28日はもう一つ、気仙沼から大漁唄い込みのメンバー26名が最上町にやってきて、赤倉温泉で新年会が開かれました。
この日私は、その前の法事の席と合わせて日に3回の酒席でした。(胃の具合が)
最上町側の受け入れメンバーと合わせて50名弱になり、毎度の如く、飲めや歌えや踊れやの大宴会となりました。
大漁唄い込みで交流した赤倉幼稚園の園児が、もう一つの伝統芸能「虎舞」の道具一式が流されたのを聞いて、何と紙の張り子で虎の頭を作ってくれました。
もちろん、この頭で虎舞を披露してくれたのは言うまでもありません。
唄い込みのメンバーがしみじみと語ってくれました。
「震災後初めて大漁唄い込みをやったのは最上町でした。その声をかけてもらったとき、我々は本当にがんばろうと思いました。伝統文化は心の復興なんですね。本当にうれしかったんですよ。だから今日もこうやって大勢のメンバーがやってきたんです」と。
それで私は思いました。
流されてしまった「虎舞」の太鼓を支援したいと。
まけない!タオルで支援していただいた支援金の中から「心の復興」として使っていきたいと思っています。支援者の皆様にはご了解いただきたく。