メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『ターシャ・テューダの世界~ニューイングランドの四季』(1996)(文藝春秋)

2016-04-23 18:22:28 | 
『ターシャ・テューダの世界~ニューイングランドの四季』(1996)(文藝春秋)
原題:The Private World of Tasha Tudor
ターシャ・テューダー、リチャード・ブラウン/著 相原真理子/訳
初版 1996年 3800円

※2001.1~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト」カテゴリーに追加しました。


【内容抜粋メモ】

豊かな色彩、鮮やかな写真に、ターシャの豊かに暮らすエッセイが盛り込まれて、
自然、動物、子どもに囲まれて、料理、手芸、服を作ったり、人形、ドールハウスを作ったり、

「幸せの理想めざして努力すれば、意外な成功を手にする」

というモットーそのものを生きている。

1800年代の生活に憧れて「好きな時代を選べるとしたら、迷わず昔に戻りたい」と言うターシャ。


古いドレスの収集もすごい。

「大事にしまうより、使って壊したほうがいい」


コーギーたち、片目のネコ、イタズラなオウム、ヤギ、ニワトリ、、、
息子の建てたクラシックな家、庭には、四季折々の花がわんさか!!

彼女の描く挿絵と同じか、それ以上に生き方そのものが素晴らしい。


何でも便利に、早く手に入り、捨てている時代の流れから、こうした生活を見ると、
本当の豊かさって、こういうものなんだと分かった。
なかなか真似するのは難しいけど。

でも、昔の人は、服、食べ物もすべて自分らで作るのがフツーだったんだよね。
便利になって、生活の知恵や技はすっかり忘れられ、
電気、道具、スーパーなどがなきゃ何もできなくなってしまった私たち。

労力がかかっても、こんなに「生きる」ことに密着した生活は、
きっと私たちの今の暮らしより、ゆったりと余裕ある時間が流れていることだろう。




母がBSかなにかで観てからファンになったのがきっかけで、
誕プレにエッセイ本を何冊か贈ったりして、その後、私も何冊か読んだ。

その後の母のお気に入りは、「猫のしっぽ カエルの手」のベニシアさんに移っちゃったけど←飽きっぽいw
写真は、私が贈ったターシャのカレンダーの切り抜き。

 


 


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世界の驚異シリーズ1『古代文明の謎』(国際情報社)

2016-04-23 18:10:52 | 
世界画報デラックス 世界の驚異シリーズ1『古代文明の謎』(1977)(国際情報社)1500円
黒沼健/著

※1997.7~のノートよりメモを抜粋しました。
「読書感想メモリスト2」カテゴリーに追加しました。

検索してもひっかからないし、国際情報社自体もうないみたいだし、相当なレア本。
実家にあるんじゃないかな? 私の好きな世界の7不思議みたいなシリーズ。


【内容抜粋メモ】
タイトル通り、ロマン、ミステリーあふれる古代文明の謎が余すところなくギッシリ詰まっている。
豊富な写真とイラストがA5版サイズに所狭しと使われていて迫力満点。
これ1冊で、知識が面白く、簡単に身につく。

こうして見ると、マンガ『王家の紋章』が、いかに易しく古代の歴史を少女たちにロマンティック、
かつ正確に教えてくれているかが分かる。
作者は無数の文献を参考に苦労して描いているということが想像できる。


目次から主な内容を抜粋すると、
・エジプト:ピラミッド、ミイラ制作、死生観
・旧約聖書:エデンの園、ノアの方舟、ユダヤ人の歴史
・バビロン
・ペルシア
・ヨーロッパ文明:オデッセウス伝説、ギリシア、ミケーネ文明、発掘の天才シュリーマン
・アレクサンダー大王遠征
・クレオパトラ:エジプト栄華の最期
・ロゼッタストーン
・ポンペイ:噴火で消えた都市
・ミノア文明
・アトランティス大陸
・ムー大陸
・イースター島の巨大人群ストーンヘンジ:宇宙人の仕業?
・マヤ文明
・インカ文明
・ナスカ地上絵
・エルドラド(黄金郷


探れば探るほど神秘が深まる古代文明、遺跡の数々に心が躍る1冊。
「人間は以前に2度、地球を支配し、今は第3段階にある」というノンフィクション作家・黒沼健さん著。
(なにやらステキな作家さん/驚

説明のつかない事象をすべて宇宙人説にしてしまうのもいくらか大ざっぱな気がするけど
“大陸は昔は1つだった”とか、“人類の祖先は隕石の中にいた”とか、
“日本列島、NY、LAは水没する”とかは、無視するにはあまりにスケールが大きくて、
私たちの好奇心をとらえて離さない。


