メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ユザワヤ新宿店ほか

2012-08-08 23:55:55 | 日記
セゾンのポイント交換の件。
カタログを見ても、やっぱりこれといったのもないし、
もっと安くて選べるほうがいいから、ポイント全部をUCギフトカードに交換することに決めて、
早速電話して申し込んだ
1~1ヵ月半後くらいに郵便書留で届くそう。


毎日暑いからといって、家の中ばかりにいては、
行動療法にならないから出掛けてみた。
家を出た昼時はそこそこ暑かったけど、あとは屋内にいたし、
帰りはひんやりとした空気が秋みたいだった/驚

まず行ったのは、最近気になる手芸店&文具店も兼ねているユザワヤ新宿店
行ってみて、その品数の多さ、種類の豊富さにビックリ
ついつい全部の棚を見て回って、脚が棒、ノドがカラカラになってしまった/渇

地下鉄から高島屋へは、地下から歩いて10分もかからないしv
ワンフロアとはいえ広いから、長い生地とかは1本そのままを縦長カートに入れて、
店内をゆっくり見て回れるんだ~便利
生地やリボンなどは、C2カウンターで欲しい丈だけ切ってもらってから会計に行く。
みんな一体何を作るんだろう???

生地の名前もたくさんあって、どれもやたらと可愛い
なんだか小さなミシンでも買って、いろいろ縫いたくなってくる(出来ないけど

スタンプを手作りできるキットとか、文房具雑貨も豊富
自分でもあらゆるモノが作れるし、既製品として売ってもいるから有難い

ポストカード用の紙束なんかもあったな。
画材道具、材料もかなりの種類が揃ってた。

部屋の生地とかを緑にするだけじゃなくて、実際そこいらに生えている雑草を拝借して、
ガラス瓶などに入れて、植物を上から垂らすなんてのもイイかも?
見ていると、いろんな楽しいアイデアも浮かんでくる

「作った作品をネットで売りませんか?」なんてポスターも貼ってあった。
ほんとにプロ級の器用な人っているもんね。手創り市でも売ってたし。

そんなわけで、有料だけどユザワヤカードまで勢いで作ってしまった!
500円で有効期間1年間てのは、そこまで手芸をしない自分にはお得がどうか分からんけど



そのまま、エスカレータを下りながら、普段滅多に行かない高島屋内をついでにチェック。
そしたら、半分はハンズなのね。
ここも、いろんなアイデア商品満載で、いつ見ても飽きない。

シュライヒってメーカーの動物フィギュアは、作りがとってもリアル&お手頃価格なのが自分好み
好きな母親の来年の誕プレに馬フィギュアでもプレゼントしようかな?w
こないだ、馬のカードを送っただけで、えらく喜んでいたし。


ぶくろの3コインズにもまたまた出没。お世話になります/礼
「あさイチ」内の『恋する雑貨』の番宣で、家中にを多用している北欧のおウチが紹介されてたのが
すごく印象に残って、以前から自分もそうゆうナチュラル志向で、籠好きだったから、
これまで安いプラで色の統一感もまったく考えてなかったけど、
これからは1つずつ、籠に替えていくことに決めたv

  

たしかに、網目にホコリが入ったりしてメンテに手間がかかるけど、
木の家具同様、使うほどに馴染んで、自然のものはとにかくココロをほっとさせる

前回、目につけていた無印のシングル羽毛布団(1万円→5000円になってた
を買おうと行ってみたら、もう売り切れていた上、今後も生産しないことが分かった
ネットなら季節を問わず注文できるけど、冬布団の種類が少ないんだな。。

あとは、キッチン周りなどの小物類を探す予定。



追1。
ルミネ入り口付近で絵画製作を公開していて、期間が短いようだから写メった。
  

追2。
今夜も首の鈴を鳴らして、お隣りのにゃんこが駆けつけて来てくれたけど、
フラッシュたいて、夜景モードにしても、1枚もちゃんとした写メが撮れず・・・
化け猫みたいになっちゃってゴメンよ/涙


