■ドラマ『アンフェア』(2006年1月10日~3月21日OA)
原作:秦建日子『推理小説』
出演:篠原涼子、瑛太、加藤雅也、阿部サダヲ、濱田マリ、寺島進、西島秀俊、香川照之 ほか
【ブログ内関連記事】
「アンフェア コード・ブレーキング~暗号解読」(2006)
『アンフェア the movie』(2007)
『アンフェア the answer』(2011)
『アンフェアSP ダブル・ミーニング 二重定義』(2011)
西島さん出演作で、なにか見応えのあるドラマシリーズが見たいなと思って、これをチョイス。
最近なんだかミステリーが好きみたいだ。
そいや、話題になってたな。見たら、『ストロベリーナイト』に激似
検挙率No1.の雪平は、父を事件で殺されて、犯人は不明のまま。真相が知りたくて警官になった。
その事件以来、遺体と同じ景色を見るのが雪平の儀式になる。
バツイチで、一人娘は元夫・佐藤が引き取ったが、新聞社デスクという仕事柄、面倒がみられず家政婦任せにしている。
雪平が数年前に17歳の犯人を射殺して以来、娘は学校でイジメられていて、言葉も出なくなってしまった。
西島さんは、岩崎書房の編集者役。ダークな雰囲気で無表情なのがまたいい感じ。
その他のキャストもなかなかいい。
阿部ちゃんは、ちょっと嫌味な刑事役
二郎ちゃんの叔父さん(志賀廣太郎さん)も出てるし
【あらすじ(ネタばれ注意)】
第1話「敏腕女刑事vs予告殺人」
新宿中央公園で男性と女子高生の2人の死体が発見される。関係性はなし。
雪平が見つけた「アンフェアなのは誰か?」と印刷された岩崎書房のしおりに指紋がついていた。
上巻・予告編と殺人について書かれた小説が出版社、警察に届き、予告通りに編集者が殺された。
雪平の幼なじみの元彼・平井がめっさ怪しい。ゴーストライターとしての恨み満載だし。
おもりとしてつけられた新米刑事の安藤といきなり裸で寝てるってどうゆうこと パワハラか?
第2話「殺人予告を3千万で落札せよ!」
しおりが岩崎書房編集者・瀬崎のポケットから出てきたことで取り調べを受けるがまったく動じない。
犯人は「殺人予告の小説を出版社で落札しろ」と指示を出す。次のターゲットは「愛する者」。
雪平の幼馴染みの松本理恵子は、ケータイに送られた犯人からのメールのT.H.というイニシャルから元彼の平井を疑い、
「パソコンにデータがないか確かめてみる」という。その後理恵子は絞殺された。
元旦那・佐藤から「娘にもう会わないでほしい」と頼まれる雪平。
娘・美央は新しい家政婦・牧村にとてもなついていて、母を拒否する。
雪平は「もう会わない」と約束する。
雪平の口グセは「バカかおまえは」。で、なぜ寝る時はいつもまっぱ???
瀬崎いわく、「ミステリー小説のルールは、1.犯人が最後に嘘をつかないこと、
2.読者がある程度、犯人を予測できること。じゃないと、アンフェアだといわれる」なるほど。
雪平の親友・蓮見の仕事って、あれは何なんだろ???
検視官の三上は犯行現場から証拠品を無断でポケットに入れてるし、なんだかみんな怪しい。
第3話「女刑事と容疑者! 危険な愛の行方」
警察は岩崎書房と組んで落札をし、現金受け渡しで逮捕するという雪平の案を採用する。
が、犯人は警察の内部事情にも精通していて、おとりだとバレていた。次のターゲットは「か弱き者」。
元旦那・佐藤から「美央が学校に来ていない」と連絡があり、
犯人の指定した東京タワーの夕陽が見えるビルを全て捜索しようとするも4000以上ある。
コンピュータでの情報戦な感じが『攻殻~』っぽい。
雪平は瀬崎を家に連れ込む。彼が小説を書いているのか?
