親の家の風呂に入れてもらったものの、帰りの僅か2分の歩行が寒かった。よりによってこの一番寒いときに風呂釜が壊れたことを恨んだが、どうしようもない。
仙台の学生時代、アパートの風呂は男20人で二つを共用していた。風呂は1階、私の部屋は2階の端っこ。そのときのことを思い出した。そしてプロパンなので時々ガス欠で、沸かすことの出来ない日があった。もう湧いた頃かと時間を見計らって入りに行くと、火が消えて水のまま、あるいはぬるくて入れない湯温であったりした。
そういう時は冷たいまま、頭や顔、股、脇の下、足などを震えながら洗い、慌てて冷たい布団に潜り込んでいた。近くに銭湯もなかった。
一応風呂用のプロパンガスと各部屋へ供給されるプロパンガスは別のボンベであったので、自炊用には支障はあまりなかった。しかし、部屋でたくさんのお湯を沸かして体を洗う人がいたようで、翌日まで煮炊きも出来なかったことがあった。そのときは電気釜でインスタントラーメンを作って夕食と朝食を食べた。麺になかなか火が通らず伸びてしまい、美味しくなかったのを覚えている。
本日、とうとう風呂釜が壊れた。操作パネルが点灯せず、時折点灯しても風呂釜に点火しなくなった。笑ってしまったのは、「設定温度が変更になりました」という小さな声が途切れることなく何時間もすることである。思わず「お疲れ様」と声をかけたくなる。
出来れば一番寒いこの時期をこのままやり過ごして、少しでも暖かくなってから風呂釜の取替工事をしたかった。
昼過ぎに急遽ガスの代行店に来てもらい、見積りをしてもらった。風呂釜の納入は現在なかなかすぐには出来ないということは聞いていたが、まさか自分の家でこのようなことになるとは想像も出来なかった。
取替工事の見積書をもらい、取替工事を依頼したのち、横浜駅近くに出かけ、1200円で頭を刈ってもらって帰宅した。さっそく足を洗おうとしたが、お湯が出ない。冷たい水がつらかった。
本日から我が家では風呂に入れない。親の家の風呂に頼るしかない。我が家の場合は親の家がすぐ近くなので助かるが、そうでなければ、悲鳴が上がるところである。しかも7年ほど前に家から歩いて10分ほどのところにある銭湯は廃業してしまった。
昨晩、日付が変わった直後の1時過ぎに大分県などで震度5強の地震が発生した。実はその直後に就寝したのだが、地震のニュースにはまったく気が付かずに寝た。
朝になってスマホを見たらそのニュースが目に飛び火んできてびっくり。気象庁の発表は以下のとおりであった。
先日「津波」が発生したばかりだったので、津波のことが心配になったが、「津波の心配はない」と記載されていた。
けがをした人、水道管の破裂、家屋被害、ブロック塀の倒壊などが朝のニュースでも報じられた。しかも雨が降る予報になっており、瓦屋根の損壊などのある家屋では雨で被害がでる恐れもある。
しかも土砂崩れなどが起こりやすくなっているはずである。
【地震の概要】
検知時刻 (最初に地震を検知した時刻) 1月22日01時08分
発生時刻 (地震が発生した時刻) 1月22日01時08分
マグニチュード 6.6(暫定値;速報値の6.4から更新)
場所および深さ 日向灘 深さ 45km(暫定値;速報値約40kmから更新)
発震機構 西北西-東南東方向に張力軸を持つ型
震度 【最大震度5強】大分県の大分市・佐伯市・竹田市、宮崎県の延岡市・高千穂町で最大震度5強を観測した他、中部地方から九州地方にかけて震度5弱~1を観測
○ 防災上の留意事項
この地震による津波の心配はありません。
揺れの強かった地域では、落石や崖崩れなどの危険性が高まっていますので、今後の地震活動や降雨の状況に十分注意してください。
過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意してください。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多くあります。
南海トラフ地震の想定震源域内で発生した地震ですが、南海トラフ地震との関係を調査するマグニチュードの基準未満の地震です。なお、地震活動等については気象庁で注意深く監視しています。
今回の地震で揺れの大きかったところでは、地盤が緩んでいる可能性があり、少ない雨でも土砂災害が起こるおそれがあるため注意してください。
○ 地震活動の状況
今回の地震発生後、22日02時30分現在、震度1以上を観測した地震が10回発生しています(震度3:1回、震度2:2回、震度1:7回)。
○ 長周期地震動の観測状況
熊本県熊本、熊本県球磨、大分県中部、大分県南部、宮崎県北部平野部、宮崎県北部山沿いでは、長周期地震動階級2を観測しました。これらの地域の高層ビル高層階等では、物につかまらないと歩くことが難しい、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがあるなどの大きな揺れになった可能性があります。
○ 緊急地震速報の発表状況
この地震に対し、地震波検知から4.0秒後の01時08分48.8秒に緊急地震速報(警報)を発表しました。
図表等を含めた資料全文につきましては、下記の「資料全文」をご参照下さい。
問合せ先
地震火山部 地震津波監視課 電話 03-3434-9041
資料全文
令和4年1月22日01時08分頃の日向灘の地震について [PDF形式: 2.0MB]
【http://www.jma.go.jp/jma/press/2201/22/kaisetsu202201220310.pdf】
地震の起きた場所は、深いところで沈み込み帯に相当するところのようである。深いところであるが、体に感じる余震がかなり頻発している。そして過去から地震が頻発、多発しているところである。