なあむ

やどかり和尚の考えたこと

サンサンラジオ229 メガネ変えた?

2019年09月22日 05時00分00秒 | サンサンラジオ
♪゜・*:.。. .。.:*・♪
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ、第229回。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

9月22日、日曜日。

お彼岸です。

一部
月曜日は、気仙沼清涼院のやなせななコンサートへ。
松林寺の集中講座にお仲間を連れて来てくれたので、今度はこちらからと、男衆5名で出かけました。
お揃いの紫のTシャツです。これも清涼院さんが来てくれた時にお揃いのポロシャツを着ていたので「悔しいから俺たちも出かけるときはお揃いのTシャツで」ということで作ったものです。
清涼院さんは広々とした素晴らしい境内と立派な伽藍で、カラオケ宴会もできるステージ付きの建物もあり、イベントには最適です。
コンサートはヴァイオリンも加わった5名のバンド編成で、ななさんも気持ちよく歌っていたようです。
終わっての打ち上げは、こちらも大盛り上がり。酒を飲み、語り、歌い、抱き合い。つながりを更に強くする宴会でした。
最上の男衆は、運転手をのぞいて出発と同時に乾杯で、食べては飲み、車に乗っては飲み、次の日も朝から帰り着くまで飲み続けでした。
更に帰ってから気仙沼ホルモンを焼きながらすぐに反省会。飲まずに運転してくれた男の慰労をしなければなりません。
ということで、ほろ酔いならぬどろ酔いの2日間でした。

二部
金曜日、彼岸の入日は毎年御詠歌による彼岸奉詠を行います。
今回は奉詠が終わってから尺八と琴による演奏会がありました。
今年まで3年連続で講師を務めた「心のセミナー」の主催者である千歳不動産の武田社長は尺八の師匠で「白龍」の名で琴古流尺八の師範をつとめておられます。
更に、普化宗尺八(虚無僧尺八)の免許もお持ちで、毎年各地で演奏をされている尺八の大家なのです。
社長から「心のセミナーでこれまでお世話になった恩返しに寺で演奏をさせていただきたい」という申し入れがありお願いしたというわけです。
お弟子さん方2名の尺八と琴の演奏も加えて彼岸供養の演奏を奉納していただきました。
白龍師匠が虚無僧の姿で現れると、本堂は静まり返り、風のような竹の音に引き込まれて行きました。
尺八は元々お寺の法器として使われていたようで、お経と同じような意味があったとのこと。お寺にピッタリのはずです。
ススキも飾って、秋の夜のいい時間となりました。


三部
「メガネ変えた?」
「確かに変えたけど、数か月前ね。それからあなたと何回か顔を合わせているけど、今更?」
ということがありました。
人はあまり人を見ていないんだなということが分かりました。
自分が気にするほど相手は自分のことを気にしていないし、顔やメガネなど些末なことは目に入っていないのでしょうね。
初対面であれば外見が気になるかもしれませんが、身近になればなるほど、外面よりも内面を見るものなのでしょう。
だから、表面のことはあまり気にしないほうがいいですよ。見ているのは本体の方ですから。
  皮一枚の肌を磨くより
  命を磨き、命を輝かせ
という言葉を作りました。それが例のTシャツのバックプリントになっています。
外面よりも人間を磨き輝かせていきましょう。



Tシャツが欲しいという方は連絡ください。

今週はここまで。また来週お立ち寄りください。