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現代劇センター 真夏座公演 銀河鉄道の夜@NHK

2016-04-23 18:10:51 | 演劇・オペラ
※notes and movies(1991 part3)よりメモを抜粋しました。
宮沢賢治カテゴリーも参照のこと。

アニメ映画の場面を思い出して、たびたび涙が止まらなかった。

劇は子どもの興味もひくように工夫してあって、いかにも現代劇っぽく、
途中、別のいくつかの賢治の作品がうまくとり混ぜてあって、
うまく出来てるなって感じ。

所々に創作した部分もあって、ジョバンニの父が帰ってくる場面までつけ加えてあった。

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NHK大河ドラマ『真田丸』 第11~15回

2016-04-23 14:29:18 | ドラマ
NHK大河ドラマ『真田丸』

第1回~第5回
第6回~第10回


第11回「祝言」


家康は、室賀に昌幸の暗殺をそそのかし、2人の助っ人をつけると約束。
室賀は「幼なじみを裏切れない・・・」と悩む。

梅は身分の違いで側室にしかなれないが、正室はとらないと約束し、
普通、側室との祝言はあげないのがしきたりだが、周りを説得して回る信繁。
昌幸が「よい人質になる」て・・・ 母は猛反対。

上田城が完成。ここが真田家の拠点となる。


昌幸は、信繁の祝言をあげ、室賀を呼ぶことで、疑いを見極めることにする。
信幸は、信繁に知られまいとウソをつく。



「信繁が席を立とうとしたら止めてくれ」と言われていたこうが、慌てて踊ると言い出し、
信繁「姉上がですか!?」て笑えるw

 

出浦は徳川の助っ人2人を斬る。寺島さんカッコイイ役だな。
碁を打ちながら、昌幸は室賀に自分の暗殺を止めさせようとする。



昌幸「わしを殺しに来たのだろ? お主の負けじゃ。わしの家来になれば許す」
室賀「近所でいっしょに生まれ育ったが、人として、武士として、お主に劣っていると思ったことはない。わしの勝ちじゃ」

小刀で襲おうとしたところを出浦、信幸が斬る。
きりが騒ぎ、梅と信繁は自分たちが父に利用されたと知る。

昌幸「すべては真田のためじゃ」

信繁「父の策を見抜けなかったことが悔しかった。そんな自分が好きになれません。私はどこへ向かうのですか?」
出浦「悩め。それでも前へ進んでいくしかないのだ、今の我らは」


 
千曲川を天然の堀として築城

井戸には太郎山までの抜け穴があるという伝説がある
 

 





第12回「人質」


梅のために泣いてくれたキリに礼を言う信繁。

信繁「なんだか遠くまで来てしまった」
きり「私には分かっています。私が行くのは源次郎さまの行く所です」

家康は「小牧長久手の戦い」で羽柴に勝利。


昌幸「上杉の家臣にしてくださいと文を書いたが返事は否だった」
信幸「はっ?!」(大泉さんがこの役だといちいち笑えるw

上杉から人質に信繁を指名され、むしろ喜んで行くと、
「お主にもう一度会いたかった」と客人として迎えられる。

 

領民の望みを直に聞く景勝のに感心する信繁。

上杉「己の欲望のために侵略することはない。国造りのおおもとは、民の心を掴むこと」
信繁「義を忘れたら?」
上杉「織田の死に様を忘れないこと。己に恥じぬよう生きること」

直江から「沼田城を返せ」と無理難題を突きつけられ、上杉との談判は信繁に任せると決める父。

領民の争いを実は先送りにしている様子を見て、景勝は「見栄を張り」断れずに、すぐ約束してしまう性格だと分かる。

上杉「これが本当のわしじゃ。戦が続きすぎた。謙信公が大事にした直江津などの港のおかげで上杉家は大きくなったが、今は船も減った」
(こんな弱味も見せる、遠藤さんの演技も魅力的

北浜vs南浜の争いは激化し、昔ながらの「鉄火起請」で決着させようとする家臣。
熱い鉄を紙で運べたほうの主張が正しいとする神事で、負けたら処刑される。
火傷したら、軽傷のほうが勝ちって・・・

 

原始的なやり方に異を唱え、信繁は家臣に「言い分が分かれたので、私たちもやりましょう」と言う。
すんでで止める景勝。「潮によって交替に漁をすればいい」と一件落着。

景勝「お主のような子が欲しかった」

景勝は真田を許し、未来永劫真田を守ると約束。沼田、小県を真田の領地と認め、家康とは縁を切る。
これを聞いた家康は激怒。妻・阿茶局は「お潰しになったらいかがですか?」
(あのアイドル、由貴さんが家康を操る奥さん役なのも面白い

家康軍は7000人で進軍。対する真田家は2000人。
上杉に援軍を送る余裕はなく、100人が限度。
参加したいという信繁を快く送り出し、「戦が終わったら、また戻ってこい」と寛大な景勝。


