メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

江戸川乱歩 少年探偵シリーズ

2015-09-12 23:05:24 | 
今年は、江戸川乱歩没後50年だそう。

思い出すのは、小学校を建て替える前の木造校舎に図書室があって、
そこで借りて読んだ本でたぶん一番古い記憶が『魔人ゴング』で、表紙画が衝撃的だった。

今もこの少年探偵シリーズは、表紙絵と挿し絵が大好き
その後も新しいシリーズが出るたびに表紙画は変わっていったけれども、
私の知っているこのシリーズを超えるものはないと思う。

自分で購入したものの中でもっとも好きだったのは『死の十字路』(1956)
邦題もセンスがあってステキ。(ブログ内記事の引用

というわけで、遅ればせながら「作家別カテゴリー」に追加しました。
「notes and movies」にあるものは、ノートからメモを随時、転記&追加する予定。

マークは、私がとくに好きな作品。
基本、あらすじなどネタバレ注意です。


ポプラ文庫クラシック

ポプラ社HPで改めて調べたら、「少年探偵シリーズ 全26巻」と「江戸川乱歩全集 全46巻」があって、
ノートに書いていた時と、ブログに書いていた時点では気づかなかったせいで巻数の違いがあると今ごろ気づいた
なので、ブログ本文中に巻数の間違いあるのはご了承下さいませ/謝


【ポプラ社 少年探偵シリーズ 全26巻】(ブログ本文中に巻数の間違いあり

「怪人二十面相」

notes and movies(1998.4~ part4)

「少年探偵団」


「妖怪博士」

notes and movies(1998.7~ part1)

「大金塊」


「青銅の魔人」


「サーカスの怪人」


「地底の魔術王」

notes and movies(1998.4~ part4)

「透明怪人」

notes and movies(1998.7~ part1)

「怪奇四十面相」


10「宇宙怪人」

notes and movies(1998.7~ part1)

11「鉄塔王国の恐怖」

notes and movies(1999.4~ part1)

12「灰色の巨人」


13「海底の魔術師」

notes and movies(1998.4~ part4)

14「黄金豹」

notes and movies(2001.8~ part5)

15「魔法博士」


16「魔人ゴング」

notes and movies(1998.4~ part4)

17「悪魔人形」

notes and movies(1998.4~ part4)

18「奇面城の秘密」


19「夜光人間」


20「塔上の奇術師」


21「鉄人Q」


22「仮面の恐怖王」


23「電人M」

notes and movies(1998.7~ part1)

24「二十面相の呪い」


25「空飛ぶ二十面相」


26「黄金の怪獣」




【ポプラ社 少年探偵 江戸川乱歩全集 全46巻】(上記以外。ブログ本文中に巻数の間違いあり

27「黄金仮面」

notes and movies(1998.7~ part1)

28「呪いの指紋」

notes and movies(1998.7~ part1)

29「魔術師」


30「大暗室」

notes and movies(1998.7~ part1)

31「赤い妖虫」


32「地獄の仮面」

notes and movies(1998.7~ part1)

33「黒い魔女」

notes and movies(1998.4~ part4)

34「緑衣の鬼」

notes and movies(1998.4~ part4)

35「地獄の道化師」


36「影男」

notes and movies(1999.4~ part1)

37「暗黒星」


「二銭銅貨」
notes and movies(1998.7~ part1)

38「白い羽根の謎」

notes and movies(1998.7~ part1)

39「死の十字路」

notes and movies(1998.4~ part4)

40「恐怖の魔人王」


41「一寸法師」


42「蜘蛛男」


43「幽鬼の塔」

notes and movies(1998.4~ part4)

44「人間豹」


45「時計塔の秘密」

notes and movies(1998.4~ part4)

46「三角館の恐怖」

notes and movies(1998.4~ part4)




【映像】
『D坂の殺人事件』(1998)

『赤いサソリの美女』(1979)

『死の十字路』(1956)

『黒蜥蜴』(1968)

『双生児』(1999)

『押繪と旅する男』(1993)

『江戸川乱歩生誕100周年記念作品 黒蜥蜴』

『人でなしの恋』(1995)

『RAMPO』(1994)(劇場にて


【ドラマ】

シリーズ・江戸川乱歩短編集Ⅱ 妖しい愛の物語 第1回「何者」(2016)

シリーズ・江戸川乱歩短編集 1925年の明智小五郎 「屋根裏の散歩者」(2016)

シリーズ・江戸川乱歩短編集 1925年の明智小五郎 「心理試験」(2016)

シリーズ江戸川乱歩短編集Ⅳ「妖怪博士」

シリーズ江戸川乱歩短編集Ⅳ「少年探偵団」

シリーズ江戸川乱歩短編集Ⅳ「怪人二十面相」






【演劇】
『黒蜥蜴』@新国立劇場 中劇場(ネタバレ注意)

『少年少女昭和ミステリ美術館 表紙でみるジュニア・ミステリの世界』(平凡社)
『少年少女昭和SF美術館 表紙でみるジュヴナイルSFの世界』(平凡社)


***********

読んでいて気づいたのは、けっこう似たようなシチュエーションが繰り返し出てくること。
印象に残っているのは、長持みたいな箱に隠れているのがバレて、
その上に乗っかって酒を飲んでいた男が酔っ払って、気づくと火に包まれて危機一髪とか、

小林少年の紹介文に「真っ赤な頬をした」というような表現がけっこう使われているとか、
その小林少年が誘拐される少女の身代わりになったり、車のトランクに隠れてアジトを見つけたりとか。

怪人二十面相のトリックも、現代から考えると、モンスターが単なる幻灯機だったりとか
「いやいや、これで街中がパニックになるか?!」て笑ってしまうものが多い

明智探偵は、大抵、浮浪者に変装していることが多いし。

そういうお決まりがあるのも一種の魅力で、なんといっても当時の昭和感がなんともいえない味わい深さがある。
また読みたくなるなあ



コメント

どうなる中国経済 世界・日本への影響は?@週刊ニュース深読み

2015-09-12 22:34:48 | テレビ・動画配信
エンブレム白紙撤回
今日の放送は見れなかったんだけれども、前回の「深読み」のニュースを見たかぎりでは、
エンブレムを作るのは、ぶっちゃけ、オリンピック前後の数年間に、これ関連で儲けて、
景気回復&オリンピックに使った大金を回収するためなのか。
最初の目的からしてズレちゃってるから、こういう金絡みの問題(著作権)も出てくるのでは?

