なあむ

やどかり和尚の考えたこと

希望への扉 リロダ

2012年12月13日 21時08分22秒 | シャンティ国際ボランティア会

元SVA(シャンティ国際ボランティア会)スタッフ、渡辺有理子さんが書いた本、『希望への扉 リロダ』。

有理子さんは、2000年から3年間、SVAミャンマー(ビルマ)難民キャンプ図書館コーディネーターとして赴任していました。

「リロダ」は、カレン族の言葉で「図書館」を意味する言葉です。

ミャンマー国境の村からタイ領の難民キャンプに逃げてきて、図書館員になった少女マナポの姿を通して、難民の現実、キャンプでの様子、図書館の活動が大変よく分かります。

実話を元にした創作児童書で、絵本のように小学生でも読める内容ですが、何度も涙を浮かべながら読みました。

そして、私たちのやってきた活動がこんなに素晴らしいものだったのかと、改めて気づかされ、感動しました。

有理子さんとは、12月1日、SVAの日のつどいで久しぶりにお会いし、講演を聞きました。その時に出来立てホヤホヤのこの本の紹介があり、先日送っていただいたのでした。

多くの日本の子供たちに読んでもらいたい本です。

アリス館刊、渡辺有理子作、小渕もも絵、1300円+税。

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