Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

葛飾応為の作品

2020年06月08日 19時57分51秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等



 先ほど美人画で有名であったという葛飾応為(生没年不詳)の作品「吉原格子先の図」(1818~44)を川瀬巴水の作品と比べるなどという冒険を行ったが、その時に応為の作品をアップしなかった。
 作品を見れば、先ほど、応為が和歌的で、巴水が俳句的との指摘に頷いてもらえるのではないか、と思う。
 上に掲げた作品である。誇張した明暗法と細密描写に優れた肉筆画が評価されている。また北斎作の作とされる作品にも応為もしくは北斎との共作が多くあるという指摘もある。
 その当否は私には判断しかねるが、西洋画の接種についても同様のことが云えるのではないだろうか。



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