なあむ

やどかり和尚の考えたこと

サンサンラジオ214 命を燃やし、命を輝かせ 

2019年06月09日 05時00分00秒 | サンサンラジオ
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三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ、第214回。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

6月9日、日曜日。

先週の興奮がまだ冷めやらず続いています。
あの後、3日月曜日には瀬見温泉で山形県商工会女性部の研修会で講演があり、次の4日は東京でシャンティの理事会、引き続きシャンティ各国事務所のスタッフ研修会で静岡御殿場へ。昨日は松林寺の大般若会と用事が続き、疲れが取れない1週間でした。

しかし、14回目の集中講座はこれまで以上に充実した内容となりました。
入場者数が245名、出演者、音響、スタッフと家族も加えると297名が一堂に会したことになります。
集中講座史上最大の数となりました。
前売り券の売れ行きが良く、電話予約も次々と入ってくるので、本堂に何人入るのか座布団を並べ椅子を並べて数を計算したり、心配したりして準備を進めました。
最終的には風呂場で使っていた介護椅子も使ったりして何とかなりましたね。
内容的にも素晴らしかった。
丸ごとやなせななという内容で、オープニングのステージ衣装、法話の際の法衣、そしてラストのステージではドレスで中島みゆきをカバーするという、いろんなやなせななを見られた、ファンにとってはたまらないライブとになりました。
映画の上映も、光量やスクリーンのサイズなど心配しましたが何とかなったようです。
縁ある最上町の方々とのヴァイオリンと合唱の共演もあり楽しめたと思います。

そして落語家六華亭遊花師匠の口演。まくらのおばあちゃんネタがツボにはまり、爆笑の渦となったのでなかなか抜け出せず、落語は短めの一席になってしまいましたが、思いっきり笑わせてもらったので皆さん満足したと思います。
方言言葉が近いというのは大きいですね。普通の会話だけでも笑いになります。ましてや自分にも経験のある話題であればツボにはまるのも必然です。
遊花師匠にはまた是非においでいただきたいと思います。

間に落語を挟んだので、コンサートがよけいに締まったというか盛り上がったと思います。
いろいろな要素があり変化があって、4時間という長丁場もあっという間に過ぎました。
準備の狙い以上の成果となりました。
それはスタッフの思いも同じで、いつも以上に気を遣った駐車場係、会場の人数確保と場面転換に苦労した会場係、1席も無駄なく客席を案内した会場誘導係、その他、受付会計、楽屋対応、門前市、司会、FM担当、記録係等々、それぞれの役割分担に責任をもって的確に応えてくれました。
ですから、打ち上げが盛り上がらないはずがありません。
自分が頑張った分、成功の喜びを共有したくなるものです。
美味しいお酒も海の幸も集まってきて、興奮した体に染みわたり、脳みそをすぐにマヒさせてくれました。
旨い酒と肴は幸せにしてくれます。さらに歌があれば完璧です。
最新のカラオケセットをレンタルしてプロジェクターも用意しました。
賑やかだったと思います。途中からどうなったのか覚えていません。
ここでは言えないことも出来したようです。

毎回言うことですが、集中講座はスタッフがいなければできません。住職や家族、数人の手伝い人ではとてもとてもできることではないのです。
今年も40名のスタッフが動いてくれました。
このスタッフに喜んでもらい、また来年来たいと思ってもらうのが住職の役割だと思っています。だから一生懸命準備もします。お金も使います。
できることはできる限りやりたいのです。
命を燃やし、命を輝かせ、この命を精いっぱい使っていきたいのです。使い切りたいのです。
人生の時間をすべて自分の時間として向き合うことで充実した人生となるでしょう。
そう、ある意味命を懸けていますね。それが楽しくてしかたない。
ただ、時間の短縮と経費削減の理由で、来年から法話は自分で務めることにする予定です。
「法・楽・笑」の基本は変えずに実施します。来年も楽しみに。


それではここで1曲お送りしましょう。中島みゆきで『一期一会』。


今週はここまで。また来週お立ち寄りください。