メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ATPテニスマスターズ1000 マイアミオープン2016 男子シングルス決勝

2016-04-05 18:24:33 | テニス
錦織圭(26歳)×ノバク・ジョコビッチ(28歳 セルビア)

錦織圭がジョコビッチという高い高いハードルを越えて、自身初、日本人初、アジア選手としても初のマスターズ1000での初タイトルなるか!?

 

マイアミは午後の1時。雲で日差しが遮られるのは選手にとってはラクなコンディションだが風がある。
今回4強は出場してないのかな。ドローもタイトルに大きく関係する。

解説は坂井利彰さん。
「(ラテン系の)観客の皆さんを味方につけたほうが勝負握ってくるかもしれない」

試合前インタビュー:


「ある程度、自分のテニスをしないといけないと思うので、その中でたぶんすごく長いラリーになるのも考えながら、プレーしていくと思う。
 もちろん、彼の対策はとらないといけないと思いますけど(そんなものあるのか!?)、自分らしいテニスを一番は心がけたいと思います」

マスターズ1000の決勝戦は、ナダルを相手に途中棄権したマドリード以来。

坂井「序盤が非常に大切になってくる」

ジョコビッチインタビュー:


「準決勝は錦織が夜でしたが、私は決勝と同じ昼間でした。真昼の試合を経験したことで決勝がどんな戦いになるのか予測できました」
(錦織を警戒している感じ?

マイアミは5回優勝していて、今日勝てば、アガシと並ぶ。おお!アガシも頑張ってたねえ!

センターコートにあたる「スタジアムコート」に入場
 

とっても座り心地のよさげなデカいソファといった感じのベンチ。

錦織は手にクリームを塗って、集中した表情。

坂井「非常に落ち着いていると思います。これだけの観客がいる中での決勝戦は緊張する部分あると思うが、
   自信も深まっている印象を受けます」

なんだか警備員みたいなおじさんがトスをして、錦織がレシーヴを選んだ。
この記念写真て、どこに載せてるんだろう、今更だけど・・・



坂井「(マッチポイント5本をしのいだ前の試合で)負けていてもおかしくない状況を乗り越えたのは、
   開き直るいい意味でのメンタルのコンディションになるのではないか」

アナ「男子テニス界の注目は、誰がこのジョコビッチを止めるのかということです」

今シーズンはまだ1敗しかしていないジョコビッチ。
192週連続1位は、フェデラー、サンプラス、レンドル、コナーズに次いで、史上5番目に長い世界ランキングNO.1を保持。
マイアミでは、2007年に19歳、史上最年少で優勝した。

錦織の2016年のリザルツ19勝5敗は、ジョコビッチ、ティエルに次いで3番目にいい数字。

坂井:練習を見ると、疲れは感じない。逆にメンタルが前向きで、非常にいい状態。

対ジョコビッチ戦の作戦に関する錦織のコメントは、

“攻め急いでも2セットは続かないのではないか。守りと攻めのミックス、勝負どころでの攻め、メリハリが重要。
 なにかを変えないといけないが、自分らしいテニスをしたい”

ボリスもチャンもいない。いつも一緒に回るわけじゃないのね。
観客にはオレンジの帽子が配られたそう。だから一杯いるのか!


【第1セット】

●第1ゲーム 1本目は錦織の球がアウト。2本目叩いた! 完全にラリー戦。ジョコのボレーミス。
ジョコがネットにかけて40-15いきなりブレイクチャンス。サーヴの読みもいい。よっしゃあ、ブレイク成功!
会場が少しどよめく。ジョコにブレイクバックされるパターンもあるから、サーヴィスゲームを守るのも大事。


●第2ゲーム 前に出た錦織にパッシングショット。課題はやっぱりサーヴだな。。。ダブった
ワイドのスライスサーヴが調子のいい今大会。もうお腹出してるぞ。逆に15-40。すぐにブレイクバック。んーーーー

●第3ゲーム ブレイクしても喜んじゃいられない。ベスト以上の力を出し切らないとならない。前に出るジョコ。ラブゲームキープ1-2

坂井:
これまでジョコビッチに勝った選手は、攻守のバランスがいい選手。一定のリズムになるとやられる。
錦織圭もフェデラーと似ているオールラウンダー。引き出しの多いテニスがポイント。

●第4ゲーム ラリーでジョコがチャレンジして失敗。ジョコにボディへのサーヴは有効。試合前、同じヒッティングパートナーと練習し、
彼いわく「両者ともにいい調子でストロークを打っていた。ジョコビッチの球はよく弾んでいた」この2人ともとって、その人もスゴイな!
やっとフリーポイントでキープ2-2 スピードを落としても、コースの打ち分けと、緩急で勝負したほうがいいか?

