なあむ

やどかり和尚の考えたこと

タオルののりしろ

2012年07月04日 22時55分37秒 | ふと、考えた

「松林寺と宿用院、普段はどっちにいるんですか?」

よく聞かれます。

「普段ですか・・・、用事によって、あっち行ったりこっち行ったり、どっちにもいないときも・・・」

うーん、考えてみると、「普段」というのがないかもしれません。

決まったところで起きて、仕事して、決まったところで寝る、ということを「普段」というのでしょうが、ここ最近は、3割が松林寺、3割が宿用院、そして4割がどちらにもいない、という感じです。

毎日が、その場その場で生きています。

6月29日は、松本で、長野県仏教会の大会があり、やなせななさん早坂文明さんと3人で出演してきました。20120629_110112

もちろんメインはななさんのコンサートですが、その前座として3人で鼎談というかトークショーをやりました。もうすっかり「チームドラえもん」です。

被災地の話、支縁の話、そして福島の話、限られた時間でしたが思っていたことは伝えられたと思います。

その後のコンサートは、いつものように涙を拭きながらのいいコンサートでした。

みなさん感動されていました。

何度聴いても、また聴きたいと思う不思議な力を持っています。

昨年新庄支局にいた朝日新聞の記者が諏訪支局に転勤になっていて、おいしい酒ケーキをお土産に訪ねてくれました。

そんなことで、タオルのご縁はまだまだつながっています。

短いタオルの足りない部分が見えないのりしろとなって人々をつないでいくんだ、と感じています。

55000枚も足りなくなりそうで、また追加の必要がありそうです。