メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

はじめてのともだち

2009-11-04 20:49:01 | 日記
昨日の祝日、午前中に大家さんがまたやって来て、洗剤をくれた。
「ご迷惑おかけして・・・」て、娘さんたちがうるさいお詫びのつもりなのかな?
こんなに洗剤ばっかり頂いても使いきれないんだけど。。
それよか、ちゃんと娘さんに苦情の旨を伝えて欲しい。
そして、休日くらいは1人でゆっくりさせてください/切願
前を通るたびに見えるから、いつかついでに寄るんじゃないかとドキドキする。

そんなこんなでまた不動産屋のサイトを本気で調べてしまった。

・・・騒音の一切ない世界に越したい・・・

何十万も払って、会社も休んだりして諸手続きをして越しても、また騒音に悩まされるなら意味がない/涙

思えば、最初の引越しからずぅっと騒音との飽くなき闘いだった。
綾瀬にいた頃は、隣りに小型犬がいて、1日中吠えっぱなし。
それよりそのコをヒステリックに怒りつづける飼い主の女性のほうが余計うるさかった
2年の契約を1年で出て、次に越した南浦和が1番平和だったな。

その次の蕨は、アパート前の大型犬2匹がこれまた吠えっぱなし。
全身に謎の湿疹が出たりでここも2年にならないうちに引っ越した。
前回の住まいは、1階のにいちゃんがアンプつなげてギター&ボーカルの練習を昼夜やってたし。

実家にしても一軒屋とはいえ道路沿いだから、狭い道なのに長距離トラックが深夜もガンガン走ってうるさい。
もう慣れたけど。きっと知らず知らずのうちに体調や精神的にも影響してるだろうな。


「白柴とうふの厚揚げ劇場」でこんどはこんな動画が紹介されてた。
はじめてのともだち

はじめてのともだち ~the answer

もちろん号泣です/滝涙


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薬師如来

2009-11-04 20:31:44 | 日記
『小学館版 少年少女 学習まんが 日本の歴史5 貴族のさかえ』
著者名:監修/児玉幸多 まんが/あおむら純

<登場人物>
●平将門:関東に独立国を作り、自ら新皇を名乗り都の脅威となり滅ぼされる。
●藤原道長:娘を何人も天皇の妃にし、藤原氏の全盛時代を築く。
●清少納言:一条天皇の中宮定子に仕え、随筆『枕草子』を書く。
●紫式部:一条天皇の中宮彰子(道長の娘)に仕え、『源氏物語』を書く。
●白河天皇:上皇となり、初めて院政を始める。院の警護のため武士の力を利用する。「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」と述べたという。

唐風から国風文化を生み出し、十二単を着たり、かな文字で日記を書いたりした平安時代の人々の暮らしがいろいろ載ってる。
仏教の力は次第に衰え「末法の世」といわれ、みんなは阿弥陀如来にすがった。
(教えが正しく守られる「正法」→形式だけになる「像法」→教えが衰え、天災や戦乱が起こる「末法」)


NHKスペシャル 文明の道 仏教飛翔の地
図書館にあるVHS は大体教育ものが多い。普段レンタル屋では借りないから新鮮。
今作は、インドで生まれた仏教がどのようにして世界宗教にまで発展したか、そのルーツがまとまっていて面白い。
出家して、食事は托鉢のみ、山奥で厳しい修行を積まないと会得できないという宗教だった仏教。
偶像を作ることも戒律によって禁止されていたが、数々の遺跡から民衆の心を捉える教えに変遷する様子が分かってきた。

ビックリしたのは、遺跡の中に仏像の左右にギリシャ彫刻(アレクサンドロス大王とヘラクレス)が一緒に刻まれているもの/驚
支配を広げながらギリシャ人を置いて文明を築いていったアレクサンドロス大王はガンダーラにも足を延ばしていた。
シルクロードの中間点を支配したのは当時有力だった遊牧民族の「クシャン族」
巨万の富を手にしながら、信仰していた「ゾロアスター教」の死後世界(死んだら神様の裁きでその後が決まる)に不安を感じていた。
彼らの心を捉えるため、仏教は次第に「仏にすがれば誰でも極楽浄土へ行ける」という身近なものに変貌していった。

と偶像を崇拝するゾロアスター教の影響を受けて、次々と仏像が作られ、経典も伝わり、壁画にも残されている。
それが遠い島国、日本・奈良に伝わって広まったってゆうのもスゴイなあ!
東大寺二月堂の「お水取り」の行事や「火祭り」も、火を崇めるゾロアスター教の名残りだと紹介されてた。
棒?の先につけた火の玉を振って、大量の火の粉を浴びて煩悩を払う、大迫力なイベント!(火事にならないの?!

それにしても好きな研究のためとはいえ、遠い異国の地で20年間も遺跡発掘したり、
その後の研究をコツコツやり続けているってすごいなあ!
2000年近くも昔に造ったストゥーパや、描がれた壁画、書かれた経典が21世紀までちゃんと残ってるのがスゴイ!!!


photo:
薬師寺の薬師如来。人の心身の病を救い、病気に応じて薬を与え、健康を維持してくれる応病与薬の仏で、医王如来とも呼ばれる。
カラダの悪いところが全部スッキリと治るおクスリください。。


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