■『アタゴオル玉手箱 9』
【白のささやき】
「シジホウサ」は吹雪の渦の中に現れ、出会ったものは凍死、助かった者も記憶をなくす。
けど、ヒデヨシの命への執着に負け、氷のバイオリンを置いてゆく。
唐あげ丸さんが弾くと死の旋律が聴こえ、背中に氷の羽根が生える。
「聞こえます。死者たちのささやき」
「生キテルウチハ 遊ビ続ケロ・・・」
【KAORI】
「ゲズス石」は見ている者が全員笑ってしまう石
普通なら持って帰れないのを、綴れ織り谷から持ってきたヒデヨシは再挑戦。
猛毒の地雷蜂の蜜が目的。リンゴ笛の爆音で逃げるはずが、刺されて膨らんでしまう。
風鈴森に落ちた隕石が月光を浴びて成長し、ヒデヨシに反応して羽根が出来、
その羽根を着けると眼も蜂と化して、世界は天然色で呼吸しているように見える。
「世界はたった1つの型に見えるんじゃないんだ。いろんな種がいろんな風に感じているんだなあ」
「ああ、オレたちは知らなかった。この世界は匂いの滝でいっぱいだ・・・」
【勝利の砂漠】
ナスカ前期にヨネザアド大陸を統一した蠍歯王(別名:顔無し王)の似顔絵大会が開かれる。
1位はパンツ君!「納豆食えない」(納得できない)とヒデヨシは抗議に行く。
主催者は、ゲレメレゲ砂漠にいる森島博士。
フシギな発明をしていた王が統一した各地に埋めたという「青尾眼石」という器械は、
竜巻が吹くと勝利者の姿が浮かび上がる。
歴代の王とともに、うどんを食い逃げするヒデヨシの姿も
「考えられる理由はただ1つ。蠍歯王がたくさんの苦しい戦いの果てに手に入れた喜び、
そうした勝利の喜びと同じ位の喜びをヒデヨシは、うどんの食い逃げで感じられるのです」
【トト&ドス】
洞窟で見つけたフシギな卵を食べられず、孵ったヒトデ?はヒデヨシを親と思って慕う。
ヒデヨシ君は親を知らない捨て子だったんだ。。
トトとドスと名づけて、毎日楽しく遊び、
夜は字が読めない代わりに勝手に作ったタコの話を聞かせて寝かしつけるヒデヨシ。
トトとドスが食べる氷は甘い味がして、しばらく風に乗れる。
その間、アタゴオルは大雪が続き、トトとドスが雪を操る「ジャミロ」という生物だと分かる。
森が廃墟になる前に教えようと行ったテンプラたちは、トトとドスが大人になったことを知る。
「なるなっ粘土が楽しくないオトナなんかになることはない」と止めるヒデヨシ。
「北に行かなきゃ」と飛んで行ったトトとドス。
“雪もやみ、とても静かな夜の野原に、いつまでもいつまでもヒデヨシの声が流れていきました”
初めて泣いてしまった1話。
【時の小箱】
紅マグロを追って急流の水墨河を流されたヒデヨシは、幻の王国ジルドルドに着き、
重力台座のてっぺんのニンジン型の岩を抜いたため、王様になったが食い逃げは直らない/爆
「瞳祭り」で箱を開けると民は若返るという不老長寿の町で、
テンプラたちも参加すると、時が止まり、ジルドルド王が現れる!
