最近の動きをまとめて。
13日(土)松林寺大般若会、前大本山永平寺布教部長遠藤長悦老師に法話をお願いした。
14日(日)遠藤老師と北海道へ。二人とも以前布教巡回でお世話になったお寺の奥様のお参りに。思い出の場所である然別温泉の宿にも泊めていただいた。
今から10年ほど前、遠藤老師と私は期せずして相前後してこの地区を布教巡回したことがあった。東根市関山から集団で開墾に移住した現在の新得町のお寺に泊めていただき、奥様に心のこもったご接待をいただいたことが心に残っていた。その奥様が42歳の若さで他界されたという噂を聞いてから、いつかお参りをと遠藤老師と話をしていたが、ようやくこの度実現できた。
方丈様もまことに堅い方で、5時間正座のまま御酒を召し上がるような、実直が衣を着ているような方。4年前に、いずれ北海道の文化財になるような立派な本堂を再建された。
遠藤老師は、私の次女「霧衣」の名付け親でもあるが、この度新たな事実を耳にした。ちょうど次女がお腹の中にいたときに遠藤老師が宿用院に来られ、その時に、もし生まれたのが男の子であったら命名して欲しいとお願いしていた。
生まれたのは女の子だったが、だからとも言えず、命名していただいた。因みに男の子だったらどんな名前を考えておられたのですかとお尋ねすると、「現成」とのことだった。
すごい名前だなと家族で話題になったが、実はもう一つ考えておられたことがこの度判明。その名は「大悲」。多くの人々の苦しみを受け止め救っていく慈悲心のことをさすが、当時の親がこの名前を受け止められたかどうかは微妙。
道元禅師の教えに由来する「霧衣」には心から喜んでいる。
いずれにせよ、いささか疲れてパソコンを開く力もなかった。
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