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アメリカン・コーラスの歴史

2012-08-08 23:11:30 | 音楽&ライブ
図書館で借りたCDシリーズ。
わたしが借りるのは、閉架が多いな
またメモがやたらと長くなってしまったのをご了承くださいませ/謝×5000

HEART(こころ)/ウィンダム・ヒル(キャニオンレコード)
ウィリアム・アッカーマン/g ジョージ・ウィンストン/P
「ウィンダム・ヒル」て単語が何なのか気になって借りてみた。
レーベルの名前だったのか→ウィキ参照
ジョージ・ウィンストンとの関わりも深いようだ。
「その自然風景を反映するジョージのプレイは ニューエイジ(癒し系音楽)と認知されている」だって(同じくウィキ
本当に、パソ打ちながら聴いていたら、45分過ぎていたってくらい自然な音。

【ライナーメモ】
・リリコン=1970年代に米国で開発されたアナログシンセサイザーを用いた電子楽器で管楽器と同様の吹奏楽器(ウィキ参照
Lyricon Museum
・ウィンダム・ヒルのCEO・ウィリアム・アッカーマン曰く
「ウィンダム・ヒルの音楽は、現代人にとっての心のシェルターになっているのだと思う。
 人々は、そこで疲れや心の傷を癒し、再び元気を取り戻して社会の荒波に乗り出してゆく。そういった効果があるように思える。

・ウィンダム・ヒルを聴いたからといって現実逃避にはならないので自己嫌悪に陥ることもない。
 “逃避”と“避難”が異なるとすれば、前者は現実に目をつぶることであり、
 後者は現実やあるがままの自分をよく見て一時的に身を引くことである。
 音楽の中で自己と対峙した時に、それがたとえ醜い自分・嫌な自分であっても
 優しい旋律で包み込んで支えてくれるので、安心して向かい合うことができるのだ。

・ウィンダム・ヒルは自然との関わりを大切にするが、彼らは山奥に住む仙人のような生活をしているわけではない。
 ふつうに町や郊外で生活をしている人たちである。
 彼らは経済的に満足することよりも、自分で納得できる音楽を創ることを優先する。
 金を得るための手段として音楽を創るのではなく、自分の生き方の表現手段として音楽があるのだ。

・マイケル・ヘッジスは、左手でフレットを抑えながら旋律を弾いたり、ハンマーのように弦をたたきながら弾いたりする。
 アルバムはすべて多重録音ではなく、1回で録音されている。、
・ギターの野中英紀とシンセサイザーの日向大介の2人組は、コンピュータを駆使し、ウィンダム・ヒルに新風を吹き込んでいる。
・♪モンタナ・ハーフ・ライト は、映画『植村直己物語』のテーマ曲/驚


小笠原諸島(Della)
波音から始まって、小鳥のさえずり→クジラやイルカの鳴き声って黄金のパターン。
小笠原諸島は一度行ってみたい場所の1つ。これをいつか生音で聴いてみたい
船で1泊かかって、1週間滞在ってゆうのが、どうにもハードル高いんだけど
イルカとか、クジラとか、見たいなあ!

【ジャケメモ】
録音には「ボールバウンダリーマイク」(ショップス社・ドイツ製)を使用。
自然な音場空間を再現し、臨場感のある立体サウンドを体感できます。

やっぱり、ヘッドフォンで聴いたほうがいいのかもな、こうゆうリラクセーション・ミュージックは。


Forest

ジョージ・ウィンストン/PF
これはDellaじゃないんだ。癒し系ジャンルとも違った感じ。
ピアノで自由に自己表現している1枚。
ん?10曲目の♪Walking in the Air は、どこかで聴き覚えが・・・ナウシカ?

