東十条商店街×梶原商店街

食糧をストックするほうではないから、食糧買出しを出かける口実にして、なんとか起き上がる気力を出す。
せっかく外に出るんだから、自分が興味のあることを取り混ぜつつ、たまった用事も片付けよう作戦。
で、今回は図書館と商店街巡りにしてみた。いろんな乗り物に乗るってゆう行動療法も兼ねて。


■東十条図書館

区民センターの１階にあって、建物も比較的新しくてきれい。蔵書数はそれほど多くはなさそうだけど、
開放的で木造りの空間に新しめの本がきれいに並べてあって、平日でもいろんなお客さんが来て、椅子に座って読書をしていた。
マンガも充実してたな。
児童書は、ちょっと区切った空間にあって、棚の高さが子どもの目線だから、
わたしが見て歩くには膝をついて移動しなきゃならない感じｗ


▼焼魚食堂　魚角

まずは腹ごしらえ。チェーン店だったのか？「縞ほっけ定食」を注文したら、魚がデカい！驚
「ご飯はどのくらいの量にしますか？」と聞いてくれたから「少なめ」を選ぶことが出来て良いｖ
お味噌汁とおしんこもついて、お値段もお手頃だし、美味しかった。
隣り席のサラリーマン？が、昼間からチューハイみたいのを飲みながら、会社の愚痴を延々ゆってるのには閉口したけど（消化に悪い


■東十条商店街



▼東京都商店街ホームページ
上記のサイトを参考にいろいろ調べてみたら、けっこうもう行ったところも多いな。
ライブ友さんが「なかなかイイ」とゆっていたんだけど、平日の商店街って閉まっている店も多いのね
可愛い雑貨ものや、安い食料品店があればなあって期待してたけど、あまり買うものもなく、終わりまで行き着いてしまった。
元の道を戻って、まだ時間が余ったから、次の商店街へ。


■梶原銀座商店街


ひさびさ都電にも乗ってみて、降りて徒歩２分くらいのところから商店街の入り口がひっそりとある。

▼都電もなか本舗明美製菓

都電もなかが売りらしく、パッケージが可愛い。私は桜餅、草もち２種類、都電焼印が入ったおまんじゅうを購入ｖ
どれも美味しくて、帰ってすぐに熱いお茶を淹れて半分くらい食べてしまった！疲れた体に染みる甘さ
甘味が好きなのか、町歩きが好きそうな女子が「ここ（店内の椅子）に座って食べてもいいですか？」と聞いていた。



都電線路の反対側にも看板が見えたから、「反対側にも商店街があるんですか？」と店のおばさんに聞いたら、
「あるけど、こっちよりさらにお店が少ないですよ。昔は賑やかだったけど、だんだんなくなっちゃって・・・」て
なんだか「ゆうゆう散歩」でのコメントみたいな感じ


■上中銀座

たしかに、数件のパブや喫茶があるだけで、ほとんど何もないから、早々折り返して、再び都電で帰ろうと思ったら、ふとバス停を発見。
ぶくろまで行くようなので、ひさびさバスにも挑戦してみることに。
途中のカーブでちょっとドキドキしたけど、混んでなかったせいか、時間が短かったせいか、問題なく到着。よしｖ


▼ランチパックSHOP

ぶくろの駅構内にランチパック専門店を発見！驚　２月７日オープンだから知らなかったわけだ。
女子が群がっていて、ご当地グルメ的な豊富で珍しい種類も豊富。
レジで「焼きますか？」て聞かれてまたビックリ。持ち帰るから断ったけど、その場で食べる用？



私は、「福岡県産あまおう苺ジャム＆ホイップ」「伊予柑＆ホイップ」「チェダーチーズとゴーダチーズ」をチョイス。
まだまだ気になるのがあったから、また行ってみよっと♪
レジ横に、『テルマエ』でルシウスが飲んでショックを受けてたような「明治　フルーツ」を発見して、自動的に購入ｗ
たしかに、甘ったるくもなく、爽やかで美味しいｖ　今どき瓶てゆうのも可愛いし



今日は日差しも気温も穏やか、風もそんなになく、町歩き日和な１日でした～

『東南角部屋二階の女』（2008）

■『東南角部屋二階の女』（2008）
監督：池田千尋
出演：西島秀俊、加瀬亮、竹花梓、塩見三省、高橋昌也、香川京子　ほか

▼trailer

▼story
野上孝は、父親の借金で実家も抵当にとられ、隣りのボロアパートを売るしかもう方法がないが、
持ち主の祖父・友次郎の許可が得られないどころか、会話もままならない。
アパートから出るつもりで、会社を辞め、家付きの女性・豊島涼子と見合いをするが、そのあても外れた。
涼子は、フードコーディネーターとして働いているが、日々うまくいかず、母からは「早く結婚しなさい」と急かされている。
アパートの更新料が払えず困っていたら、野上のアパートが空いていると知って住むことに。
三崎哲は、取引先を切らざるを得なくなってモメ、責任を負いきれず、野上と一緒に会社を辞めてしまう。
恋人のアヤのアパートを追い出され、同じく野上のアパートのやっかいになる。

２階の角部屋は開かずの間になっており、その隣りの部屋の押し入れの穴には、
「ここに願い事を書いて入れると叶う」と落書きがしてあった。
ある台風の晩、窓が外れて、その部屋に入ると・・・


「オレが大事にしているものと、君が大事にしているものは、きっと違う。
　でも、お互いに相手のことを分かろうとすることは大事だよね」


西島秀俊さん出演作シリーズ。
女性の監督は、黒沢清、北野武監督に師事し、今作が長編デビュー作とのこと。
1980年生まれで、出演者と変わらない年齢だけに、現代の若い世代が抱える言葉で言い表せない焦燥感や
モヤモヤ感が出ていて、かつベテラン俳優と対比させることで、落ち着いたほっこり感が出ている。

西島さんは、ずっと家族の問題を一手に引き受けざるを得ない環境にあったせいで、
寡黙で、感情表現が下手な青年役を演じていて、合っている。
「なんとかなる」感で、安易に人のせいにしている三崎と好対照をなしている。

昭和の邦画ファンとしては、香川京子さんが元気に現役で演技してらっしゃる姿が拝見できて嬉しいかぎり。
縁側のガラス戸を閉める仕草ひとつとっても品があって、とくに何も喋らずとも、
友次郎との間に流れる微妙な感情、たくさん背負っている歴史が感じられて見事。

わたしも角部屋好きｖ　東南なら日当たりもいいしね
最初は、大丈夫か、この家ってくらい陰気でボロボロだったのに、
人が愛情こめて手入れして、毎日暮らすことで、
映画の最後にはあたたかみすら感じさせる家に変わっている。
フシギだよね。