メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『サヨナライツカ』(2010)

2013-03-12 16:42:43 | 映画
『サヨナライツカ』(2010)
監督:イ・ジェハン
出演:中山美穂、西島秀俊、石田ゆり子、加藤雅也、マギー、須永慶、川島なお美 ほか
主題歌:♪ALWAYS/中島美嘉

trailer

西島さん出演作をチェック中。スーツ姿が似合うなあ!
ひさびさドロマンス映画を観た。よくある展開で、ひねりもない。
フランス映画を日本人俳優が演じたみたいな感じ。純文学小説で読んだらよかったかも。




story
東垣内豊は、いつか空を自分の飛行機で埋め尽くしたいという夢を持ち、航空会社の重役を狙っている。
良家の娘・光子と結婚する約束をして、3ヶ月間、タイ・バンコクに出張に行き、
同僚の恋人と紹介された真中沓子と運命的な出会いをする。
強引に部屋に入ってきた沓子と関係を持つ豊。その後、沓子には金持ちで浮気グセのある夫がいると分かる。
「オレたちは体だけの関係だ。いつか終わる」と言って、沓子が欲する「愛している」という言葉をけして言おうとしない豊。
様子がおかしい豊に勘付き、光子は沓子と会い「一度でも愛してると言われましたか?」と別れを迫る。
豊と光子は結婚して、男の子をもうけ、会社は経営の危機に立たされたが、再建のためにタイ航空との提携を決める。
再びタイを訪れた豊は、以前泊まった高級ホテルで案内人をしている沓子と再会する。。。




「人生は待つことの連続だ」

西島さんとミポリンのラブシーンが見どころか
ミポリンの旦那は、復帰第1作目でよくこんな大胆なラブシーンを許したねぇ。
って思ってチラっと調べたら、原作は旦那さんだった。なるほど

そりゃあ、無機質な都市の繰り返しばかりの日常より
自然のいろどり豊かなバンコクのリゾート地で
露出度の高い美人と過ごした日々のほうがいい思い出になるだろうけど、
どっちつかずなこの男はズルいだけだなぁ。
現実に破れた夢の代わりに、若い頃のロマンスを思い出して、
結局どっちの女性も傷つけて、どれも中途半端になっちゃった感じ。



ロマンスが終わった後からの話がとにかく長かった。
何度も再会しては同じ理由で別れるの繰り返し、で、最後は女性が病に倒れるパターン。

「若者は夢を見て、老人は回想する」

加藤さんは『アンフェア』の三枚目よりずっと渋い役に徹してる。
歳とったメイクが濃くて、年寄りじみ過ぎた演技だったけど(実際のお年寄りは、実年齢より若く振る舞うよね
歳をとった演技&疲れた時の演技ってなぜ、老眼鏡を外して目頭を押さえるんだろう(ドラマのフシギシリーズ
そして、テーマ曲はやっぱり中島美嘉。


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アドバイス

2013-03-12 16:24:28 | 日記
カウンセリングの日。
前回は、母に対してどうしても距離をとったり、アドバイスを止められない理由について聞かれて、
話したいことをまとめてプリントにして持っていき、それに沿って話を進めた(いつも支離滅裂になったり、言いたい事を忘れてしまうので
効率的ではあるけれども、項目が多いから、カウンセラーさんはその様子や背景をイメージするのに
追いつくのが精一杯になってしまっているかもしれないな

【理由】
1.母は放っておくと、自身の主観・感情が混入して、心配事が際限なくふくれあがり、
  それを周りに相談する際に、私が言ってもいないことを言ったといったりして、
  私のイメージが傷つき、誤解されてしまうことへの不安・恐怖を感じること。
  だから、小さい心配事も1つずつ潰していかなければならないが、泉のごとく湧いて出るから止められない。
  かといって、放置しておくと、承認と受けとられたり、余計に不安感を増幅させてしまうという繰り返し。

2.人間関係というのは、自身には見えない部分で、相手には見えている部分を教えて、
  本人が気づくことで成長につながる意義があると思っているから。

3.自分には同化しやすい性質があること。苦手な人に対して、自動的に合わせてしまって、結局気疲れしてしまう
  愚痴を言ったほうはスッキリするだろうが、自分はその荷物を背負って家にまで持ち込み、本人よりもループしてしまうという繰り返し。

4.嘘がつけない。本音と建前を使い分けることが処世術かもしれないが、そこまで器用に使い分けられない。むしろそういう人は怖い。

これまでの会社の同僚の具体例など出して補足したら、カウンセラーさんはしきりに納得した様子。
「状況に自分から合わせなければならないと自動的に思ってしまう背景が過去にあると思われる」ことを指摘され、
「人に合わせなければならないと思うのは、人が信用できないという気持ちからか?」と聞かれた。

というより、人を意味もなく攻撃したり中傷したりする人は、実際は、傷つきやすい人、弱い人たちだと思うこと。
だとしても、過剰な自己防衛のために傷つけられるのは理不尽だし、こちらの身ももたない。

自分のいる空間を居心地の良い雰囲気にしたい(自分にとっても相手にとっても)と思う。
だから、相手に自動的に合わせてしまう。人を喜ばせたいという心理→気疲れ
単純に距離を置くことで解決できる関係かどうか。親などは簡単に切り捨てられる関係ではない。

今朝の「あさイチ」でリンクがあったw
相談者の9割はただ聞いてもらいだけ。アドバイスをするのではなく、ただ聞くことが大事
「そっかあ」などの平らな返事をすること。




その後、レンタル屋などに寄ってから、ランチはまた前回の喫茶店に行ってみた。
「ナポリタンが美味しいよ」て旦那さんがゆってたから注文したら、ハム、ピーマン、玉ねぎが入ったお袋の味で完食
レジの時にそれを話したら、先週のことでも覚えていない様子だった。そんなもんだよね、人の記憶なんて


追。
甜茶も気休めに買って飲んでみた。甘いっ!



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