なあむ

やどかり和尚の考えたこと

サンサンラジオ216 地震と霊感

2019年06月23日 04時57分46秒 | サンサンラジオ
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ、第216回。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

6月23日、日曜日。

「山形沖地震」という名前のために、各地の方からご心配いただきましたが、震度は新潟県村上市の方が大きかったようで、最上町は震度4で町全体でも被害はなかったようです。
その時茨城にいて何が起こっているのかも分からず、LINEで「大丈夫ですか?」と尋ねられても「何が?」という状態でした。
いわゆるSNSの特長でしょうか、気軽に安否確認ができるようです。
あの時間、夜の10時半頃、電話であれば「こんな時間だから迷惑かな」などと考えたりもするでしょうが、SNSの場合はそのハードルは低いようです。夜中までもピンポンピンポンと鳴っていました。
鳴れば見ますし、心配いただけば返事もします。
現場の状態が分からないまま返事をするので隔靴掻痒の心持ちでした。
実はその晩はさんざんな夜だったのです。

地震が起きる前のこと。
その晩は茨城県内のとある旅館に泊めていただきました。
その夜はご接待も何もなかったので、こんな日は早く寝るに限ると7時には布団に入りました。
すぐに眠りにつけるのは特技です。
自分で「枕知らず」と名づけていますが、頭が枕に着いたのも知らぬ間に眠るような感じです。
ところが、寝入ってから嫌な感じがあって、部屋の中で人の気配がするのです。
他に誰もいない1人部屋の畳を歩く音がして、頭の上の方でもぞもぞと動く気配がします。
目を覚まそうとしても体が動きません。
そのうちに寝ている隣で布団をかぶってうずくまる気配がして、足で蹴ろうかと思いましたが足がうまく動きません。
これは何か変だと目を覚ますと背筋が寒くなってきました。
霊感のようなものとは全く無縁で来ましたから、こんな経験はこれまでありませんでした。
でも目を覚ましてみると、このままでは眠れないと思いフロントに電話しました「部屋に誰かいるんです」。
フロントでは思いの外すんなりと理解してくれて、別の部屋を準備してくれました。
そんなに簡単に理解してくれたのは前例があるからなのか、だから和尚をその部屋に充てたのかと勘繰って聞いてみましたが、どうもはっきりしませんでした。
その後、別件でやなせななさんとメールでやりとりしていて、その話をすると、「私も経験ありますよ」とのこと。
幽霊の団体さんが出たこともあるという話で、「その時は袈裟を掛けて寝た」と聞いて、あーその手があったかとうなづいてしまいました。
ただ、明日のためには寝ておかなければなりませんし、部屋をかえていただいた後だったので、その後もそんな感じになったらそうしようと。でもその場合は、部屋の問題ではなく自分自身に何か起こっているのだろうと思いながらうとうと始めました。
その直後に地震の心配メールが来たのでした。

ということで、その晩は早く寝るつもりが遅くまで眠られず。結局寝不足を引きずってしまいました。
あれが何だったのか、霊感のようなものが働いたのか、私には分かりません。
地震との関係もないでしょう。
でも、背筋が寒くなるという感じはあまりいいものではありませんでした。
その部屋はそのままでよかったのか、除霊しなくてもよかったのか。など言われても、霊感もない人が除霊できるはずもなく、私の役割ではありませんからどうにもなりません。
霊感などなくても結構です。要りません。夜はたっぷり寝たいです。


今週はここまで。また来週お立ち寄りください。