以下24日午後の毎日新聞の配信である。
★アベノマスク回収で配布遅れ 菅官房長官、中止など「見直し考えず」
菅義偉官房長官は24日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染防止策として政府が配る布マスクに汚れがあり、納入した2社が未配布分を回収すると発表したことを受けて、配布日程が予定より遅れると明らかにした。配布中止などの計画見直しは「考えていない」と否定した。
未配布分の回収を発表したのは、興和(名古屋市)と伊藤忠商事。政府に世帯向けの布マスクを納入しているのは計3社で、残りの1社分から不良品は確認されていない。
菅氏は布マスク配布について「マスクの総量が不足する中、国民の不安を解消する政策目的で必要な対応であり、代替できる手段がない」と説明。世帯向けの配布について「メーカーによる検品に加え、納入された商品を確認した上で配布している」と述べた。
政府は3月以降、高齢者施設や小中高校の児童生徒、妊婦らに布マスクを配り、4月17日から1世帯に2枚の配布を始めた。しかし、妊婦向けで数千枚の不良品があったほか、世帯向けでも配布前の確認作業でカビの付着などが見つかった。政府関係者によると、確認された不良品はいずれも海外から輸入されたものだという。5月中に全国への配達完了を目指していた。
私は読んですぐにおかしいと感じたことがある。
それは「どうして既配布分の回収をしないのか?」ということである。記者もどうして記者会見の場で質問しないのだろうか。
ガーゼマスクとはいえ「衛生用品」である。人の口元と鼻をおおうものである。目のすぐ傍に位置するものである。不良品が入っていたらすでに発売しているものでも回収の呼びかけをするべきものである。「配布したものは回収しない」ということを認めてしまっていいのか。
「メーカーによる検品に加え、納入された商品を確認」とはどういう水準の検品・確認なのか、これもはっきりしない。まさか目視だけということはあるまいと思うが、はっきり言ってとても信用できない。
「日記風&ささやかな思索・批評」を楽しく、そして「ウン・ウン」頷きながら、時には「そうなのかい?」などと独り言をつぶやきながら、長い長い自粛生活と格闘していますよ。でも、おかげで《籠の鳥》生活のストレスも多少和らいでいます。
それにしても「アベノマスク」にはあきれましたね。今やこれに見向きもせず、賢い庶民の皆さんは[手作りマスク」に凝ってます、愉しんでますヨ。
466億円プラス回収費用は税金です。全国民の皆さん!メガホン使って大きな声でブーイングしましょう。「返せ、返せ、返せ!」と。
ご訪問ありがとうございます。
目をとおしていただき感謝いたします。
自粛、外出できないとストレスが溜まりますね。
気分が塞ぐと体に変調をきたします。ご自愛を。
手作りのマスクに「コロナ飛んでいけ!」とマジックだと思いますが書いていた低学年の小学生を見かけました。むかし「インフル飛んでけ」と印字されたマスクも見かけました。
子どもたちもストレスが溜まっていますが、たくましくしたたかに生きていってほしいです。
大分では3割が不良品という報道もあったようです。洗って使うよりも廃棄・回収を呼び掛けたほうが、事故につながらないように思っています。
感染に注意され、健康でお過ごしください。