本日は急遽妻に曳かれてまずは港北区の菊名池公園に接してある弁財天へ。港北七福神のひとつと称している。
朱印帳などもあるようで、思った以上に人が多かった。社務所などはなく、机を台にして朱印を押して貰っていた。日当たりの悪い場所なので、朱印を押したり、墨で社名を記載する人はかなり寒い思いをしているようだった。
幾度かこの公園は訪れたことがあるし、見たこともあるかもしれないが、七福神のひとつだったという認識をしていなかった。
近くの喫茶店で温かいコーヒーを喫して、すぐそばの妙蓮寺の本堂を訪れた。本堂では「御会式桜」という標識のある桜の木が小さな花をたくさんつけており、山茶花に混じっていて、不思議な光景であった。初めて見る桜である。
この妙蓮寺はお葬式で数度境内に入ったことがあるが、本堂を間近で観たのは始めであった。
次に六角橋の交差点のそばにあるスーパーの駐車場の奥にあるという布袋と福禄寿の大きな石像を眺めてきた。
由緒・謂れはわからないが、ネットでの情報ではこのスーパーができる数十年前に銭湯があり、その前にあったものを移したものらしい。
大きな石の台座の上に私の身長ほどもあり、表情もなかなかいい立派なものである。いかにも「ご利益」や「家内安全」の霊験がありそうな石像であった。
すでに薄暗くなりよく見えなかったが、水路敷を示す境界杭らしいものがあり、奥まで続いている水路敷に面しているように思えたが、正確なことはわからない。
こんな立派なものが物置のようなところに押し込まれているのは少々もったいないと思えた。
由緒書きもないのがとても寂しかった。七福神の内、まとまっていないが、3体の像を見て、本日の散歩は終了。