「春画のからくり」以降、何を読むか悩んでいたが、昨日2,970円もするので躊躇っていた「「川の字」文化の深層心理学」(北山修・萩本快、岩波文庫)を購入した。
「西行」ももうすぐ読み終わるので、併行して読むことにした。
本日は、「序としての随想 北山修」にとりあえず目を通した。
心理学の本は、読みこなす自信はないが、常に入門書が読みたいと思ってきた。この本の最後の第9頌は「「川の字」文化にみる日本の性と育児」(田中優子)となっており、読み終わったばかりの「春画のからくり」(田中優子)からの流れもあり、興味深い。
心理学関係の本と言えば、理解できたとは思えないが、みすず書房の中井久夫の評論集を読み続けたのはものの考え方や視野を広げる一助になったことは記憶に新しい。今回もそれを願っている。