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♪゜・*:.。. .。.:*・♪
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。
12月3日日曜日。
師走に入りました。
皆様、何かと気ぜわしくお過ごしのことと思います。
私も今週は忘年会ウィークとなっています。
昨日から次の土曜日まで、8日間で飲み会の予定がなんと7日入っています。
楽しいね。
頑張れ肝臓!
話は変わりますが、
相撲ファンとしては、今回の不祥事に心を痛めています。
何があったかはこれから徐々に明らかになってきて、それに伴って更にいろいろな問題が見えてくるのかもしれません。
どんな社会においても、上に立つものは下の者より責任が重いという決まりです。
幕下の力士と横綱の責任は当然その重さが違います。
引退は仕方ないでしょう。
しかし残念です。
日馬富士、身長186㎝体重137㎏は現代の力士としては小柄の方です。
しかし、突き刺さるような立ち合いのスピードで横綱まで上り詰めました。
安馬の時代から、「お客様に喜んでもらえるような相撲を取りたい」という口癖の通り、根強いファンが多い力士でした。
土俵入り四股の所作が誰よりもきれいで、鷲が翼を広げるような手の動きは見ていて惚れ惚れしました。
小さい体で横綱を維持するのは並大抵の努力ではなかったと思います。
師匠の伊勢ヶ濱親方は現役時代の横綱旭富士で、私の最も好きな相撲取りでした。
そんなこともあり、伊勢ケ濱部屋の力士には気持ちが入っていました。
今回のことは、単なる暴力事件ではない何か角界の底にある別の問題がうごめいているようにも感じます。
それでも、現役の力士たちは、本当に体を酷使して鍛え上げているのです。
あの体でぶつかり合い、年六場所土俵に上がり続けるのは至難の業です。
時には流血し、けがをして休場すれば番付はすぐさま落ちるという崖っぷちの連続で生きているのです。
明治維新の時、断髪廃刀令が出されましたが、力士だけはちょんまげを許し、横綱には帯刀も許しました。
それは「侍」の象徴として力士にその心を託したのです。
だからこそ、力士には武士としての厳しさを強いられるのです。
単なるスポーツではありません。神事でもあります。
ちょんまげで生活するのですから、力士を隠しようがありません。
生活そのものから、日本人の範を求められるといっても過言ではありません。
それほどの重荷を背負って力士は生きているのです。
我々一般国民は、力士にもっと敬意と感謝を込めて相撲を見なければならないでしょう。
こういう事件があると、モンゴル人に対する批判が集まることが心配されます。
国技だ日本人の魂だと。
でも、日本で生まれた人だけが日本の心を理解するとは限りません。
逆に、日本人でありながら日本の心を知らない人が多いのではないですか。
アジア、ヨーロッパ、アフリカからやってきた若者が、慣れない日本語と伝統文化・習慣に苦しみながらちょんまげを結って頑張っているのです。
相撲の世界の懐の広さを感じますし、その努力も評価します。
むしろ相撲道を通して、日本の心「心技体」を広め、世界の平和に寄与することもできるだろうと思うところです。
いずれにせよ、力士に敬意を表しながらこれからも応援していきたいと思います。
皆様も、厳しくも暖かいまなざしで相撲を見ていただきたいと願います。
ここでお知らせです。
今月1日から10日まで、東北教化センターのテレホン法話「心の電話」の担当になっています。
12月8日の成道会に因み「お釈迦様お悟りの日」というタイトルで話をしています。
お忙しい中、3分ほどの時間がありましたら電話をかけてみてください。
電話口で話が聞けます。
いえいえ、私が電話で直接話をするわけではありません。
録音のテープが流れるという仕組みです。
以前、檀家のおばあちゃんから心配されたことがあったので。
ですから、24時間いつでも聞けます。お気軽にどうぞ。
電話番号、フリーダイヤル0120-0874-24です。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!
今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。
12月3日日曜日。
師走に入りました。
皆様、何かと気ぜわしくお過ごしのことと思います。
私も今週は忘年会ウィークとなっています。
昨日から次の土曜日まで、8日間で飲み会の予定がなんと7日入っています。
楽しいね。
頑張れ肝臓!
話は変わりますが、
相撲ファンとしては、今回の不祥事に心を痛めています。
何があったかはこれから徐々に明らかになってきて、それに伴って更にいろいろな問題が見えてくるのかもしれません。
どんな社会においても、上に立つものは下の者より責任が重いという決まりです。
幕下の力士と横綱の責任は当然その重さが違います。
引退は仕方ないでしょう。
しかし残念です。
日馬富士、身長186㎝体重137㎏は現代の力士としては小柄の方です。
しかし、突き刺さるような立ち合いのスピードで横綱まで上り詰めました。
安馬の時代から、「お客様に喜んでもらえるような相撲を取りたい」という口癖の通り、根強いファンが多い力士でした。
土俵入り四股の所作が誰よりもきれいで、鷲が翼を広げるような手の動きは見ていて惚れ惚れしました。
小さい体で横綱を維持するのは並大抵の努力ではなかったと思います。
師匠の伊勢ヶ濱親方は現役時代の横綱旭富士で、私の最も好きな相撲取りでした。
そんなこともあり、伊勢ケ濱部屋の力士には気持ちが入っていました。
今回のことは、単なる暴力事件ではない何か角界の底にある別の問題がうごめいているようにも感じます。
それでも、現役の力士たちは、本当に体を酷使して鍛え上げているのです。
あの体でぶつかり合い、年六場所土俵に上がり続けるのは至難の業です。
時には流血し、けがをして休場すれば番付はすぐさま落ちるという崖っぷちの連続で生きているのです。
明治維新の時、断髪廃刀令が出されましたが、力士だけはちょんまげを許し、横綱には帯刀も許しました。
それは「侍」の象徴として力士にその心を託したのです。
だからこそ、力士には武士としての厳しさを強いられるのです。
単なるスポーツではありません。神事でもあります。
ちょんまげで生活するのですから、力士を隠しようがありません。
生活そのものから、日本人の範を求められるといっても過言ではありません。
それほどの重荷を背負って力士は生きているのです。
我々一般国民は、力士にもっと敬意と感謝を込めて相撲を見なければならないでしょう。
こういう事件があると、モンゴル人に対する批判が集まることが心配されます。
国技だ日本人の魂だと。
でも、日本で生まれた人だけが日本の心を理解するとは限りません。
逆に、日本人でありながら日本の心を知らない人が多いのではないですか。
アジア、ヨーロッパ、アフリカからやってきた若者が、慣れない日本語と伝統文化・習慣に苦しみながらちょんまげを結って頑張っているのです。
相撲の世界の懐の広さを感じますし、その努力も評価します。
むしろ相撲道を通して、日本の心「心技体」を広め、世界の平和に寄与することもできるだろうと思うところです。
いずれにせよ、力士に敬意を表しながらこれからも応援していきたいと思います。
皆様も、厳しくも暖かいまなざしで相撲を見ていただきたいと願います。
ここでお知らせです。
今月1日から10日まで、東北教化センターのテレホン法話「心の電話」の担当になっています。
12月8日の成道会に因み「お釈迦様お悟りの日」というタイトルで話をしています。
お忙しい中、3分ほどの時間がありましたら電話をかけてみてください。
電話口で話が聞けます。
いえいえ、私が電話で直接話をするわけではありません。
録音のテープが流れるという仕組みです。
以前、檀家のおばあちゃんから心配されたことがあったので。
ですから、24時間いつでも聞けます。お気軽にどうぞ。
電話番号、フリーダイヤル0120-0874-24です。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
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