なあむ

やどかり和尚の考えたこと

大震災89 どうしてこんなにハンモック

2011年09月08日 22時37分34秒 | 東日本大震災

今日は今朝の「めざましテレビ」と毎日新聞にハンモックが掲載されたため、朝からFAXと携帯が鳴りっぱなしで、今日一日だけで、発注が100件を超えました。

新聞の記事には「お申し込みはメールで」と書いていただいたので、あるいは、ブログを紹介していただいたのか、今日一日の「なあむ」のアクセス数が過去最高の580件を超えました。あと2時間あるので、0時まで600件に達するかもしれません。

多くの方々は「いつまでも待ちます」と寛大に言ってくださるので、漁師さんたちも、焦らずに作業していただくことができます。

困ったことは、材料になるロープが足りないということです。

津波で多くの漁網が流されたので、ロープの需要が急増しているようです。

ハンモックに使いやすいロープを探して発注しているのですが、急がなければならないと、あまり使いにくいロープを使わざるを得なくなってきます。

待ってくれるならば、やはり、肌触りの柔らかいロープを使いたいと漁師さんたちは考えているのです。

しかし、どうしてこんなにハンモックが売れるのでしょうか。当初は全く考えられないことでした。

以前にも書きましたが、やはり、ハンモックそのものよりも、商品を買うことで漁師の再起に役立ちたいという気持ちが大きいようです。

「和室二間なのですが、どうやって吊せばいいですか」という問い合わせもありました。

本当に、日本家屋には使いづらい品物ではあると思います。

皆さんどのように使われるのでしょうか。

明日には読売新聞に掲載されるという情報が気仙沼から入りました。

あ~、FAXの山が・・・

漁師さんの希望のためですから、弱音を吐いてはいられません。ありがたいです~。