●第5ゲーム どのゲームも集中しなきゃいけない。錦織はラケットを替えた。風対策も必要。
サーヴのフォルトにチャレンジして成功したジョコビッチ。ポイントやり直しではと錦織が主張。
サーヴィスエース入れてやり返し、連続ラブゲームキープ2-3 難しい・・・

●第6ゲーム ボールの堅さを気にして主審に返す錦織。ジョコビッチには王者の座を守るプレッシャーも感じられないな。
長いラリーは錦織。前に出て、スマッシュ決めた。今度は左右に振られた。ファーストサーヴ入らないねえ
ラリーで押される。カウンターが武器のジョコ。ネットインになりブレイク2-4 ヤバイ。。。

●第7ゲーム またジョコがチャレンジして成功。1ポイントごとが緊迫感で張り詰めている。
サーヴが乱れたジョコ。ダブルフォルト。セカンドサーヴも攻撃的なジョコ。ブレイクチャンス40-15
リターンエースが決まって、ブレイク成功3-4。あれ?画面判定ではアウトだったがジョコはチャレンジせず。
そういうポイントもあるのね。人がやってるだけに、これもスポーツ


●第8ゲーム ここはキープしないと。それにはサーヴ入れないと! いろいろ間も入れてる錦織。
坂井「風上のほうがサーヴがとびやすい。逆にスピンをかけないとボールが落ちなくなるので回転の調整が必要になる」
スイートポイントを外れて15-40 1本しのいだ。またフレームショットでブレイクバックされ3-5

●第9ゲーム サーヴィングフォーザセット。ダウン・ザ・ラインかあ! フリーポイントで0-40 
3-6でジョコビッチが第1セットをとった。34分。簡単なストレートゲームだけは観たくないなあ・・・
隙のないジョコビッチ、サーヴを練習してもなかなか確率が上がらない錦織。どうしたらサーヴィス力がつくんだろう???




【第2セット】

●第1ゲーム 風下から。流れを変えるには? 153km/hのサーヴでフリーポイント。ダブルフォルト。
33回の長いラリーからジョコビッチのドロップショットでブレイクチャンス。前に出たがアウト0-1

●第2ゲーム 風の向きが変わってきた。集中切れつつあるか錦織。練習していたショットが決まった。
軸脚をためてから、体重を大きく移動させる。

息の詰まるラリー。ジョコのボールは回転がかかって重い。ロブは甘かった。
「ニシー!」と声援がかかるがキープして0-2 せっかくの大勝負、もう少し粘ってくれ!

●第3ゲーム 「ストローク戦で主導権が握れていない」(坂井)
ファーストサーヴ52%、セカンドサーヴポイント獲得は30%台じゃ絶対王者には勝てまい。
サーヴで観客から声が出たり、主審がオーバールールに対してチャレンジして失敗。デュース。
やっとセンターでフリーポイント。やっとキープして1-2

NOLE(ノエル)はジョコビッチの愛称


●第4ゲーム 踏み込んで打って1ポイント。ダブルフォルトでデュース。勝負どころで決めているのはジョコのほう。
キープして1-3

昨日、女子で優勝したアザレンカも観戦


●第5ゲーム 押されてアンフォーストエラーが出ている錦織。ドロップショットが絶妙に決まったv
前に出てボレーポイント。「ここまで追い詰めないとポイントにつながらないんですね」(アナ)やっととった2-3
1ゲームごとに溜め息が出る。大会期間中、他の選手とは練習しないジョコビッチ。
坂井「錦織はマレーと練習してストロークのフィーリングが良くなっている」