で、急いで次の候補を決める短縮策として、一般公募を止めて、デザイナーだけに絞るとかなんとか。
最高のオリジナリティ持ってるのは、子どもたちだって選考者が全然分かってない。

これからの地球を担っていくのも子どもたち。
スポーツを介して感動を伝えて、自己表現、自己実現の素晴らしさを伝える相手も子どもたち

その子どもたちに、「スポーツの祭典は金儲けのためにやるんだよ」って教えてどうするんだ。



どうなる中国経済 世界・日本への影響は?@週刊ニュース深読み
8月24日の株価下落率


「爆買い」の傾向がちょっと減った感じがあるという日本企業&流通関連の人たち。
近いのに意外と知らない中国の近代史と、これからの経済発展をうらなった。
見ているうちに、コレってまったく日本の歩みと同じじゃん。
てか、先進国の歩みのパターンなのか?


中国の実態とは!?

とにかく大量の労働力によって発展した

 


豊かになった理由


そのために社会にさまざまな歪みが生じた。

 

 
暴動は年間数十万件といわれる


投資目的でマンション買い増加~「不動産バブル」を防ぐ規制
公共事業の投資としてマンションをたくさん建てたら、住まずに投資目的で買う人が増加。
住宅価格が上がりすぎたため、「政府の規制」が入って下落 高層マンションは「ゴーストタウン」化した。

 


今度は株儲けに富裕層が流れた
借金してまで株を買う人まで出てきたため、株価も「政府の規制」が入って下落した

 

「中国人にはギャンブラー気質がある。逆に日本では株式投資に偏見があると思う」(専門家

(日本に長年住む中国人専門家さんが言っている通り、私も香港に行った時、
 現地のガイドさんがずーーーっと、何に関しても金絡みの話をしていて、そう感じた。
 誰だれが、宝くじに当たって、いくら儲けたとか。
 ネパールのガイドさんもちょっとそんな雰囲気が漂っていたのは、中国経済に影響を受けているからかなあ?
 男性でもデッカイ宝石の指輪してたり、金の時計とかステイタスみたい



経済成長率7%達成はほんと!?
 

経済指標の実態は、たぶん4~5%。これは電力消費量や、物流から計算できる。
 GTPはバロメーターだが、人々の暮らしには関係ない。
 年初に政府は目標値を発表し、一党独裁国家なので、下の者はそう言わざるを得ないという現状もある。
 だが、世界銀行も同じ数値を出している。株が暴落したと言っても、去年より1.5倍高い」(専門家)


適正水準
人民元の価値が下がっている。
中国企業は、日本よりアメリカドルとの関係を気にしている。


「新常態(ニューノーマル)」


輸出が減っている→通貨を下げる→国民の富は減る。
労働人口も減っている。昔は「ものづくり」だったが、今は「第3次産業」。


 
根底にあったのは低賃金+長時間労働→労働意欲&競争力が下がった


オリジナルを作ろうとしても、「特許」が守られない。独占企業問題がある

Q:今の不安の根底にあるのは、1党独裁の国の信用度の問題なのでは?(渡辺徹さん)

A:これまでの経済は「不正」で成り立っていた。
  そこで「反腐」政治を行って、「経済構造改革」しようとしている。
  「利権」「不正」を叩いて初めてフェアになる。(専門家)



まだまだ見込める経済成長のカギ~超高齢化社会

Q:社会主義→資本主義への移行は可能なんですか?(渡辺徹さん)
A:今の中国は資本主義に近い。むしろ、今の日本は社会主義。(専門家)


急激に超高齢化社会が進む
 

 
「たとえば、介護ロボットの輸出など」


中国への強迫観念があるのでは?
中国製品が売れると、その部品の半分以上は「MADE IN JAPAN」のため、日本企業が儲かるというシステム。


「反日デモ」も損だと分かった
デモをした結果、日系企業関連に勤める1千万人の失業者が出て、ボイコットは減っている。

中国の競争相手のターゲットは、ヨーロッパにある。
日本のハイブリット技術には期待している。クルマも売れている。

渡辺「なんだか、日本のバブルの痛い経験を伝えたい気がするんですけどね」
専門家「今は世界的バブルと言える」


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高齢者や子どもを金儲けの手段と見ている考え方が怖い

専門家さんもゆってた通り「ギャンブルは、誰かが儲かれば、誰かが損する天秤のようなもの」
でも、相変わらず、経済の不均衡によって、富裕層は数%で、貧困はいつまでたってもなくならない。

なぜか、私の好きな映画『ラビリンス』(1986)のあるセリフを思い出した。

“You have no power over me!!”(あなたは、私に何の力も及ぼすことはできない)

コントロールしようとする側は、される側が従わない限り、何の力も持たない。

だから次の世代の者たちへ。

「将来のため」「老後の貯えのため」「この世の中お金こそすべて」なんて
一見、もっともらしい言葉に、その純粋な優しさ故に服従するのはもうやめよう。
イヤなことは「イヤだ」と断っていいんだ。

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