古いノートからの映画感想メモ転記シリーズ。
毎回10本ずつ紹介してゆきます。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等は深くお詫び申し上げます/謝罪
■『ボクの女に手を出すな』
出演:小泉今日子、ウッチャンナンチャン、森下愛子 ほか
日本映画らしくない、爽やかでサラサラしたシーンがいくつかあった。
一応軽井沢もひとつのロケになっている。
男とは昔から、女を守るために生まれてきたのかも知れないね。
(今ならそんなメモは書かないだろうなぁ
■『マネー・ピット』(1986)
軽いコメディ。
■『彼女は二挺拳銃』(1950)
ストーリーのそこかしこに、いかにも作り話的なところがあるが、
昔の映画だからそういうものでも仕方ない。
■『2010』(1984)
本格的SF作品。太陽が2つになるというラストはそんなにいいものかなと疑問を持ったけど。
HARUとのやりとりに緊迫感があってイイ。
■『未来警察』(1984)
監督:マイケル・クライトン 出演:トム・セレック、シンシア・ローズ ほか
SFアクション。
SFも科学や時代が進むにつれて、現実味が増してきたが、
ロボット犯罪まで日常に起こるようになるストーリー。
この男優は『ノー・マーシー』の悪役を演じた俳優と同一人物じゃないだろうか?
ピッタシはまり役の印象の強い俳優。
(昔はネットなんてなかったから、疑問は疑問のまま残っていたんだね
■『地獄の貴婦人』(1974)
身体の弱い男と次々に姉妹に結婚させて保険を勧め、うまい具合に死んでくれて
トントン拍子に上手くいったが、殺してまで保険を奪って、
その殺し方がバスタブに何かの薬品と一緒に死体を浸けて、溶かして埋めるという目新しくも凝ったやり方。
完全犯罪っぽくて誰か真似しそう。リアルすぎて吐き気がした。
次に思いきりいろんな病気を抱えた少女をひきとって、妹をメイドとして
近づかせたはいいが、あっけなく良心に苛まれて飛び降り自殺。
姉が散々悲しんだ割に、汚いやり口で妹を死に追いやった男と
サッサと結婚式を挙げてしまうちょっと変な終わり方。
ありそでなさそ、なさそでありそな話の作品。フランス風ファッションもポイント。
■『ミラグロ~奇蹟の地』
出演:C.ウォーケン ほか
枯れた土地にレジャー施設建設の計画を町民を無視して推し進めていくが、
一人の男が水を引きいれ、豆畑を作り出してから反対運動の気運が次第に町民の間で高まってゆく。
C.ウォーケンは町民の反対を抑えようとズルい手を使う管理者側の役。
天使と仲の良い不思議な老人。テープレコーダーが珍しいような素朴な生活。
楽しげな村の祭り。広大に広がる大地。ホっとさせる作品。
■『キャット・ピープル』
出演:ナスターシャ・キンスキー、ジョン・ハード ほか
音楽:デヴィッド・ボウイ
これで2度目か、3度目だ。リメイク前のも面白い。
ナスターシャ・キンスキーが全裸で歩き回るシーンが多すぎる気もする・・・
D.ボウイの作ったテーマソングは、アルバム『レッツ・ダンス』の中にも入っている。
映画の中では一風変わった節回しで歌っている。
それにしても兄ポール役の男優(マルコム・マクダウェル)は、いつ見ても気味の悪い顔だ(←失礼だ
ジョン・ハートが出演していたのかと思って観たら、ジョン・ハードだった、あーあ。
(でも、今作でジョン・ハードにもハマって、ほかの作品を観まくったんだよね
詳しくは“ココロの中のベストフィルム”参照。あ、リンクが切れてる・・・ま、いっか
■『ロンリー・ブラッド~AT CLOSE RANGE』
出演:C.ウォーケン、ショーン・ペン ほか
もしかしたらマドンナの脚本。テーマ・ソングもマドンナで、ショーンと結婚してからの作品だろうか?