●第6ゲーム 第3セットまでもちこめるか? 優勝獲得金額は約100億円を超えるジョコビッチ。
ダンテコーチが見守る。ダウン・ザ・ラインが決まってラブゲームキープ。2-4 坂井「腰がグッと入ってくる」

●第7ゲーム ショットが決まって軽く拳を握ったジョコビッチ。前に出たがパッシングショット成功のジョコ。
しのいでデュース。左脚を気にする錦織。疲れがたまっているか。なんだか棒立ちで打ったショットが決まった。
フシギとキープしてジョコビッチがラケットを投げつけた。休憩時間にトレーナーを呼び、メディカルタイムアウト(3分間)をとる。

 

右足首は常にサポーターをしているが、左脚はこれまで故障はなかった。


マッサージが続き、膝を押さえられて顔をしかめた。痛そうだけど、揉まないといけないのかな。
坂井「少し内側の靭帯を伸ばしたか、痙攣か」

ジョコビッチも今大会中、腰を痛めてメディカルタイムアウトをとったそう。
故障が多い錦織だが“2年前より自分の体は強くなっている”とコメントしている。

ステップを踏んでレシーヴを構える錦織。動けない2本。「ボールへの入り方が多少遅くなった」(坂井)

空に鳥が連隊を組んで飛ぶのを見て、観客にアピールするジョコビッチ。ラブゲームキープ3-5
 

●第8ゲーム レシーヴィングフォーザマッチのジョコ。錦織の動きが悪くなり、脚を叩く。会場から声がかかる。
このままだと後味悪いよ。ゆるいセカンドサーヴがギリに入った。ジョコのダウン・ザ・ライン。
スライスでジョコがネットにかけた。デュース。残念そうな少年の顔を見せてあげたい。

ファーストサーヴは入らない。大きくアウトでチャレンジ失敗。大声を出したジョコビッチ。
ダブルフォルトでラケットを投げた錦織。膝に力が入らない。ダブルフォルト2回目でチャンピオンシップポイント。

1回しのいだ。大きくアウトで、またピンチ。ファーストサーヴ入らない。深いボールで2回しのぐ!
また大きくアウトしてまたピンチ。最後はフレームショットがアウトになり、
終わってみれば1時間26分、3-6、3-6のストレートゲーム。

 

ここまで来ても、なんで勝てないんだと思うと涙が出るよ。。。
膝の痛みがなくても勝てただろうか? 今回も敗因はサーヴの入りだ。

 

ようやく緊張感から解き放たれて跳び上がって喜びを爆発させるジョコビッチ。
しゃがみこんで、コートをペタペタして感謝をこめた。
リストバンドもタオルも全部客席に投げる。

 

ATPテニスマスターズ28勝はナダルを超えてトップに立った。
どこまで行く? 先人記録を全部破ろうとしているのか?

坂井「ジョコビッチの少しホッとした息を吐いた瞬間を見ると、いろんなプレッシャーがあったと思う」

ジョコビッチは、いつもサインになにかしら別のメッセージを書くんだよね。
 
スマホで誰かと話してる? ボリスか?


【セレモニー】
32回目を迎えるマイアミオープン。

錦織圭スピーチ:


ノバク、おめでとう。彼のチームにもおめでとうと言いたい。
彼と戦う時はいつも難しい試合です。
ボランティア、ボールボーイ、大会関係者の皆さん、ありがとうございます。
素晴らしい大会です。毎年ここに戻ってくるのを楽しみにしています。
最後にチームに感謝します。次はマスターズ勝てるといいなと思います。

 




ジョコビッチスピーチ:


まずはケイ。素晴らしい大会でした、おめでとう。次も君に負けたくないですw
なにか深刻な怪我をしていないなといいと思います(泣かせるねぇ

そして、大会関係者に感謝したい。ここはもっとも素晴らしい大会の1つです。
素晴らしいスポンサー、ボランティアの皆さん、たくさんの人たちが貢献してくれています。
ベストを尽くして私をもてなしてくれています。選手たちはそれを感じています。

この大会には特別な思いがあります。
2007年、私のキャリアで一番大きな優勝を遂げたところです。
それを踏み台にして私は伸びてきたと思っているので、ここに戻ってくるのをいつも楽しみにしています。
こことの相性の良さが続くといいなと思っています。

