取り出してきたのはブラームスの「ホルン三重奏曲 作品40」と「クラリネット三重奏曲 作品114」。録音は前者が2002年と後者が2004年。
本日はホルン三重奏曲を繰り返し聴いている。初めは、聴いているうちに心地よく寝てしまった。第2楽章では寝ることはないが、第3楽章の緩徐楽章はゆったりした起伏の少ないメロディーについ寝てしまうことがある。ただし私は有名な第2楽章よりも、この第3楽章が好みである。
少し籠ったようなホルンの音色は当時すでに古楽器となったナチュラルホルンでの演奏が指定されている。このCDではナチュラルホルンの音に近いウィンナーヴァルヴホルンを使用しているとのことである。
ブラームスが32歳(1865年)のときの作品。第3楽章はこの年の始めに亡くなった母親の追悼の曲であるらしい。