メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

21頭の犬たち ふるさとへの旅

2013-07-02 17:23:26 | テレビ・動画配信
21頭の犬たち ふるさとへの旅

「原発事故の影響で、家族と一緒に暮らせなくなった福島県飯舘村の犬たち。
 岐阜県にあるNPOでは、そうした犬を無償で預かっている。」

随分前に予録したけど、体調の良い時じゃないと見られないと思って、今頃になってしまった(特別落ち着いてたわけじゃないが


福島ではこうゆう「放射線量測定値」が天気予報みたいに放送されているのか。

NPO法人が役所から依頼されて預かったのはぜんぶで30頭。
そのうち、無事、家に戻れたのは4頭、施設内で亡くなってしまったのが6頭。

2年が経って、代表者は
「人間なら2年も経てば、家に一度帰りたいと思う。犬だって同じだと思い、一時帰宅を計画した」

岐阜県にある施設から飯舘村の役場まで2日間かけてトラックで移動
集団生活に慣れた犬たちは素直にトラックに乗り込んだ。
村に滞在できるのは3時間のみ。


 
飼い主さん夫婦は、愛犬のビーグル・クリを軽トラに乗せて、以前好きだった食パンをあげてから
いまや誰も住んでいない家に連れていってみると、フシギなことにあまり家には興味を示さずに
ずぅっと大好きな軽トラの上で落ち着いて眠っていたという。



飼い主のご主人のコメント
「(今回の様子を見て)飯舘に帰ってきて、自分のふるさとは飼ってたおれたち2人と軽トラックだけだった気がした。
  おれたち2人がいて軽トラックがあれば、クリは(避難先の)岐阜に行ってもそれがふるさとだと思うんだけども
 飯舘がふるさとではもうクリはないのかな、記憶に・・・
 土地は忘れても、人間は忘れなかった。動物としての本能を考えると本当にかわいい」


老犬のコは、飼い主さん夫婦が迎えても反応せず、周りが気になる様子。
落ち着かない愛犬を以前好きだったお散歩コースに連れていって歩かせたら、
しきりに臭いをかぎながら歩いて、次第に思い出したのか、やっと落ち着きを取り戻した。

犬それぞれ性格も違うし、今回の件をどう思っているかは本人に聞いてみなきゃ分からないことなんだな。
あっという間に3時間は過ぎ、再びトラックに乗せる時間になってしまう。

クリさんがずっと飼い主の奥さんのそばを離れずぴったり寄り添っている様子に胸が締め付けられた。。。
それでも、またNPOスタッフの言うことをよく聞いて、みんなトラックのケージに戻っていく様子も健気すぎる。

代表者「また会える機会が作れるようにしますから、皆さんもご自愛ください」


 

飼い主さんたちとわんこたちが一緒に暮らせる日が1日も早く来ますように/祈

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拒否と同調の間

2013-07-02 16:51:19 | 日記
カウンセリング。
前回のつづき。これまでも苦手な人とは距離を置いてきた話。
そもそもじっくり人間関係を築くのが苦手で、一人の時間が好き VS 社会的なつながりも必要だという葛藤がある。
そこには、周囲にも家族にも親しみを表現せず、趣味に没頭していた父との関かわりもあると思う。
父みたいな生き方もありとは思うが、周りはフォローするのに必死だったからまったく同じ生き方はしたくない。
それでは、拒否or同調しすぎて疲労困憊ってゆう二極にならない人間関係の保ち方って一体どんなものなのか?
考えても、考えても、感覚として沸いてこない。

カ「もちろん育った環境も影響していると思うが、気づいていると、気づいていないとの違いは大きいと思う。
  ここではハウツーを教える場ではないので、こうすればいいという提案は出来ないので、
  それは、これからも経験の中から模索していかなきゃならない。
  でも、これからは、“自分はまた相手のペースに巻き込まれているな”と気づいた時に対処できるのでは?」

分かっちゃいるけど・・・てやつなんだ。



行きに、いきなり黒ラブさん、テニスボールを2個くわえたゴールデンさん、子猫3人と一気にすれ違った!ヘブン・・・
帰りには、シェパさんに遭遇したし、今日は大型わんこ祭りなのですか?そうなのですね


▼コンタクト購入
また2箱補充しに行ってきた。ここの眼科医師は行くたび違う人だな。。女性だったり、おじさんだったり。
今回は、若い男性で、目の粘膜状態を調べる機械が間にあるとはいえ、すごい近くて思わず眼を反らしてしまった
前回の医師は「炎症がみられるから目薬出しますか?」てゆってたけど、今回はその心配はないとのこと/怪