雪平は片付けられない女? それでも堂々とさらけ出せちゃうところがすげーw
安藤はそんな2人の関係に嫉妬? 毎回見事なまっぱシーンは由美かおるばりだな
第4話「真犯人現る! すべてのナゾが今…」
か弱き者は社会的弱者の平井。牧村は、以前、夫と娘を交通事故で亡くしていて、
美央ちゃんを道連れにしようとしていたのか? と思ったら牧村も犯人に囚われてしまう。
嫌味な編集長を殺そうとして、瀬崎は雪平に撃たれる。
その下巻のラストにつづく「彼女は愛しかけた男を忘れるでもなく、再び日常に戻っていく」と結末を雪平は読んで捨てる。
なんだぁ、西島さんは途中でいなくなっちゃうのか・・・残念。
ミステリー小説のルールその3「最初の容疑者は犯人ではない」か。
解決したと思われた事件。雪平のもとに「女と子どもは預かった」と電話が入る。真犯人はほかにいた!
ドラマで誰かのアパートを訪ねると、必ず隣り近所の人が現れて、「最近帰ってないよ」などと教えてくれるよねw
あと「近くを通りかかったものですから」て必ずセリフに出てくる。
第5話「愛娘が消えた! 衝撃の募金型誘拐」
牧村と美央は監禁され、最初「警察に漏らすな」と言っていた犯人は、「マスコミに公表せよ」と指示し直してきた。
雪平は瀬崎のおとり捜査失敗の責任をかぶって自粛させられていたが、元夫とともに犯人逮捕に全力で知恵を絞る。
テレビの特番に犯人からの電話があり、「女児を救いたければ、1人10円を雪平の口座に振り込むこと」。
その電話の中で言われた「アンフェアなのは誰か?」。このワードを知っているのは、瀬崎つながりか警察内部の者か?
このドラマでも、マスコミによる「知る権利」てやつで犠牲者となる事件関係者の姿がエゲツないくらいに描かれている。
犯人を迷いなく撃ち殺す雪平の判断力も白黒つけがたいけれども、
その報道によって幼い子どもが傷つき、言葉を失い、イジメられていること。
あれだけ覆面で顔を隠して、声も変えてるのはどう考えても女性だよね?
第6話「衝撃の誘拐犯の正体! ナゾの要求」
犯人は「牧村の夫と娘を車で轢いたのは広田だという記事を明日の朝刊に載せろ」と指示。
広田を調べようとすると、情報のロックがかかっている。
広田の父は政治屋で、警察に圧力をかけて無罪放免になったもみ消しの事実が浮かび上がる。
募金が12億円に急増し「その金で広田の会社の株を買え」と指示がある。
最初のセリフを登場人物が1人1人言うという設定になっているんだ。
ドラマや映画によくある“公衆電話に電話する”てどうやるんだろうねえ(別にかける用事はないけど
東京タワーがキーポイントて時代を感じさせるな。
第7話「急転!恐怖の銃弾が刑事を襲う!」
株の「仕手戦」? 株の値をつり上げて、1人で大勝ちするってことかな?
蓮見が覆面だった。牧村と仲間割れする。蓮見と山路はデキてた。
牧村は夫の罪を警察に認めさせることが目的、蓮見は金目的か?
コンピュータに詳しいと、一般人も色々悪用できちゃうのが落とし穴だねえ。
広田の事故は山路がもみ消していた。犯人から2人を釈放しろとの電話でみな出払う。
それが署内からの発信電話と知り、2人が署内にいると分かった安藤は、
牧村を避難させようとして逆に撃たれる。
第8話「女たちの執念! 悲しき犯人の最期」
美央ちゃんの勘で覆面が蓮見と分かった牧村はコンタクトをとり、倉庫に呼び出される。
安藤が生きていると分かった牧村は、広田の会社に向かい、脚を撃って、マスコミの前で自白させ、射殺しようとするが、
「これ以上美央を悲しませないで!」という雪平のひと言で止めるが、どこかのビルから狙撃されて即死する。
三上も雪平が好きなのか?
大体、ドラマで呼び出されるのって埠頭の倉庫だよね
こんなに昔から犯罪の巣窟になるなら、もっと普段から厳重に閉めておけばいいのに。
第9話「忍びよる黒幕と禁断のキス」
蓮見は正体がバレた美央を殺そうと狙うが失敗、逆に佐藤に呼び出された後に首を絞められ倒れていた。
佐藤は新聞社を辞め、独自に正義を追っている。これまでの関係者らが次々と殺され、手に刻まれた「×」印の意味とは?