【ライナーメモ】
・10曲目は、『スノーマン』からだった
・ジョージ・ウィンストンは、ハワイアンのスラック・キー・ギターの名手たちの演奏を研究すると同時に、ソロ・ギターのレコーディングも手がけている。
 「スラック・キー」とは、ハワイ特有の美しいフィンガー・スタイルの伝統的ギター演奏法の呼び名。
 1800年代の初期に始まった。スティール・ギターが発明される半世紀も前のこと。
「ストライドピアノ」とは、右手で即興演奏をしている間に左手で低音部とコードの間を行ったり来たりする奏法のこと。
 1920年のラグタイムのスタイルから生まれた。名手としてはファッツ・ウォーラーが有名。


コーデッツ・グレイテスト・ヒッツ ケイデンス・バーナビー・コレクション②
♪ミスター・サンドマン ほか聴いたことある曲もあった。

【ライナーメモ】
・エヴァリー・ブラザースはビートルズをはじめ、多くのミュージシャンに影響を与えた。
・コーデッツのヒット曲は映画『スタンド・バイ・ミー』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などに使われた。
・結成は1946年。女性版バーバーショップ・カルテットのはしりとも言える。


アメリカン・コーラスの歴史 バーバーショップからヒップ・ホップまで
バンバンも歌ってる♪手紙でも書こう の元ネタが入っていた
ライナーメモを読んでとんでもない1枚を掘り当てた気分
選曲・監修・曲解説は、中村とうようさん、特別寄稿文を山下達郎さんが書いている。
メモが異常に長くなってしまったけど、ルーツの勉強にもなるのでご勘弁を。。

【前説メモ】
・日本では単旋律の節回しが歌の基本、それに対して欧米ではハーモニーが重要だ。
 優劣ではなく文化の違いであり、欧米ではキリスト教音楽がそういった伝統を育んできたのだろう。(中村とうよう)
・MCAレコード(MCA Records, Inc.)=アメリカ合衆国のレコード会社(ウィキ参照

・戦後、音楽でも戦勝国アメリカの影響をもろに受けるようになり、ジャズに続いて流入してきたロックン・ロールは
 現在では完全に日本の文化の一部となって定着している。借り物文化ゆえの無知や誤解、思い込みが常につきまとってきた。

 特にロック音楽は「文化」であると同時に莫大な富をつむぎ出す「商品」でもあることから、
 表現への本質的問いかけがしばしば利潤追求の名のもとに沈黙せざるを得ないといういびつさが問題をさらにややこしくした。

 そもそも我々が継承すべき様式や伝統は本当にアメリカ音楽であるべきなのかという疑問もふくれあがってくる。
 ただ1つ言えるのは、たとえそれがお仕着せであったにしろ、常磐津や清元、唱歌や歌謡曲よりも、
 ロックのほうがはるかに素晴らしいと感じた、その魂には偽りはなかったということ。

 アプローチの1つとして、アメリカン・ミュージックの民俗学的な不断の解析がぜひとも必要。
 中村さんはゴスペル、ブルース、ロック、ジャズ、フォーク、そしてそれらのルーツとしてのアフリカ、
 さらにはラテンやタンゴといった音楽も研究を続けてこられた。
 60年代の傑作コンピ「RCAブルースの古典」以来、音楽分野での柳田国男的存在。(山下達郎)


【曲解説メモ】
・アルバムの音源の中心はアメリカ・デッカだが、その前身と言えるブランズウィック
 横振動SP盤を出し始めた1920年に、ごく若い番号で発売したクライテリオン・クァルテットから1900年代末までの28曲。
・常識的に言ってアメリカでのコーラスの大元は教会の賛美歌だろう。
バーバーショップ・クァルテット=床屋で順番待ちの間に客たちがコーラスするという現象。
 楽譜も見ず、アカペラだから、メロディに3度や5度の平行でハーモニーをつけるシンプルな形が基本。

・カントリーでは楽器演奏がボーカルより比重が大きいのが普通だが、古くからコーラスに重きを置いた珍しいグループがサンズ。
・ミルス・ブラザーズが有名になったのは、楽器の音の口真似を活かしたジャズ感覚あふれる歌いぶりによる。
 「ギター以外の楽器は使っていません」と断り書きがしてあったほど。