チームのみんなに感謝します。そして、何年にもわたり私を応援してくれている皆さんに感謝します。
夢を生きて、このスポーツが出来ているのは皆さんのおかげです。
毎年、たくさんのファンが詰めかけてくれます。ありがとうございます。

この大会がどこか別の場所に行ってしまうという話がありますけれども、来年もお会いしましょうw

 

錦織には準優勝の喜びのかけらもない沈んだ表情。



坂井:
若手があと一歩のところまでビッグ4についてきているのではないかと直感で感じました。

アナ:
若手といっても中堅世代がどこまで食い込めるかですね。

坂井:
徐々にビッグ4、ビッグ5の構図が崩れかけている大会だった。
ジョコビッチは今大会中も、先にブレイクを許してもすぐに流れを取り返してくる強さがある。

坂井:
決勝戦を経験したことは、今後に必ず活きてくる。これからますます楽しみになる。
決勝戦に来て満足するのではなく、本当に勝ちたかったという気持ちが伝わった。


この後まだ7大会ある。
錦織圭がビッグ4を破るシーンはいつ見れるんだろう。
ベンチでの表情の中には悔し涙も見えた感じだった。

テニスシーズンはまだまだこれから。
錦織圭の戦いも途切れなく続いていく。
まずは疲れをとって、これ以上怪我を増やさず、ベストコンディションに整えてほしいな。

決勝でジョコビッチに勝つためには「100%、120%のプレーをしなければならない」と錦織

錦織 マスターズ初Vならず、王者ジョコビッチに完敗で準優勝

「次回はもう少しステップアップしたい」と錦織
「ノバクとの闘いは本当に厳しい。彼は素晴らしい守備能力の持ち主。
 彼のサービスをブレークするには一筋縄ではいかないし、今日は風が強かったので、あまりアグレッシブに打ち込めなかった」と、
錦織は試合後に言った。

「今日の試合に点数をつけるとしたら、10点満点で5点か6点だろう。
 自分がすごくまずいプレーをしたとは思わないが、彼のほうは素晴らしいテニスをしていた。
 また今日はサービスがあまりよくなかった。これは残念だ。彼はリターンが素晴らしい選手だから」

「第2セットでは、よりアグレッシブにいこうと努めたが、僕はフォア側で多くのミスをおかしてしまった。
(全体を見ても)彼を倒すにはあまりに多くのアンフォーストエラーをおかしすぎたと思う。
 風が強く、やりたかったプレーができなかった」と振り返った。

「僕はアメリカに住んでいる。僕にとってインディアンウェルズとマイアミは重要な大会だ。
 これまでインディアンウェルズでは一度もいいプレーをしたことがなかったけれど、今年は準々決勝まで進出した。
 もっといい成績もあり得たとはいえ、悪くはない。今はクレー・シーズンに入っていくことにわくわくしている。
 全仏オープンの前にいいプレーができるよう祈っている。そして次回は、もう少しステップアップできればと願っている」

コメント

ATPテニスマスターズ1000 マイアミオープン2016 男子シングルス準決勝

2016-04-05 17:44:09 | テニス
さて。フィギュアスケートが終わっても、同時進行で錦織圭の快進撃があるため、ずっとメディア絶ち状態
そろそろニュースとかもフツーに見たいですが、
錦織の優勝シーンを観たいので、私も集中を切らさず長丁場頑張ります


ジョコビッチが3連覇を狙う、グランドスラムに次ぐ大きな大会ATPテニスマスターズ1000、第2戦、大会10日目。
錦織圭がベスト4進出! 今第6シードで相手が24シードなら、ジョコビッチとの決勝戦も見れそうな予感v




ノバク・ジョコビッチ×ダビッド・ゴファン(ベルギー)
 

ジョコビッチが勝つだろうから、飛ばしまくった
第1セットはタイブレイクとなって、ジョコビッチがとった。
その後は大体ガックリきて、第2セットでジョコビッチが勝つパターン。あっという間に5-3。デュース。
5-4まで粘ったが、7-6、6-4でやっぱりジョコビッチが決勝進出。
ボリスはいない。これでも時間がかかって混戦したらしい。3年連続6回目の決勝戦に挑戦。


