メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

連戦連敗

2009-12-14 22:08:54 | 日記
先週月曜は、鍼の予約を入れたはいいが、リュウ先生にまたひどく怒られて、冷たい雨降る中号泣して帰った。
そもそもこの恐ろしく不味い漢方が一体何に効いてるのか、高い金出して続ける価値があるのかどうか、
そんな話からもつれちゃったのかな、たぶん。
「わずか3週間で辞めた人なんて今までいないよ!ちゃんと自分に投資すべきだ!」とかなんとか。
散々いろんな医者を回って、金は払いまくったっちゅーのに。。
そのうち「親身になって相談に乗ってくれる友達を作ったほうがいい」とまで言われて、
泣きながら、やっとのことで「心配してくれる友だちはいますっ!」とだけ言うのが精一杯でした。無念。

医院の壁に飾られたリュウさん直筆の文字が「何て書いてあるか読めますか!?」と聞かれて、
昔の漢字の上、達筆すぎて読めず、「読めません」てゆったら「失礼だけど、高卒ですか?」だと。
学歴や収入で人を判断するってどーなの?
家に帰って思わず調べたけど、どうやら「医は仁術なり」ざっくり言えば「思いやりをもって治せ」みたいな意味。
心身弱ってる人に向かって暴言吐いてるどこが思いやりなんだろ?自分への戒めで掲げてるのか?
ウィキに「特に江戸時代に盛んに用いられたが、その思想的基盤は平安時代まで遡ることができる」なんて書いてあって、今読んでる歴史と微妙にリンクしてて笑ってしまったけど。

リュウさん最後には「自分にも同じ歳くらいの妹がいて、妹だと思って言ってあげてる。口は悪いけど、わたしは悪い男じゃない」と一生懸命自分をフォローしてた。
自分の気持ちをうまく言えなくてよく泣いてた小さい頃を思い出して、全然変わってないんだな。
口喧嘩じゃ勝ったためしがないから、泣くしか方法がなくて、「泣けばいいと思って」てダメ押しされる。
同じ屋根の下で暮らしてる親や兄でさえ、ほんとうの気持ちなんて互いに分からないものなんだなって思った。

結局、「3ヶ月飲んだら絶対効果が現れる!」て言い切ったリュウさんの言葉がほんとかどうかを確かめるべく
処方箋取りに行って、4週間分を先払いしたから、1週間経って、重い足で今日取りに行ってみたら、
ほかのお客が2人いて、用件だけ喋って漢方をもらってこれてよかった(ほっ
てか、ストレスがまた1コ増えただけじゃん?


ブラタモリ~品川
品川神社なんて知らなかったな。富士塚(品川富士)は以前新宿歴史博物館の特別展で見た富士山を模したもの(登ってみたい
運河から眺める都市と、昭和の名残りのミックスが面白かった。次回は横浜。


『新日本紀行 9 ~東京 葛飾』NHKビデオ 30分
昭和43年9月放送てだけあってなかなか時代がかった映像とナレーション。
柴又帝釈天、矢切の渡し、川魚料理店、メッキ工場、都心の農家などを紹介。
今じゃ下町風情がイイってゆうところを、高度成長期から遅れた町扱いになっちゃってるのが可笑しい。

バンバン×ハッチェルバンド「新宿ガンボ」@新宿レッドクロス
2010年2月2日(火) open 19:00 start 19:30
ローソンチケットにて12月18日(金)~前売りチケット販売開始。
前売料金:3,000円 当日料金:3,500円 ※共にドリンク代別(500円)
ローソンチケット Lコード:70823(12/18発売)
これは観なきゃっ!!!


田舎から送ってくれたりんごを毎日食べてる。蜜たっぷりでほんとに美味しい!