時間の隙間に入ったツバキ姫とパンツは時の小箱をもらう。
それを開けると、まるで時が止まったように見えるが、
「確かに止まったように見えるけど、止まっていないよ。
ほんの一瞬の中にもね、宇宙くらい巨大な時間が流れているのよ」(ツキミ姫)
【雨 雨 降れ降れ】
春からずっと雨が降らないアタゴオル。
蛇腹沼の地下から出た根から、風鈴森の風鈴草の音がして、
それを聞いたヒデヨシは、アタゴオルの骨格の1つである聖なる木ドアドアに行き、皮を齧る。
雨が降らなくなったのはそのせいで、反省の涙を流せば元に戻るという。
テンプラはヒデヨシに「涙を流せば紅マグロ100匹あげる」と囁くと、
空涙とヨダレのおかげで今度は雨が降り続けて止まらなくなってしまうw
とうとうこれがシリーズ最終巻。こんな名作こそ全国の図書館で置くべきだ。
子どもたちのココロが自由で豊かになること確実
アタオオルはいつも楽しくて、自然に溢れていて、そしてクリエイティブ&プリミティブ。
きっと天国ってこんなところで、みんなは毎日、自分の好きなことだけをして暮らしているんだ
追。
ヒデヨシ君って、なにげにオシャレ。いつも服やマントにタコや魚柄が描いてあるけどw
【白のささやき】
「シジホウサ」は吹雪の渦の中に現れ、出会ったものは凍死、助かった者も記憶をなくす。
けど、ヒデヨシの命への執着に負け、氷のバイオリンを置いてゆく。
唐あげ丸さんが弾くと死の旋律が聴こえ、背中に氷の羽根が生える。
「聞こえます。死者たちのささやき」
「生キテルウチハ 遊ビ続ケロ・・・」
【KAORI】
「ゲズス石」は見ている者が全員笑ってしまう石
普通なら持って帰れないのを、綴れ織り谷から持ってきたヒデヨシは再挑戦。
猛毒の地雷蜂の蜜が目的。リンゴ笛の爆音で逃げるはずが、刺されて膨らんでしまう。
風鈴森に落ちた隕石が月光を浴びて成長し、ヒデヨシに反応して羽根が出来、
その羽根を着けると眼も蜂と化して、世界は天然色で呼吸しているように見える。
「世界はたった1つの型に見えるんじゃないんだ。いろんな種がいろんな風に感じているんだなあ」
「ああ、オレたちは知らなかった。この世界は匂いの滝でいっぱいだ・・・」
【勝利の砂漠】
ナスカ前期にヨネザアド大陸を統一した蠍歯王(別名:顔無し王)の似顔絵大会が開かれる。
1位はパンツ君!「納豆食えない」(納得できない)とヒデヨシは抗議に行く。
主催者は、ゲレメレゲ砂漠にいる森島博士。
フシギな発明をしていた王が統一した各地に埋めたという「青尾眼石」という器械は、
竜巻が吹くと勝利者の姿が浮かび上がる。
歴代の王とともに、うどんを食い逃げするヒデヨシの姿も
「考えられる理由はただ1つ。蠍歯王がたくさんの苦しい戦いの果てに手に入れた喜び、
そうした勝利の喜びと同じ位の喜びをヒデヨシは、うどんの食い逃げで感じられるのです」
【トト&ドス】
洞窟で見つけたフシギな卵を食べられず、孵ったヒトデ?はヒデヨシを親と思って慕う。
ヒデヨシ君は親を知らない捨て子だったんだ。。
トトとドスと名づけて、毎日楽しく遊び、
夜は字が読めない代わりに勝手に作ったタコの話を聞かせて寝かしつけるヒデヨシ。
トトとドスが食べる氷は甘い味がして、しばらく風に乗れる。
その間、アタゴオルは大雪が続き、トトとドスが雪を操る「ジャミロ」という生物だと分かる。
森が廃墟になる前に教えようと行ったテンプラたちは、トトとドスが大人になったことを知る。
「なるなっ粘土が楽しくないオトナなんかになることはない」と止めるヒデヨシ。
「北に行かなきゃ」と飛んで行ったトトとドス。
“雪もやみ、とても静かな夜の野原に、いつまでもいつまでもヒデヨシの声が流れていきました”
初めて泣いてしまった1話。
【時の小箱】
紅マグロを追って急流の水墨河を流されたヒデヨシは、幻の王国ジルドルドに着き、
重力台座のてっぺんのニンジン型の岩を抜いたため、王様になったが食い逃げは直らない/爆
「瞳祭り」で箱を開けると民は若返るという不老長寿の町で、
テンプラたちも参加すると、時が止まり、ジルドルド王が現れる!
時間の隙間に入ったツバキ姫とパンツは時の小箱をもらう。
それを開けると、まるで時が止まったように見えるが、
「確かに止まったように見えるけど、止まっていないよ。
ほんの一瞬の中にもね、宇宙くらい巨大な時間が流れているのよ」(ツキミ姫)
【雨 雨 降れ降れ】
春からずっと雨が降らないアタゴオル。
蛇腹沼の地下から出た根から、風鈴森の風鈴草の音がして、
それを聞いたヒデヨシは、アタゴオルの骨格の1つである聖なる木ドアドアに行き、皮を齧る。
雨が降らなくなったのはそのせいで、反省の涙を流せば元に戻るという。
テンプラはヒデヨシに「涙を流せば紅マグロ100匹あげる」と囁くと、
空涙とヨダレのおかげで今度は雨が降り続けて止まらなくなってしまうw
とうとうこれがシリーズ最終巻。こんな名作こそ全国の図書館で置くべきだ。
子どもたちのココロが自由で豊かになること確実
アタオオルはいつも楽しくて、自然に溢れていて、そしてクリエイティブ&プリミティブ。
きっと天国ってこんなところで、みんなは毎日、自分の好きなことだけをして暮らしているんだ
追。
ヒデヨシ君って、なにげにオシャレ。いつも服やマントにタコや魚柄が描いてあるけどw