192週NO.1て。。。いい加減、誰かタイトル奪っておくれ。





錦織圭準々決勝後インタビュー

疲れた表情だな

なかなか打っても決まらないですし、ボールを読む力と、さらにあの動きがあるので、なかなか決めるのは難しかったですね。
ブレイクアップしても冷静にしていようという風には思っていたので、もちろん、やるせない気持ちはすごくありましたけど、
なるべく集中してやるようにはしてました。

 

 

Q:準決勝キリオス戦に向けて
サーヴはすごいので、なるべくリターンをしっかり返せるように、あと、常に攻められると思うので、
こっちもディフェンスをしっかりするのと、攻める気持ちもなるべく、、、守りだけにならないようにしたいと思います。

準々決勝モンフィース戦は、相手に5回のマッチポイントを奪われた末に4-6、6-3、7-6で粘り勝ちしたそう!

解説は坂井利彰さん。


「アウェイの中での勝利は本当に素晴らしい精神力だなと驚きました。
 インディアナウェルズでの勝負強さが自信になっているんじゃないかなという気はしています。
 このマスターズ1000でなんとしても優勝したいという気持ち、
 一方で目の前の試合に対する集中力を両方平行しながら試合をマネージしていると思います」

「キリオスは非常に爆発力のある選手で、モンフィースに似た流れに乗せてしまうと怖い選手の1人。
 錦織はサーヴィスをしっかりキープして、早めにブレイクをしかけたい。
 もちろん疲れはあると思いますが、拠点から近いということもあり、相性のいい大会ですから錦織らしいプレイを期待します」


錦織圭(26歳 178cm)×ニック・キリオス(20歳 193cm オーストラリア)


マイアミは午後7時頃からのナイトセッション。対戦成績は1-0錦織圭。
いつも少年がコイントスをする時、主審が優しく丁寧に誘導するのが微笑ましくなる

キリオスは初出場でここまできた。セットダウンなし。

錦織はマスターズで18勝5敗。マイアミは7回目の出場。準決勝で棄権したのが最高記録。チャンはいないね。
錦織がレシーヴを選んだ。21面あるコートの中のセンターコート。


【第1セット】
●第1ゲーム ビッグサーヴへの予測がポイント。ラブゲームキープ

●第2ゲーム さて。錦織のサーヴはどうか サーヴィスエースも入れてキープ

●第3ゲーム ラリーは錦織。キリオスは長いラリーを避ける。40-0のチャンスが来た。
サーヴィスエースにチャレンジしてIN。今度はキリオスがチャレンジして、なんだ、コレは、アートか?w うっすら出てるんじゃないの?


ダブルフォルトでブレイクして2-1先行はいい出だしv ノラせると怖いキリオス。
昼間は30度近い暑さのマイアミ。ナイトマッチは活かしたい。

 

●第4ゲーム サーヴの練習を入念にしていた錦織。キリオスはフォアが得意。バックのダウン・ザ・ラインはケアが必要。
バックはフラット、フォアは強烈なスピンをかけるキリオス。キープ。3-1

●第5ゲーム 今日はセカンドサーヴの確率が悪いキリオス。サーヴにリターンが合ってる錦織。
昨日の熱戦が今日にも活きている。キープで3-2錦織。キリオスはバスケット選手みたいだな。
ブレイクセーヴ率が高いキリオス。

●第6ゲーム 長いラリーでは首をかしげるキリオス。こういう分かりやすい人のほうがやりやすいよね。
「信じられないなフットワークを持っている。弱点がない」と錦織を讃えていたキリオス。なんかいい奴っぽい。弱点はサーヴだよ
最初のドロップショットが見事に決まった。キープして4-2

●第7ゲーム 大きな声を出したキリオス。キープして4-3錦織。リターンの不安はなさそう。
 

お父さんもカッコいい!圭くんとはタイプが違うけど。今回はお姉さんは来ていないのかな?
キリオスのお母さんは心配そう。父はギリシア系のオーストラリア人、母はマレーシア人。母と6歳でテニスを始めた。
若い頃から期待され、2014年ウィンブルドンで、当時、世界NO.1のナダルを144位、19歳で破って注目された。
坂井「ジュニアからプロへの移行がここまで早い選手は少ない」