本当の話に基づいている。ロクでもない暮らしをしている息子に、フラっと父親が戻ってくる。
泥棒を職業にして、金離れの早い父のグループに入りたくて、盗みを手伝うが、
裏切った仲間を殺すところを見てからは息子は手伝わなくなった。
ある時ヘマをして警察に捕まり、父のことを吐かされるのを恐れ、
父は証人を次々と消していく。そして釈放された息子とその恋人までをも仲間の手で殺させる。。
映画は慎重に真実を追ってゆき、C.ウォーケンも脇役に回っている。
“血は水よりも濃い”という諺も、独立心が強いアメリカでは破られるらしい。
アメリカから見習わなければならないことは数多くあるけれども、
ドラッグや10代の妊娠、絶えない犯罪で危険な路地、
皆が銃を持って自分自身を守らなければならないこと、
離婚や別居も多いことなどなど・・・は日本に持ち込まれてはならないものだ。
この映画もこれらのアメリカの主要な問題を訴えているが、
果たして、本当に問われなければならない当人たちがこんな映画を観るだろうか?
■『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』
とにかく凝ったもの。1を観なけりゃ全然理解出来ない。
もう3にとりかかっているとのこと。
創ろうと思えば『13日の金曜日』シリーズみたいに、いくらでも出来そう。
娯楽映画として最高の面白さ。
ちょっと褒めすぎかも。お金がかかっているから、あんなに宣伝してたんだろうなあ!
昔の日記が、どのページも今の自分とリンクしすぎている。
たとえば下記のとおり。
「理解出来ないことをすべて“無意識だ”と“本能”だと片付けてしまっていいのか!?」
とジョニー・スミス(『デッド・ゾーン』の主人公)が言っていたっけ。
心理学は現代の宗教なのかもしれない。
理解を超えた超真理を意識させ、
分析は出来ても、治すのは本人自身でしかあり得ない。
統計をもとに助力しか与えられない心理カウンセラーに
毎日何人の人間が救いを求めてひしめき合っていることか。
毎回10本ずつ紹介してゆきます。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等は深くお詫び申し上げます/謝罪
■『ボクの女に手を出すな』
出演:小泉今日子、ウッチャンナンチャン、森下愛子 ほか
日本映画らしくない、爽やかでサラサラしたシーンがいくつかあった。
一応軽井沢もひとつのロケになっている。
男とは昔から、女を守るために生まれてきたのかも知れないね。
(今ならそんなメモは書かないだろうなぁ
■『マネー・ピット』(1986)
軽いコメディ。
■『彼女は二挺拳銃』(1950)
ストーリーのそこかしこに、いかにも作り話的なところがあるが、
昔の映画だからそういうものでも仕方ない。
■『2010』(1984)
本格的SF作品。太陽が2つになるというラストはそんなにいいものかなと疑問を持ったけど。
HARUとのやりとりに緊迫感があってイイ。
■『未来警察』(1984)
監督:マイケル・クライトン 出演:トム・セレック、シンシア・ローズ ほか
SFアクション。
SFも科学や時代が進むにつれて、現実味が増してきたが、
ロボット犯罪まで日常に起こるようになるストーリー。
この男優は『ノー・マーシー』の悪役を演じた俳優と同一人物じゃないだろうか?
