天候のように体が重苦しく、軽快な感じがしない。どこか錆びついたようにスムーズに体が動かない、そんな感じの午後の時間であった。
妻と待ち合わせて、親の転院した病院へ。駅からシャトルパスが出ており、楽であるが、遠いところに通うようなしんどさがある。場所は退職前から退職後にかけての間に走ったり、かなり早いウォーキングに精を出していたころの、一番長い距離のコースの途中から少し外れた丘の上に登ったところであった。
この一周約13キロのコースであった。一月に一度位は通っていた。50代半ばから60代前半のころのことだが、よくこんな長いコースを平気で歩き通したり、走っていたな、と感心しながら見慣れた景色をバスの窓から眺めていた。体力は確実に低下している。しかもかなりの急こう配で低下している。悲しいことである。
途中下車をして外食をしてから帰宅。