▼ばくだん丼@まぐろ市場

やっぱり美味い すぐ近所に似たような海鮮丼の店があって、やっぱり似たような納豆+マグロ刺身で800円弱のも発見。
いろんなところにあるんだね。ちょっとずつ趣向が違うから、この食べ比べも楽しいかも


「ランチパックSHOP」
  
またまた違った味が出ている気がして、3個買ってきたv


ランチパックをつくる際に出るパンのミミを使ったラスクもあったから食べてみたら美味しい
これも数種類置いてあったから全種類食べてみたいかもv


美術館に寄ろうと思ってたけど、なんだか疲労感が強いから帰って少し休んだ。

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坂本龍馬 暗殺の瞬間に迫る@歴史秘話ヒストリア

2013-07-02 16:28:26 | テレビ・動画配信
坂本龍馬 暗殺の瞬間に迫る~最新研究から描く幕末ミステリー~@歴史秘話ヒストリア


いまだ全貌は謎に包まれている龍馬暗殺事件。現代の科学の力を利用して最新の検証に挑む。
これまでで一番血生臭い回だった。なんだかんだいっても殺人事件。刀やら血痕もまだ生々しい
今回の検証もひとつの推測に過ぎないという。切り裂きジャック同様、真相はまだ分からないままなんだな。


【内容抜粋メモ】
 
現場にあった掛け軸に残る龍馬のものと言われる血痕の分析から、
暗殺者は二刀流? しかも剣術も上手かった龍馬は座ったまま、ほぼ無抵抗だったと思われる。



龍馬の朋友・中岡慎太郎は、事件後も2日間命があり、「新撰組にヤラれた」と言っていたが、本当か


 
現在の近江屋跡には碑がたつのみ。現在も近江屋と同じタイプの建造物が残されているが、奥行き40mもある広い屋内。
しかも、常に命を狙われていた龍馬は、屋根裏の隠れ部屋にいたため、探しにくく、
その部屋は天井が低く、窓に向かって屋根の傾斜があるため、長刀は振り回せない状況だったと思われる。


 
以前「寺田屋事件」の際は、得意の鉄砲で役人2人を撃って逃げた龍馬。
近江屋に残された遺留品の写真(イラストかと思った)を見ると、
銃は発射された形跡がなく、刀も抜く間もなく鞘が割られている状況。


 
博物館に残された資料や、直前まで屋敷内にいた者の証言を基にCGで再現した場面はリアル。
当時、龍馬を狙う者は大勢いた。近江屋近辺も役人がたくさんいる界隈であったにも関わらず、
頻繁に出入りしていたことで実行犯を刺激してしまったのではないか?と推測されている。


 
幕府の役人・今井信郎の証言が発見された。
実行犯として浮かび上がったのは、「京都見廻り組(警察組織)」の1人・佐々木只三郎
旧幕府の警察にとって龍馬は相変わらずお尋ね者で目障りな存在だった。
佐々木は「西岡是心流」つまり、右手に小刀を持つ珍しい流派だった。
しかし剣術は強くても、人を斬ったことがなかったという。



今井の命令は「龍馬を捕縛すべし。万一手に余れば打ち果たすべし」
夜半、近江屋にいたのは、龍馬ふくめ3人、主人夫妻、元力士の山田藤吉(ガードマン役)。
相手が信用しそうな名前を語って、藤吉が龍馬に取り次ぎに行く間に屋内に7人忍び込み、
主人夫妻を黙らせ、秘密部屋のある奥の間に潜んでいたが、藤吉に見つかり、やむなく彼を斬り捨てた。
その大きな物音に対し龍馬は土佐弁で「騒ぐな」と言ったという。

佐々木は客人として座って機会をうかがうが、龍馬らの警戒、失敗してはならないという極度の緊張、
手柄をたてなければという焦りから、捕縛を諦めて斬りつけたと推測する。



その後の戦争で只三郎は戦死。
皮肉なのは、当時龍馬は、徳川家も新政府の一員として加えようと試みていたこと。
龍馬を暗殺したことが、結果的には徳川家の命脈を縮めてしまったのではないかという説。



