、言い訳をしておきます。
本当に今年は例年にない降り方で、2ヶ寺を行ったり来たりしながら対応しているのですが、それでも1人では間に合わず、色々な方の手助けをいただいているところです。
15日、最上町「あうえおの会」での講演でした。
「あうえお」とは、胃を摘出した方々の集まりで、「胃」がないところからの命名だそうです。
胃がなくても健康で楽しく過ごしましょう、という親睦会のようですが、「お酒は呑んでいいのか、どれくらいならいいのか」というような情報交換の場でもあるようです。
お話ししたのは、「胃を摘出するということはガンであることを告知された訳ですから、少なからず命のことを考えたことでしょう。命に限りがあることに心から気づいた人だからこそ見えることがあるはずです。この会を単なる親睦会に留めるのではなく、命について考える、より充実した生き方をすることを考える会にしていただいたらいいのではないでしょうか」というようなことでした。
佐野洋子さんの「死ぬと分かるのは自由の獲得と同じだと思う」という言葉はやっぱりすごいですね。