どんどん憎しみの連鎖が起こっている感じ。
原作タイトルがズバリ「推理小説」てだけあって、どんでん返し続きで
なかなか真犯人が分からないのが、このシリーズの魅力かも。
第10話「絶望の涙! 黒幕と運命の対決へ…」
倒れていた蓮見のそばに佐藤の名刺が現場に残っていたことで容疑者扱いとなる。
蓮見の病室に医師の扮装をした警官を張らせ、犯人を待つと、そこに現れたのはやはり佐藤だった。
バラバラに見えた人間関係をつないでいたのは、「×」というサイトで、その管理人は佐藤だったため緊急逮捕命令が出される。
「父の亡くなった現場に来て」とメッセージを送り、やって来た佐藤と撃ち合いとなる。
阿部ちゃんは上司のポストを狙ってるのか、急に山路に圧力をかけてきた。
美央ちゃんは、言葉が出なくなったことで母に嫌われていると思ってたのか。子どもの心理って複雑で繊細だ
女性は刑事になってもヒールを履いてるのか?ドラマ用か?
犯人を追ったり、聞き込み調査の時に、効率が悪いし、第一足が痛いじゃん
しかも『ストロベリーナイト』の玲子と同様、全身真っ黒な服装だし。バリキャラ女性は黒ってイメージ?
今回、安藤が告白。これは菊田には出来なかったことだよね
盛り上がった時に流れるデスティニーズ・チャイルドのSurvivor がハマってる。
第11話「今夜すべての真相が!?」
そうだった。ミステリーのもう1つの大原則は、身近でまさかな人ほど犯人だってことを忘れてた。
前回の夫婦撃ち合いになる前日に戻る。佐藤が雪平を教会に呼び出し、「自分は犯人じゃない信じてくれ」と訴える。
「もし俺が犯人なら、お前が愛する者を撃つところが絶対見たいはず。俺を射殺して最初に現れた者こそが犯人だ」
安藤は、雪平が射殺した17歳の少年と孤児院で親友同士だった。
悪質な店で働いていた少年をかばった安藤のために店員5人を殺害したため、雪平が親友を射殺した現場を安藤も見ていた。
それから猛勉強して警官になり、毎日雪平への最も効果的な復讐を考えていた。
雪平に残したDVDには安藤の告白が撮られていた。「あなたを好きになったことは誤算でした」
原作:秦建日子『推理小説』
出演:篠原涼子、瑛太、加藤雅也、阿部サダヲ、濱田マリ、寺島進、西島秀俊、香川照之 ほか
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西島さん出演作で、なにか見応えのあるドラマシリーズが見たいなと思って、これをチョイス。
最近なんだかミステリーが好きみたいだ。
そいや、話題になってたな。見たら、『ストロベリーナイト』に激似
検挙率No1.の雪平は、父を事件で殺されて、犯人は不明のまま。真相が知りたくて警官になった。
その事件以来、遺体と同じ景色を見るのが雪平の儀式になる。
バツイチで、一人娘は元夫・佐藤が引き取ったが、新聞社デスクという仕事柄、面倒がみられず家政婦任せにしている。
雪平が数年前に17歳の犯人を射殺して以来、娘は学校でイジメられていて、言葉も出なくなってしまった。
西島さんは、岩崎書房の編集者役。ダークな雰囲気で無表情なのがまたいい感じ。
その他のキャストもなかなかいい。
阿部ちゃんは、ちょっと嫌味な刑事役
二郎ちゃんの叔父さん(志賀廣太郎さん)も出てるし
【あらすじ(ネタばれ注意)】
第1話「敏腕女刑事vs予告殺人」
新宿中央公園で男性と女子高生の2人の死体が発見される。関係性はなし。
雪平が見つけた「アンフェアなのは誰か?」と印刷された岩崎書房のしおりに指紋がついていた。
上巻・予告編と殺人について書かれた小説が出版社、警察に届き、予告通りに編集者が殺された。
雪平の幼なじみの元彼・平井がめっさ怪しい。ゴーストライターとしての恨み満載だし。
おもりとしてつけられた新米刑事の安藤といきなり裸で寝てるってどうゆうこと パワハラか?