ピッタシはまり役の印象の強い俳優。
(昔はネットなんてなかったから、疑問は疑問のまま残っていたんだね
■『地獄の貴婦人』(1974)
身体の弱い男と次々に姉妹に結婚させて保険を勧め、うまい具合に死んでくれて
トントン拍子に上手くいったが、殺してまで保険を奪って、
その殺し方がバスタブに何かの薬品と一緒に死体を浸けて、溶かして埋めるという目新しくも凝ったやり方。
完全犯罪っぽくて誰か真似しそう。リアルすぎて吐き気がした。
次に思いきりいろんな病気を抱えた少女をひきとって、妹をメイドとして
近づかせたはいいが、あっけなく良心に苛まれて飛び降り自殺。
姉が散々悲しんだ割に、汚いやり口で妹を死に追いやった男と
サッサと結婚式を挙げてしまうちょっと変な終わり方。
ありそでなさそ、なさそでありそな話の作品。フランス風ファッションもポイント。
■『ミラグロ~奇蹟の地』
出演:C.ウォーケン ほか
枯れた土地にレジャー施設建設の計画を町民を無視して推し進めていくが、
一人の男が水を引きいれ、豆畑を作り出してから反対運動の気運が次第に町民の間で高まってゆく。
C.ウォーケンは町民の反対を抑えようとズルい手を使う管理者側の役。
天使と仲の良い不思議な老人。テープレコーダーが珍しいような素朴な生活。
楽しげな村の祭り。広大に広がる大地。ホっとさせる作品。
■『キャット・ピープル』
出演:ナスターシャ・キンスキー、ジョン・ハード ほか
音楽:デヴィッド・ボウイ
これで2度目か、3度目だ。リメイク前のも面白い。
ナスターシャ・キンスキーが全裸で歩き回るシーンが多すぎる気もする・・・
D.ボウイの作ったテーマソングは、アルバム『レッツ・ダンス』の中にも入っている。
映画の中では一風変わった節回しで歌っている。
それにしても兄ポール役の男優(マルコム・マクダウェル)は、いつ見ても気味の悪い顔だ(←失礼だ
ジョン・ハートが出演していたのかと思って観たら、ジョン・ハードだった、あーあ。
(でも、今作でジョン・ハードにもハマって、ほかの作品を観まくったんだよね
詳しくは“ココロの中のベストフィルム”参照。あ、リンクが切れてる・・・ま、いっか
■『ロンリー・ブラッド~AT CLOSE RANGE』
出演:C.ウォーケン、ショーン・ペン ほか
もしかしたらマドンナの脚本。テーマ・ソングもマドンナで、ショーンと結婚してからの作品だろうか?
本当の話に基づいている。ロクでもない暮らしをしている息子に、フラっと父親が戻ってくる。
泥棒を職業にして、金離れの早い父のグループに入りたくて、盗みを手伝うが、
裏切った仲間を殺すところを見てからは息子は手伝わなくなった。
ある時ヘマをして警察に捕まり、父のことを吐かされるのを恐れ、
父は証人を次々と消していく。そして釈放された息子とその恋人までをも仲間の手で殺させる。。
映画は慎重に真実を追ってゆき、C.ウォーケンも脇役に回っている。
“血は水よりも濃い”という諺も、独立心が強いアメリカでは破られるらしい。
アメリカから見習わなければならないことは数多くあるけれども、
ドラッグや10代の妊娠、絶えない犯罪で危険な路地、
皆が銃を持って自分自身を守らなければならないこと、
離婚や別居も多いことなどなど・・・は日本に持ち込まれてはならないものだ。
この映画もこれらのアメリカの主要な問題を訴えているが、
果たして、本当に問われなければならない当人たちがこんな映画を観るだろうか?
■『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』
とにかく凝ったもの。1を観なけりゃ全然理解出来ない。
もう3にとりかかっているとのこと。
創ろうと思えば『13日の金曜日』シリーズみたいに、いくらでも出来そう。
娯楽映画として最高の面白さ。
ちょっと褒めすぎかも。お金がかかっているから、あんなに宣伝してたんだろうなあ!
昔の日記が、どのページも今の自分とリンクしすぎている。
たとえば下記のとおり。
「理解出来ないことをすべて“無意識だ”と“本能”だと片付けてしまっていいのか!?」
とジョニー・スミス(『デッド・ゾーン』の主人公)が言っていたっけ。
心理学は現代の宗教なのかもしれない。
理解を超えた超真理を意識させ、
分析は出来ても、治すのは本人自身でしかあり得ない。
統計をもとに助力しか与えられない心理カウンセラーに
毎日何人の人間が救いを求めてひしめき合っていることか。