三ちゃんのサンデーサンサンラジオ。第336回。10月24日、日曜日。
昨日、禿岳と西の山がうっすらと白くなりました。初冠雪なのでしょう。早くないですかね。
8月20日から始まった本堂屋根葺き替え工事は、10月20日をもって予定通り竣工となりました。
これで、雨が降る度に気にかけていた雨漏りから解放されました。
とても丈夫な次世代ガルバリウム鋼板のニスクフロンSGLというトタン板で、20年塗り替えの必要もないとのこと。
事故もなく、まずは安堵しました。
先週の「怖れの分水嶺」の話、「内容とタイトルに違和感」というコメントをいただきました。
そうなんですよ。自分でも違和感を感じながらの話でした。
分水嶺は、日本列島の山脈で(別に日本列島でなくてもいいのか)降った雨が太平洋側と日本海側に分かれて流れる境目というような意味なので、先週の話の内容、「年齢による怖れの境目」とはピッタリ来ませんでした。
話の内容から言えば、上り下りの「峠」か「尾根」ぐらいが合っていたと思います。「分水嶺」という言葉の魅力に引っ張られて話始めたので、途中で引き返すことが面倒くさくなりそのままにしてしまいました。
ちゃんと読んでくれる方がいることに感謝。
私の欠点として、先回りして相手の話を遮る、というのがあると思っています。
たとえば、電話で話していて、相手が何を言いたいのかおおよその見当がつき、話の途中でこちらの意見を言ってしまうということです。
こちらの予測通りだとしても、全てを言い切る前に口を挟まれることはあまり気分のいいことではないはずです。
ましてや予測が外れて的外れのことを言ってしまった時には、「最後まで話を聞けよ」とイラっともさせるでしょう。
これまで、そういうことが多々あっただろうなと思ったことでした。
相手の声の調子、話し方でその行間にある思いのようなものを感じ取る能力はある程度あると思っています。
最初の一言で話の内容を推測してしまうということもないわけではありません。
しかし、それを先回りして、相手の話をじっくり聞けないというのは重大な欠点です。
良寛さんの「戒語」にある
人の物言いきらぬうちに物言う です。
何事につけ「待てない」という性格があります。
自分が思いついたことは、すぐに発信したくなります。
じっくり吟味して、いろんな方向から検討して、まとまったアイデアを出す、というところまで待てないのです。
そして、発信した事柄について、すぐにそのレスポンスを欲しがります。
相手をせかしたり、返信がないことにイライラしたり。
その上、思いつきの問題点に気づいて何度も修正して迷惑をかけたり。
結局わがままなのですね。
これまで、振り返ってみれば、思いつきで生きてきた人生だったように思います。
思いつきから始まった「まけない!タオル」や「地酒造り」などもあります。
そのすべてが間違いだったとも、すべてが迷惑だったろうとも思いません。
思いつきで、何かの役に立ったのではないか、と思うこともあります。
第一、自分にとっては思いつくことが楽しかった。
アイデアそのものが喜びだったと思います。
しかしその過程においては、少なからず周囲に迷惑をかけただろうと推測されます。
特に身近な人を巻き込んでは右往左往させたのではないか。
アイデアがどんどん膨らむにしたがってさらに先を急ぐという傾向があり、相手の反応を待てなくなるということがありました。
なんだ、反省のそぶりを見せて結局自慢か自己弁護か。
過去は振り返りたくないと思っているし、嫌な思い出など何の役にも立たないと思っていますが、今、誰かに嫌な思いをさせているとすれば、反省して改善していかなければなりません。
特に「物言いきらぬうちに物言う」は自戒したいと思います。
そのようなことがあった時は「ほら、また」と指摘してください。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
昨日、禿岳と西の山がうっすらと白くなりました。初冠雪なのでしょう。早くないですかね。
8月20日から始まった本堂屋根葺き替え工事は、10月20日をもって予定通り竣工となりました。
これで、雨が降る度に気にかけていた雨漏りから解放されました。
とても丈夫な次世代ガルバリウム鋼板のニスクフロンSGLというトタン板で、20年塗り替えの必要もないとのこと。
事故もなく、まずは安堵しました。
先週の「怖れの分水嶺」の話、「内容とタイトルに違和感」というコメントをいただきました。
そうなんですよ。自分でも違和感を感じながらの話でした。
分水嶺は、日本列島の山脈で(別に日本列島でなくてもいいのか)降った雨が太平洋側と日本海側に分かれて流れる境目というような意味なので、先週の話の内容、「年齢による怖れの境目」とはピッタリ来ませんでした。
話の内容から言えば、上り下りの「峠」か「尾根」ぐらいが合っていたと思います。「分水嶺」という言葉の魅力に引っ張られて話始めたので、途中で引き返すことが面倒くさくなりそのままにしてしまいました。
ちゃんと読んでくれる方がいることに感謝。
私の欠点として、先回りして相手の話を遮る、というのがあると思っています。
たとえば、電話で話していて、相手が何を言いたいのかおおよその見当がつき、話の途中でこちらの意見を言ってしまうということです。
こちらの予測通りだとしても、全てを言い切る前に口を挟まれることはあまり気分のいいことではないはずです。
ましてや予測が外れて的外れのことを言ってしまった時には、「最後まで話を聞けよ」とイラっともさせるでしょう。
これまで、そういうことが多々あっただろうなと思ったことでした。
相手の声の調子、話し方でその行間にある思いのようなものを感じ取る能力はある程度あると思っています。
最初の一言で話の内容を推測してしまうということもないわけではありません。
しかし、それを先回りして、相手の話をじっくり聞けないというのは重大な欠点です。
良寛さんの「戒語」にある
人の物言いきらぬうちに物言う です。
何事につけ「待てない」という性格があります。
自分が思いついたことは、すぐに発信したくなります。
じっくり吟味して、いろんな方向から検討して、まとまったアイデアを出す、というところまで待てないのです。
そして、発信した事柄について、すぐにそのレスポンスを欲しがります。
相手をせかしたり、返信がないことにイライラしたり。
その上、思いつきの問題点に気づいて何度も修正して迷惑をかけたり。
結局わがままなのですね。
これまで、振り返ってみれば、思いつきで生きてきた人生だったように思います。
思いつきから始まった「まけない!タオル」や「地酒造り」などもあります。
そのすべてが間違いだったとも、すべてが迷惑だったろうとも思いません。
思いつきで、何かの役に立ったのではないか、と思うこともあります。
第一、自分にとっては思いつくことが楽しかった。
アイデアそのものが喜びだったと思います。
しかしその過程においては、少なからず周囲に迷惑をかけただろうと推測されます。
特に身近な人を巻き込んでは右往左往させたのではないか。
アイデアがどんどん膨らむにしたがってさらに先を急ぐという傾向があり、相手の反応を待てなくなるということがありました。
なんだ、反省のそぶりを見せて結局自慢か自己弁護か。
過去は振り返りたくないと思っているし、嫌な思い出など何の役にも立たないと思っていますが、今、誰かに嫌な思いをさせているとすれば、反省して改善していかなければなりません。
特に「物言いきらぬうちに物言う」は自戒したいと思います。
そのようなことがあった時は「ほら、また」と指摘してください。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。