昼間は気温以上にコートの照り返しで想像以上の暑さとの戦いで体力が消耗される
もっとラクなところに造ればいいのにねえ・・・

●第8ゲーム フェデラーのセイバーのような前のポジションで打つのがキリオスの武器の1つ。
ラリーは左右に振って、キリオスのバックのミスを誘う。錦織のサーヴは回転をかけている。
初のダブルフォルトが出たがキープして5-2 勝てそうな予感大。

●第9ゲーム 得意のサーヴィスエースはまだ3本。このラリーはキリオス。「ここ何試合かサーヴの調子はよくない」と話したキリオス。
キリオス「錦織は素晴らしいリターンを持っている。ベースラインからのショットを警戒しなければいけない」と話していた。
坂井「ビッグサーバーはサーヴィスのフリーポイントでリズムを作るので、リターンがいいとリズムがとりにくい」
見事な円を描いたロブでセットポイント錦織。ダブルフォルトで6-3錦織とった。29分。よしv



【第2セット】

●第1ゲーム バックを攻めてから左右に振る作戦が効いてる。ラブゲームキープ初。1-0

●第2ゲーム 完全に錦織ペース。前のセットから8ポイント連取で0-40。2本戻された。サーヴの予測が要。
深いラリーでじっくり攻めてブレイク。2-0錦織。いいねえ! 久々、安心して見られる試合な感じ。

●第3ゲーム サーヴの調子もいい錦織。「錦織はサーヴが入らないゲームが時々入ってきます」(アナ)
前に出た錦織に鋭いカウンターで、3-40 オンザラインでデュースに。
サーヴ&ボレーを見せたが、パッシングショットで抜かれる。お腹出してきてる?
2度目のデュースもしのぐ。ドロップショットがアウトのコールにチャレンジして失敗。間をとったか。
これは見応えのあるゲーム。ワイドへのサーヴが効いてる錦織だが、ダブルフォルトでブレイクされ2-1。

なぜかカメラで映されたカップルや夫婦がキスし合うシーンが続いて、ほっこりした
 
もうすっかり夜!

●第4ゲーム コートの汗を拭いてもらう錦織。サーヴィスポイントでノラせたくないが、パワーでねじこんでくるキリオス。
ラリーで止める錦織。ドロップショットに反応できないキリオス。「集中力をより抑えることができる」(坂井)
股打ちがアウトになりラケットを投げるキリオス。大事なゲームをキープして2-2


●第5ゲーム サーヴの確率は63%。悪くはないか。バックを徹底的に攻める作戦は有効。
オーストラリア人の決勝進出はまだない。「オージーの声が増えてきました」(アナ)
ファーストサーヴがやっと入って「ウオイ!」と叫ぶ。追い込まれたがキープしてガッツポーズ。3-2


スレ違うと身長差が明らか!
とにかくキリオスを勢いに乗せないことを繰り返す坂井さん。この試合でキリオスは20位が確定。20歳でこのランキングは早い。

●第6ゲーム またキリオスの汗を拭いてもらう錦織。足でこすったりして気にしている。
サーヴのリズムが合ってきている。主審がオーバールールして、チャレンジはIN。主審も間違うのね キープして3-3

●第7ゲーム キリオスのチャレンジは失敗して集中力が切れた。ラブゲームキープで4-3。いいゲーム展開。
ガットの張り替えを要求した錦織。「昼と夜では気温が違うので、ストリングのテンションを調整していますね」(坂井)

ウェアも替えた。腕の日に焼け方がもの凄い!
 