第2話「殺人予告を3千万で落札せよ!」
しおりが岩崎書房編集者・瀬崎のポケットから出てきたことで取り調べを受けるがまったく動じない。
犯人は「殺人予告の小説を出版社で落札しろ」と指示を出す。次のターゲットは「愛する者」。
雪平の幼馴染みの松本理恵子は、ケータイに送られた犯人からのメールのT.H.というイニシャルから元彼の平井を疑い、
「パソコンにデータがないか確かめてみる」という。その後理恵子は絞殺された。
元旦那・佐藤から「娘にもう会わないでほしい」と頼まれる雪平。
娘・美央は新しい家政婦・牧村にとてもなついていて、母を拒否する。
雪平は「もう会わない」と約束する。
雪平の口グセは「バカかおまえは」。で、なぜ寝る時はいつもまっぱ???
瀬崎いわく、「ミステリー小説のルールは、1.犯人が最後に嘘をつかないこと、
2.読者がある程度、犯人を予測できること。じゃないと、アンフェアだといわれる」なるほど。
雪平の親友・蓮見の仕事って、あれは何なんだろ???
検視官の三上は犯行現場から証拠品を無断でポケットに入れてるし、なんだかみんな怪しい。
第3話「女刑事と容疑者! 危険な愛の行方」
警察は岩崎書房と組んで落札をし、現金受け渡しで逮捕するという雪平の案を採用する。
が、犯人は警察の内部事情にも精通していて、おとりだとバレていた。次のターゲットは「か弱き者」。
元旦那・佐藤から「美央が学校に来ていない」と連絡があり、
犯人の指定した東京タワーの夕陽が見えるビルを全て捜索しようとするも4000以上ある。
コンピュータでの情報戦な感じが『攻殻~』っぽい。
雪平は瀬崎を家に連れ込む。彼が小説を書いているのか?
雪平は片付けられない女? それでも堂々とさらけ出せちゃうところがすげーw
安藤はそんな2人の関係に嫉妬? 毎回見事なまっぱシーンは由美かおるばりだな
第4話「真犯人現る! すべてのナゾが今…」
か弱き者は社会的弱者の平井。牧村は、以前、夫と娘を交通事故で亡くしていて、
美央ちゃんを道連れにしようとしていたのか? と思ったら牧村も犯人に囚われてしまう。
嫌味な編集長を殺そうとして、瀬崎は雪平に撃たれる。
その下巻のラストにつづく「彼女は愛しかけた男を忘れるでもなく、再び日常に戻っていく」と結末を雪平は読んで捨てる。
なんだぁ、西島さんは途中でいなくなっちゃうのか・・・残念。
ミステリー小説のルールその3「最初の容疑者は犯人ではない」か。
解決したと思われた事件。雪平のもとに「女と子どもは預かった」と電話が入る。真犯人はほかにいた!
ドラマで誰かのアパートを訪ねると、必ず隣り近所の人が現れて、「最近帰ってないよ」などと教えてくれるよねw
あと「近くを通りかかったものですから」て必ずセリフに出てくる。
第5話「愛娘が消えた! 衝撃の募金型誘拐」
牧村と美央は監禁され、最初「警察に漏らすな」と言っていた犯人は、「マスコミに公表せよ」と指示し直してきた。
雪平は瀬崎のおとり捜査失敗の責任をかぶって自粛させられていたが、元夫とともに犯人逮捕に全力で知恵を絞る。
テレビの特番に犯人からの電話があり、「女児を救いたければ、1人10円を雪平の口座に振り込むこと」。
その電話の中で言われた「アンフェアなのは誰か?」。このワードを知っているのは、瀬崎つながりか警察内部の者か?
このドラマでも、マスコミによる「知る権利」てやつで犠牲者となる事件関係者の姿がエゲツないくらいに描かれている。
犯人を迷いなく撃ち殺す雪平の判断力も白黒つけがたいけれども、
その報道によって幼い子どもが傷つき、言葉を失い、イジメられていること。
あれだけ覆面で顔を隠して、声も変えてるのはどう考えても女性だよね?
