Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

降りそうで降らない黄昏時

2021年10月06日 19時56分51秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 「暮れそうで暮れない黄昏どき」は今を去ること46年前の1975年、南沙織ことシンシアのヒット曲「人恋しくて」の冒頭部分である。作詞: 中里綴、作曲: 田山雅充で、彼女が初めて有馬三恵子・筒美京平コンビから離れた曲でもある。
 私が就職した年、盛んに街中で流れていた。思い出深い。

 さて、本日9時45分過ぎに家を出て、横浜駅まで歩き、10時半の電車に乗ることができた。ちょうどそのころ横浜では最高気温を記録し、28.7℃ということであった。この気温は9月上旬波の気温と表示されている。
 線路敷きやホームの照り返しで直射日光に当たるととても暑い。しかし短くした頭の天辺だけは、弱いながらもホームを抜けていく風が心地よく感じた。

 印刷会社を後にして、駅中の喫茶店で昼食を摂り、13時半過ぎに帰宅。いつもならば家を出る時間帯である。夕方まで「日本美術の歴史」(辻惟雄)をじっくり読み、ブログの記事を書いてみた。
 16時過ぎから風が強くなり、雲行きが怪しくなった。全天厚い雲に覆われ、今にも降り出しそうな気配であった。夜のウォーキングが雨でできない可能性もあり、夕食前に5000歩ほどのウォーキングに出かけた。妻からの汗をかいて洗濯物を増やさないで、ということばを無視。さいわい風が冷たく、それほどの汗はかかなかった。しかし20時近くなった現在もまだ雨は降ってこない。「降りそうで降らない黄昏時」、少し不気味な風と雲である。



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