不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

池袋&巣鴨をブラタモリ

2011-01-29 23:32:20 | 日記
ブラタモリ

ついに、わが第2のホームタウン・ぶくろにタモさんがやって来た!!!
池袋駅が全国2位の乗降客数を誇るなんて知らなかった/驚
でも、その昔は田んぼだらけの「池袋村」。袋=川と川が合流しているところ って意味から、
川の軌跡をたどって「池袋地名発祥の推定場所」と紹介されたのは本町2-2って随分外れだよね?

池袋駅が明治36年に出来たばかりの当時の写真を見たら、なーんもない原野!
目白から折れ曲がるには高低差がありすぎたから、平地のぶくろが選ばれた。
目白の線路は人が掘ったんだ!低地には盛り土。
大体ぶくろを撮影する時ってSEIBU側を撮るけど、わたしはTOBU側が好きです

巣鴨も台地。江戸時代の旧中山道ってことでとにかく平ら(って、あれ?!サケが流れてなかった?!
大福美味しそう~♪昔はの名所で、古地図にも「植木屋多シ」て書いてある。
昔の植木屋=植物園で、鑑賞するお客さんを集める観光地でもあった。
ソメイヨシノはここが大元。

旧古河庭園はぜひ行ってみたい!!!バラ園の西洋式→ツツジの和式が素晴らしい。
1階の「バラの間」からは西洋庭園、2階の和室からは和式庭園が見えるという凝った造り。

今回ももりだくさんで面白かった~♪次回は「外堀」。こちらも楽しみv



角川映画主題歌集
一挙に集結してるって、これは素晴らしいぞ。



追。
写メは、こないだのバスツアーでライブ友さんからいただいたたくさんの紙!
「この世に存在しない想像上の生き物シリーズ」をたくさん描いてもらった中で1番のお気に入りは、
このなんとも可愛い3兄弟です
ありがとうううう!!!

コメント

『いのちの食べかた』(2008)

2011-01-29 23:01:15 | 映画
『いのちの食べかた』(2008)

食べ物についてのこの話題作が気になってはいたけど、
動物たちが殺される場面を見るのは辛かろうと見送っていたが、
やっぱり観ておくべきだろうと決心して観てみたら、
肉だけじゃなくて、野菜、魚、塩などさまざまな食材を撮っていて、
生々しいシーンもあるけど、過剰に煽らず、批判に偏ることもなく、冷静に見つめるカメラワークは、
時に美しくもあり、悲しくもあり、驚きに満ちていた。

それにしても、一口に食品業界といってもいろんな仕事があるんだなぁ!
みんな黙々と働いている。普段の仕事中って客観的に見たら、自分もこんな風なのかもしれないな。
ヘッドフォンしてるのは音楽を聴くため?

ランチ風景も時々挟まれ、海外のランチって本当にシンプルだよね?
サンドイッチとコーヒーみたいな。栄養バランスは大丈夫なのか心配になってしまう
そもそも食べるために働いているはずなのに、本作を見てるとけして楽しそうな食事風景とは言えない。

ただチキンになるためだけに大きな倉庫みたいな場所でエサをもらっているヒナの大群。
ポークになるためだけに狭い空間でエサを与えられる豚さんたち。
頭への一撃で殺されて、吊るされ、機械でまっぷたつにされる牛さんたち。
飛行機で大量の農薬を浴びる広大なひまわり畑
白い鉄壁みたいな幻想的な場所は岩塩だったんだ/驚

映像特典は、監督のインタビュー。屋外で撮られてそのまま使われてるから、
質問者と通訳さんの張ってる声がかぶって聞き取りにくかった。

「食品がどんどん安くなっているワケを知りたいと思った」のがキッカケ。
「作りすぎたから大量に廃棄したというスキャンダルがニュースとして取り上げられなくなったのも気になった」とか。
撮影の交渉を始めたのは、デンマークの豚の場から。
ヨーロッパでは場の撮影は難しい。殺す場面を見せるのはNGだったが、
監督らの「真実を伝えたい」というシンプルで真摯な姿勢にみな協力的だったそう。

あらゆる仕事を機械化・オートメーション化した20世紀の奇跡的な発明は、
人々の働き方を劇的に変えたけれども、動物の命を単なる食品としてしか扱わない、
まったく人間の都合だけを考えた代物だった。

昔のように、自分で鶏や豚を育てて、食べる時には自分で殺さなきゃならないとしたら、
今よりもっと特別な場面にしか口に入らない特別な料理となって、
命を頂くことへの深い感謝も生まれることだろう。


消費者のひとりとして、現代社会のシステムから逃れることは難しいが、
せめて食べる時は、意識して、感謝して、いただこう。

コメント