乙女宛の書簡には、その後の運命を知っているかのような謎めいた文章が残されているという。

「日本を今ひとたびせんたくいたし申しそうろう。
 私を決して長生きするものと思ってはいけません。
 私が死ぬ日は、天下の大きく変わる時でしょう。
 生きていてもいなくてもよい。役立たずとなるまで死ねません。
 すずめ貝のように、いつも鼻の先に土をつけ、頭に砂をかぶって、目立たぬように潜んでおります。ご安心を」

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幕末ヒロイン 天璋院・篤姫の真実~@歴史秘話ヒストリア

2013-07-02 16:12:13 | テレビ・動画配信
幕府崩壊!嵐の中の愛~幕末ヒロイン 天璋院・篤姫の真実~@歴史秘話ヒストリア
宮崎あおいが篤姫を演じた大河ドラマは見ていないけど、今の「八重の桜」の幕末にも深く関わっていて興味深かった。
ドラマでは、無血開城は勝海舟×西郷さんの会話で判断されたように描かれていたけど、
これで見ると、西郷さんに宛てた篤姫の手紙で判断されたと紹介している。歴史を動かすのは、やはり女性の影の力か


【内容抜粋メモ】
 
少女時代は、明るくほがらかな性格だった。


 
将軍の正室は公家から娶るのがしきたりだが、徳川家定の最初の正室は公家だったが病死。
再婚相手も公家の娘だが亡くなってしまい、幕府は健康で子宝に恵まれると評判だった島津家の娘に白羽の矢を立てた。
しかし、斉彬の娘2人は病死(あれ?健康じゃないじゃん)、もう1人はまだ1歳。
そこで急いで周囲に手紙を出して候補を探すが、すでに結婚してたり都合が悪かったりで、残った2人から分家の娘・於一を選ぶ。

だが、「斉彬の実子でないなら、正室ではなく側室にする」と幕府に言われて、また策を練り、
篤姫を養女に迎え、実子だと言うウソの報告書を提出。周囲にも根回しする


 
一難去ってまた一難。ペリー来航、安政大地震等で輿入れが先送りされる。
斉彬は延期を利用して、篤姫を近衛家(公家)に昇進させ、身分を上げる。
結局、縁談話がはじまって6年後にやっと結婚。その際、たくさんの嫁入り道具を揃えたのが西郷隆盛だった/驚
新婚とはいえ正室の毎日は多忙を極める。夫と顔を合わせるのは、朝の「先祖供養」や空いた時間のみ。
夫と2人で過ごせるのは月に数回程度だが、2人は仲が良くて有名だった


 
だが、篤姫には、養父・斉彬から密命を受けていた。
病気がちな家定には子どもがいなかったため跡継ぎを指名する必要があり、
有力なのは紀州藩の慶福。だが彼は当時12歳。混乱した政局をおさめるには若すぎた。
斉彬が推していたのは慶喜。篤姫はまず有力な女中を金五百両(今で約5000万円!)で買収するも失敗。
最終的には、家定の母・本寿院に泣きつくが、母の進言を受けた家定は大激怒する


 
結局、跡継ぎは慶福(14代将軍・家茂)に決まり、責任が果たせなかったことを謝罪する篤姫の無念の手紙が残っている。
その後、家定は享年35歳、斉彬は享年50歳で亡くなり、篤姫は出家し「天璋院」となる。
しかも、家茂も21歳の若さで亡くなってしまう。

鳥羽・伏見の戦い後、敗北した慶喜は江戸に逃げ、上野・寛永寺に謹慎。
徳川家の命運は天璋院にかかる。西郷さんが徳川家打倒の指揮官て皮肉・・・


 
天璋院は大奥の医師・浅田に嘆願書を渡し、新政府軍に届けるよう命じる。その巻物の長さたるや約2m、文字数は1300字以上。
一武将の身から斉彬に抜擢され、篤姫の身の回りのことをしてきた西郷は、
忠臣・人情も厚く、その手紙を読んで「おいたわしや」と号泣したという。
(そうなるって分かっててやってたんじゃないのか???


研究家いわく「もし戦争になっていたら江戸市民100万人が路頭に迷い、その後の明治国家建設にも大きく影響が出ただろう」
天璋院は、城明け渡しの前日まで大奥にとどまり、女中たちの再就職や結婚に尽力した。


 
その後、天璋院はひっそりと暮らし、16代当主・家遠を育てた。
家定のために仏前に供えていた茶碗が残っていることから、晩年にいたるまで愛情を持っていたことがうかがわれる。


 
明治16年。天璋院は亡くなる。享年49歳。

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