・戦前の白人女性グループのトップが、ニューオーリンズ出身のボズウェル3人姉妹。
 ♪手紙でも書こう はファッツ・ウォーラーの持ち歌で有名。

・9曲目。ソング・ライターのレオン・ルネが、フルバンドの音を人声で表現する実験として1曲だけ制作したもの。
・11曲目。黒人の宗教歌が素朴なジュビリーからモダンなゴスペル・ソングへと変わっていく転換点となったのがセラーというグループ。
「ドゥーワップ」はニューヨークあたりの黒人地区の街角で若者たちが集まっては一緒に歌っているうちに様式として成熟した。
 ドゥーワップこそソウルの源であり20世紀後半の黒人音学の主流を作り出したといえる。
・ヴォーカリーズ:楽器のアドリブ・ソロまで声で模写する、それもハミングやスキャットでなく歌詞をつけて歌ったのが新鮮で、そのやり方を呼ぶ。

巻末の「MCAジェムズシリーズ・ラインナップ」(企画・監修:中村とうよう)は、
どれも全部聴いてみたかったが、近所の図書館、杉並にもなかった。残念。。


追。
先日、病院内のスクリーンで、ふと見たら「音楽療法の効果」を伝えていた。
その後、会計のコーナーで待っている時に流れた「今日の名言」では、
宮沢賢治の言葉が流れていた(内容を忘れてしまったが
フシギなリンクの多い日だったな。


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notes and movies(1989, vol.5)

2012-08-08 22:56:26 | notes and movies
古いノートからの映画感想メモ転記シリーズ。
毎回10本ずつ紹介してゆきます。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等は深くお詫び申し上げます/謝罪


『カルメンという名の女』(1983)
意味が分からん(ヘコミマークだった


『エメラルド・フォレスト』(1985)
映像が幻想的で綺麗。


『バタリアン』(1984)
卒業生の見送り会の時に私たちはコレを見た!

(たしかに見送りには向いてないよね


『ブロードキャスト・ニュース』(1987)
ウィリアム・ハートの人の騙しようは『白と黒のナイフ』と同様、恐いくらい上手い。


『姉妹坂』(1985)
日本映画で泣かせること疑いなしの常套手段と言えば結核という設定が多い。
久々に宮川一郎太が出演しているぞ、というだけで観た割に良かった。
最後に出てくる詩は誰の作だったのか?
“いやなんです あなたがひとりで去ってしまうのは”


『殺したい女』(1986)
軽めのコメディ映画。妻を殺したい夫と、その妻を誘拐した夫婦のデザイナーと、
夫をゆすろうとビデオを撮る愛人の関係が絶妙。
残酷殺人鬼まで絡んで凝ったストーリー。


『ロングウェイ・ホーム』(1981)
『普通の人々』の中でも悩める青年役を演じた性格俳優(ティモシー・ハットン)が
ここでも3人の孤児の中で、父の役割を果たしていた兄・ドナルドを演じている。
その妻役はナスターシャ・キンスキーに似たセクシーな女優だった(ロザンナ・アークエットのことか?
ラストはあっけなかった。


『サテリコン』(1970)
監督:フェデリコ・フェリーニ
どちらかというと演劇舞台で演っているって感じ。
姿形の美しい少年、青年は成金王に可愛がられる運命を背負っている。
性もこれだけ氾濫すると大したものじゃなくなるね。


『The Grey Fox』(英語の授業で観たらしい
実存した男のストーリー。駅馬車ばかりを襲う“手をあげろ”の元祖、
悪役ヒーローであった男は、長かった刑務所生活からやっと出所した。
一時は妹の家でまともな仕事に就くが、血が騒いで金鉱掘りを偽って、
今度は列車ばかりを遅い始める。

自立している女と出逢い、偽名がバレ、25年の刑を言い渡されるが、
結局は脱獄し、女と共に写真家として名を残す。
女優が『猿の惑星』に出ていた人とソックリ。
ほとんど全員見知らぬ俳優ばかりで、かなり古い作品だが、淡々としている中に
心温まるものが感じられるような映画だった。教師のお気に入りらしい。


『ノー・マーシィ~非情の愛』(1986)
『ナイン・ハーフ』や『バットマン』に出演した女優(キム・ベイシンガー)が出ていた。
幼い頃、非情な男に売られてから、すべての自由を奪われた女が
はぐれ刑事と出逢い、結局一緒になってめでたし、めでたしのストーリー。
敵が強くて数が多い場合は屋敷にいろいろな仕掛けをして待つべし。
『エルム街の悪夢』の時もたしかそうだったよね。

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