買い物の荷物運びは、ワイン2本と手洗い用の石鹸液2袋、野菜ジュース1本をリュックに入れ、40分ほど歩いて帰宅。妻は購入した食材を両手に抱えていた。
陽射しが明るく、帰ってくるまでは風もほとんどなくて気持ちのいい午後であった。
夜はゴヤの作品を収めた「もっと知りたいゴヤ」を捲っていた。「アベノマスク」のあまりの馬鹿馬鹿しさ、おカネをどぶに捨てるような施策にイライラして体に良くないとおもい、画集をひらいたのだが、ゴヤではさらに今の政治に対してイライラが募ってしまった。
いつの時代でも、人の上に立ってはいけない人が政治の頂点を極めてしまえことがある。そしてその悲劇を国民が穿き受けさせられる、ということが繰り返される。
日本も現在はそんな時代にいる、と断言できるのではないか。
ただし、あまり政治的な思い入れだけで作品を見てしまうと、表面だけをなぞるだけになってしまうという自戒は手放したくはない。