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犯人は「牧村の夫と娘を車で轢いたのは広田だという記事を明日の朝刊に載せろ」と指示。
広田を調べようとすると、情報のロックがかかっている。
広田の父は政治屋で、警察に圧力をかけて無罪放免になったもみ消しの事実が浮かび上がる。
募金が12億円に急増し「その金で広田の会社の株を買え」と指示がある。
最初のセリフを登場人物が1人1人言うという設定になっているんだ。
ドラマや映画によくある“公衆電話に電話する”てどうやるんだろうねえ(別にかける用事はないけど
東京タワーがキーポイントて時代を感じさせるな。
第7話「急転!恐怖の銃弾が刑事を襲う!」
株の「仕手戦」? 株の値をつり上げて、1人で大勝ちするってことかな?
蓮見が覆面だった。牧村と仲間割れする。蓮見と山路はデキてた。
牧村は夫の罪を警察に認めさせることが目的、蓮見は金目的か?
コンピュータに詳しいと、一般人も色々悪用できちゃうのが落とし穴だねえ。
広田の事故は山路がもみ消していた。犯人から2人を釈放しろとの電話でみな出払う。
それが署内からの発信電話と知り、2人が署内にいると分かった安藤は、
牧村を避難させようとして逆に撃たれる。
第8話「女たちの執念! 悲しき犯人の最期」
美央ちゃんの勘で覆面が蓮見と分かった牧村はコンタクトをとり、倉庫に呼び出される。
安藤が生きていると分かった牧村は、広田の会社に向かい、脚を撃って、マスコミの前で自白させ、射殺しようとするが、
「これ以上美央を悲しませないで!」という雪平のひと言で止めるが、どこかのビルから狙撃されて即死する。
三上も雪平が好きなのか?
大体、ドラマで呼び出されるのって埠頭の倉庫だよね
こんなに昔から犯罪の巣窟になるなら、もっと普段から厳重に閉めておけばいいのに。
第9話「忍びよる黒幕と禁断のキス」
蓮見は正体がバレた美央を殺そうと狙うが失敗、逆に佐藤に呼び出された後に首を絞められ倒れていた。
佐藤は新聞社を辞め、独自に正義を追っている。これまでの関係者らが次々と殺され、手に刻まれた「×」印の意味とは?
どんどん憎しみの連鎖が起こっている感じ。
原作タイトルがズバリ「推理小説」てだけあって、どんでん返し続きで
なかなか真犯人が分からないのが、このシリーズの魅力かも。
第10話「絶望の涙! 黒幕と運命の対決へ…」
倒れていた蓮見のそばに佐藤の名刺が現場に残っていたことで容疑者扱いとなる。
蓮見の病室に医師の扮装をした警官を張らせ、犯人を待つと、そこに現れたのはやはり佐藤だった。
バラバラに見えた人間関係をつないでいたのは、「×」というサイトで、その管理人は佐藤だったため緊急逮捕命令が出される。
「父の亡くなった現場に来て」とメッセージを送り、やって来た佐藤と撃ち合いとなる。
阿部ちゃんは上司のポストを狙ってるのか、急に山路に圧力をかけてきた。
美央ちゃんは、言葉が出なくなったことで母に嫌われていると思ってたのか。子どもの心理って複雑で繊細だ
女性は刑事になってもヒールを履いてるのか?ドラマ用か?
犯人を追ったり、聞き込み調査の時に、効率が悪いし、第一足が痛いじゃん
しかも『ストロベリーナイト』の玲子と同様、全身真っ黒な服装だし。バリキャラ女性は黒ってイメージ?
今回、安藤が告白。これは菊田には出来なかったことだよね
盛り上がった時に流れるデスティニーズ・チャイルドのSurvivor がハマってる。
第11話「今夜すべての真相が!?」
そうだった。ミステリーのもう1つの大原則は、身近でまさかな人ほど犯人だってことを忘れてた。
前回の夫婦撃ち合いになる前日に戻る。佐藤が雪平を教会に呼び出し、「自分は犯人じゃない信じてくれ」と訴える。
「もし俺が犯人なら、お前が愛する者を撃つところが絶対見たいはず。俺を射殺して最初に現れた者こそが犯人だ」
安藤は、雪平が射殺した17歳の少年と孤児院で親友同士だった。
悪質な店で働いていた少年をかばった安藤のために店員5人を殺害したため、雪平が親友を射殺した現場を安藤も見ていた。
それから猛勉強して警官になり、毎日雪平への最も効果的な復讐を考えていた。
雪平に残したDVDには安藤の告白が撮られていた。「あなたを好きになったことは誤算でした」