メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『惑星ソラリス』@渋谷ユーロスペース

2012-08-13 23:55:55 | 映画
『惑星ソラリス』

タルコフスキー生誕80周年映画祭@渋谷ユーロスペース
日記に以前紹介したタルコフスキー作品の中で、
とても好きで、行動療法的にもよいと思った今作を選んで観に行ってきた。

月曜日とは言え、お盆休みだからか早朝11時からでも、満席に近い状態
わたしが10分前に着いたときには、すでに長蛇の列/驚
最後列の端から3番目があいていたから座れた(立ち見もいたっぽい

これを2時間観れたら、大きな成果が確認できると思って頑張ってみた。
前半、モノクロや、ちょっと閉塞感の高いシーン等は危なかったけど、
なんとかソラナックスを飲まずに、深呼吸&頭の中で全部、自分と繋がっているイメージングをして乗り切ったv

隣りの男性は途中で高いびきしてたし
携帯の着信音(サントラじゃないよね?)がやけに長く流れ続けていて、
それがイイ感じの緊張を解きほぐす癒し系だったから、ある意味救われた
ラスト近くでは、泣いているのか、鼻をすする音も聞こえた。

『ストーカー』とかにしなくてよかった。
モノクロで、これ以上閉鎖的なものだったら、きっとダメだったかも。

全身緊張の凝りはどうやってもとれなくて、また偏頭痛になりそうだったから
後でロキソニンを久々飲んだ(ストレッチもしたんだけどな
でも、とにかく恐怖度90点の「満席の映画館で、真ん中の席に座って、終わりまで楽しんで観る」
というミッションはほぼ達成/祝

万一のためにと100均で買ったペンライトも必要なかった。
というのも、前回、途中で脱出したとき、出入口の段差につまづいて思いきりコケて、
壁に激突したから(だから、ユーロスペースは危険なんだってばっ


『ソラリス』は2度目か。リメイクを入れたら3度目(こっちはあまりおススメできない
この化け物のような名作をスクリーンで観れて本当によかった。
最初に観てから、そうとう時間が経っているから、改めて感動しきり。


※あらすじは省略

ソラリスは味方でも、敵でもない。
それを決めているのは人間のほうだ。
いつも、周囲(自然)はありのままでしかない。
ややこしい哲学(脳)を持ち出して、白黒を判断しているのは人間なんだ。

タルコフスキーの哲学的な台詞は、あまりに難解で、多すぎて、頭に入り切らなかったが、
現実でも、夢でも、良心でも、幻でも関係ない。
ヒトが愛する気持ちに変わりはないってこと。

わたしが潜在意識的に再形成したいものは一体何だろうかと考えてしまった。
やっぱり実家や家族か?
これまで、何度も引っ越して根無し草のように生きてきたけど。。

未来都市として撮影されたのは、赤坂見附の立体交差点だそう/驚
未来ってゆうか・・・撮ったのは1972年だから、
軽トラックとかふつーに走っていて笑えたw




映画を観終わって、しばし呆然としたまま、次の目的地へ。


高円寺図書館
『アタゴオル』を数冊返却して、予約していたCDを借りてきたv

チチカカ
そのまま、炎天下の中を歩いて、再び高円寺駅商店街へ。
こんどは替えのシーツとして、濃いグリーンにしてみたv

酒屋でフリマ予約
9月にある縁日のフリマを予約してきた。定数は20区画のみ。
毎年、道路脇で出店しているのは知っていたけど、
ちょっと入った不動尊参道でフリマをやってるというのは、
今回見たポスターで初めて知った/驚

久々のフリマだけど、これまで部屋を片付けて出た古いモノを売るぞー
炭水化物部も集まる予定v
楽しくなりそう♪♪♪


photo;
夏の思ひ出。

 
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