「ガットの貼りは高くなるほどボールの伸びは抑えられます。低いほどボールの反発力が増して飛ぶ。
 繊細な感覚を大切にする錦織圭。大会のオフィシャルストリンガーに聞いたら、
 男女96ドローの中でも錦織は一番張り替えが多いと言います」(アナ)(へえ!細かい数字で戦ってるんだなあ/驚

●第8ゲーム ニューボール。ネットに出たキリオス。ドロップショットにボレーで決めた!相手の動きが見えてる。
セカンドサーヴでエースが出た。キリオス唯一の頼みはサーヴか。ダブルフォルトが出て大声が出る。リターンを警戒。キープして4-4

●第9ゲーム 「メンタルの勝負になってきますね。ファーストサーヴの確率を高めてほしいです」(坂井)
ネットプレーも冴えてる。凡ミスが増えて声を出すことが増えたキリオス。しかし、サーヴは入らないねえ・・・
ラブゲームキープで5-4。

昨日は2時間29分の熱戦後、まだ25時間しか経っていない。
今日勝てば、中1日あけての決勝戦を考えると、2セットで決めたい錦織。
「多少勝負をかけて攻めてもいいと思う」(坂井)

●第10ゲーム 2ポイントとったキリオス。206km/hのサーヴでラブゲームキープの5-5。
「神経戦になるので、守りに入るより先にしかけることが必要」(坂井)

●第11ゲーム ワイドのサーヴでまず1ポイント。深いショットが入った。またバックを狙ってミスを誘う。
前に出てプレッシャーをかけてラブゲームキープ。6-5

すごい近くにカメラ寄ってる。手に滑り止めクリームを塗ってた。こちらでもスケートに負けずたくさんの日本国旗が振られている


●第12ゲーム ここで決めないとね。サーヴィスエース。ラリーは錦織。セカンドサーヴがボディに入った。
サーヴ&ボレー失敗したキリオス。もう1本センターサーヴでしのぐ。セカンドサーヴでラリーがアウト。また大声。
デュース。レット2回。ダブルフォルト出た。錦織マッチポイント。セカンドサーヴは読んだが錦織はネットにかけた。

タオルを要求して一息入れる。手に汗握るラリーが決まってマッチポイント2回目。客の動きを気にする。
ギリのネットプレーで決勝進出。YES 6-3、7-5のストレート勝ち、1時間24分、お見事!



 

 
思いきり手を振る。やっぱカッケー!!

 
カメラにサインする時にちょっとウインクする時あるよね

こういう試合がずうーっと観たかったよ。ハイライト観てても気分がイイ。
マイアミ初の決勝戦進出で、次は出ましたジョコビッチ戦。奇跡を起こせるか!?



インタビュー:


すごく良かったですね。両セットとも先にブレイクができて、第2セットはブレイク落としましたけれども、
その後もしっかりサーヴィスゲームに集中して、まあ、いつかはチャンスが来るとは思っていたので、
プレッシャーのかかる6-5のゲームでしっかり取れて良かったです。



出だしからすごく感覚が良かったので、かなり中に入って打つことができたので、
なるべくこのままその自信を落とさずに、どんどん打っていくように意識していたので、
最後までほぼアンフォーストエラーもなく、サーヴィスゲームが良かったですね。

しっかりファーストサーヴを入れるようにして、セカンドサーヴも攻められていましたけど、
しっかりカバーできていたので、ストロークが良かったですね、今日は。

今日はすごくボーっとしてましたけど(疲れでだよね?w)、その中でもこうやっていい試合が出来ているので、
明日しっかり休んで、体力を回復するのが一番ですね。

(昔はこんな風に試合直後に会場からカメラに向かって話すなんてなかったもんねえ
 質問内容のほうは表示されないから、こっちで判断するしかないけど


坂井:
ジョコビッチも疲れはたまっているので、錦織は失うものはないですから、思いきって向かっていってほしいです。

アナ:
ビッグ4からジョコビッチの1強時代になって、ジョコビッチに対して若手が戦っていったという形でしたが?

坂井:
こういった中で錦織は自ら挑戦権を掴みましたから、ジョコビッチは向かって来られたら受け身になる可能性もありますし、
チャンスは少ないかもしれないですけれども、その少ないチャンスをものにしてほしいですよね(正直言うねw

過去の成績を見ると、2014年の全米だけだもんなあ! ん?2-6?


【対策は?】

坂井:
ジョコビッチのカウンターショットで狙ってくるところ、メンタルの強さは当然あるが、
錦織が先にしかけて、攻めと守りのメリハリをうまくつけて、攻め抜いて欲しい。

アナ:“4大大会の前にマスターズ1000を制覇したい”と語っていました。

月曜の午前に決勝戦。






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