★爪切つて身の軽くなる薄暑かな 岩西多加志
★帯解けば疲れなだるる夕薄暑 古賀まり子
薄暑にしては暑かった。横浜は28℃を記録した。風もあまり強くなく、暑さはいっそう強く感じた。
上記2句、暑さがひとしお感じる句に思えた。
爪ですら重く暑苦しい、同時に爪を切るという少しあらたまった気分によって、暑さに対して気分を引き締めているのであろう。
和装の女性を見ることもなくなったが、あのきりりとした着物を見ると頷ける。だが、私も現役の頃はネクタイ・ワイシャツを取るとどっと力も抜けた。私にも少しは理解できる。
二句め。現役の頃の氏のきちんとしたネクタイ姿を思い出し、懐かしい。
帯のほどけが、艶っぽいね。
長くなりそうだが、緩めるところは緩めnight。日々を確実にものにしよう。
現役時代、そんなにきちっとしていたかな?
服装にはズボラと思ってました(^o^)
ワイシャツとズボンは考えなくて楽でした。