会社の同僚Yさんにりんごをあげたお礼にもらったクッキー超美味かった♪
LOBROS SWEETS BOUTIQUE
荻窪ルミネで買ったらしい。
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江戸時代初期

2009-12-14 21:05:52 | 
『少年少女日本の歴史12 江戸幕府ひらく / 江戸時代初期』
著者名:監修/児玉幸多 まんが/あおむら純

<主な登場人物>
徳川家康:征夷大将軍となり江戸幕府を開く。武家諸法度などを公布。
●豊臣秀頼:秀吉の子。方広寺の鐘銘「国家安康」「君臣豊楽」という文字が問題とされ、その後の大坂の陣で破れ、母・淀殿とともに自害。
●徳川家光:三代将軍。参勤交代制を定め、鎖国令を出す。日光東照宮を建てる。
●天草四郎:美少年でデウス(神)の使者と呼ばれ、島原の一揆の首領になるが皆殺しとなる。

佐渡、石見(島根県)などの金山・銀山を開発し、貨幣を統一して商業を発展させた。
こないだのブラタモリでも見たけど、江戸は元々湿地が多くて、埋め立てた場所だったのね。
日光東照宮に家康が神として祀られてるってことも知らなかった。
朱印船でオランダやスペインと貿易を進める一方で、それまでのポルトガル経由のキリシタンを弾圧した。
東南アジアに進出した日本人が「日本町」を作って、日本式の暮らしをしていたのも驚き。


『少年少女日本の歴史13 士農工商 / 江戸時代前期』
著者名:監修/児玉幸多 まんが/あおむら純

<主な登場人物>
徳川綱吉「生類憐みの令」を出し、犬公方と言われた五代将軍。儒学、朱子学を学び、孔子を祀って湯島聖堂を建てた。上野の寛永寺に霊廟あり。
●大石良雄:主君浅野長矩が吉良義央との一件で切腹したあと、同志を集めて吉良邸に討ち入る。
●井原西鶴:「好色一代男」「日本永代蔵」など多くの小説を書いて人気となる。
●菱川師宣:浮世絵版画の始祖。「見返り美人」などを描く。
●松尾芭蕉:弟子・河合曽良とともに旅をしながら独自の俳諧をつくる。「奥の細道」などの紀行文を著す。

本郷の本妙寺から出火した火事はわずか2日間で江戸城ほか江戸の町の大半を焼き尽くした(明暦の大火)。
その後は火除け地や、隅田川に両国橋が造られ、神田明神を残してほかの寺社は浅草などへ移転するなど
江戸はさらに大きく再建され、その後の町の原型となった。
富士山の噴火もあり、宝永山ができたのもこの時代。

年末になると特番になる「忠臣蔵」もこの頃の話。
勅使の接待役を任せられた赤穂(兵庫)城主・浅野長矩は作法を教えてくれる吉良義央と仲が悪くて、
殿中(将軍のいる御殿の中)で刃傷事件を起こしたため領地没収の上、切腹を命令される。
喧嘩両成敗ではなくて、吉良はお咎めなしだったために怒った赤穂浪士46人は12月吉良邸に押し入り敵を討つ。
忠義を貫いたとは言えみな切腹の処罰となる。これが歌舞伎の題材となって大人気となったとのこと。
なるほど。今までなんとなく見てた話もやっとあらすじが分かった(今頃・・・

大坂や京では商業の発展とともに町人文化(元禄文化)が花開く。
浮世草子の井原西鶴、人形浄瑠璃(今の文楽)の作者・近松門左衛門、浄瑠璃太夫の竹本義太夫、
歌舞伎の市川団十郎(江戸)、坂田藤十郎(上方)、屏風や蒔絵の尾形光琳など。

参勤交代などのために設けた五街道(東海道・中山道・甲州道中・日光道中・奥州道中)が発達した。
中でも京都~江戸間を結ぶ東海道は重要で、箱根の関所は出る人も入る人も厳重に取り締まった。


「奥の細道」の旅を終えた松尾芭蕉は江戸に戻って3年後、九州への旅に出かけ、
途中の大坂で病となり10月、51歳でこの世を去る。死を前にして詠んだ句は、

「旅に病んで 夢は枯野をかけめぐる」
(旅の途中で病気になっても、夢の中では、草の枯れた野原を旅している)


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