直江津もよく海水浴に行って馴染みの場所だなあ。
 

 

 

 

 



第13回「決戦」
 

上杉の集めた援軍は、老人と子どもの集まりだった。徳川の総大将は鳥居。
 

昌幸「駒が足らぬ・・・」そこに信繁が戻ってきて「勝った!」

第1次上田合戦が始まる(てことは第2次、第3次とあったのか?
戸石城は信幸に任せ、信繁は「六文銭」の旗を振りながら能を舞って挑発し、徳川勢をおびき寄せる。

 

上田城内には、あらゆる仕掛けがほどこされ、大軍が一気に入れず、崩れたところを攻めるという策が大成功。

 

「六文銭」は真田家の家紋の1つで、三途の川の渡し賃の意味。心置きなく戦ってほしいとの願いがこめられている。
梅は少年から「六文銭」をもらって信繁のお守りとし、老人と子どもの集まりを守るため、きりに娘を預けて、途中、乳をあげに戻ったりする。

引いていく徳川軍を信幸の軍勢が待ち受ける。その上、川の水を決壊させ、兵が大勢流される。

きり「もう戦なんてもんじゃないわね・・・」(うん、戦争はいつも大量殺人なんだ

徳川軍の死者1300人、真田家は50人。勝利しても、昌幸「長い戦いになるかもしれんな」
この戦いで、真田の名は天下に轟いた。

信繁が梅を迎えにいくと、脱走兵が老人と子どもを皆殺しにして、梅も殺されていた(早いよ/驚

 

きり「お梅ちゃん、この子は私が育てます!」


 

 

 



第14回「大坂」


信繁は上杉のもとに戻る。
徳川の人質・信伊は、徳川の家老で徳川家を知り尽くしている石川に通じ、離藩させ羽柴に下る。
激怒した家康は、秀吉が攻めてくると夜も寝られずにいたが、近畿地方を襲った大地震に救われる(つくづく運を持ってる人だね

石川を落とした信伊の才能を買って、家臣になれと迫る家康。断れば斬首。
裏切りも承知の上と言われ、信伊は家臣となる。
関白・豊臣となった秀吉と家康は和睦する。

昌幸にも上洛をしつこく迫る秀吉。

信幸「今、一番力を持っている秀吉につくべきでは?」

昌幸「領地をとられては意味がない。北条は沼田を狙っている。しばらく先送りだ。
   信繁にサルがどんな奴か見極めてもらおう」

信幸は、父が弟ばかり贔屓することを妻にこぼすが、それは母のヒザだったww
きりは梅の娘すえを育てると決めたが、パニックになり、作兵衛が育てることに。

上杉は、上洛のお供に信繁を誘う。今、秀吉に歯向かえばすべてを失うという危機。
きりは父に言われて、なぜか信繁についてくる。

一行は、「加賀」で石田三成に会う。

(大河ドラマって、前回、死んだ人間がまた蘇ったりしてフシギ。
 きっとヒトの命も同じ仕組みになっているんだ

上杉を待たせるばかりか、信繁を無視する三成。

上杉「(信繁に)お主はわしのようにはなるな。この世に義があることをお主が成し遂げるのだ。
   さすれば、わしは秀吉に頭を下げることも出来る」

京に着く。いったん京に寄ったのは、「上洛」させることで箔がつくからw
ここには石川がかくまわれていて、散々お世話になった家康から刺客が放たれ、こうなったのも真田のせいだと信繁を責める。

信繁「決断されたのは自分でしょう。先が見えないのは皆同じ。それは善悪で図れるものではありません。
   とりあえず、先に進みましょう!」


後に、石川は秀吉のもとで大名になる。

やっと大坂
上杉の面会はなぜか延長される。
信繁は城下の三成の屋敷に泊まり、加藤清正が秀吉を気に入らないことを知る。
(そのうち荒木村重も出て来ないかなあ

 
竹内結子さんは茶々役かあ! 『軍司官兵衛』では茶々はもっと恨みがかってたけど、あっけらかんとした感じ

茶々「田舎からイノシシが来ると聞いていたけれども、わりと好きな顔」

秀吉は信繁に会いたがっていて、遊びに付き合わせたりして気に入った様子を見て、
掌を返したように態度が変わる三成。



 
今の大坂城は、もとのを参考に昭和6年に再建したもの(中はエレベーターだからねw
当時は日本最大の城だった

石垣は、自然石をそのまま積み上げたもの




第15回「秀吉」
 

昌幸は秀吉の天下を疑う。「今がてっぺんではないのか? 織田の繰り返しはごめんだ」
昌幸のもとに帰された佐助は出浦から忍びの術を伝授してもらう。忍びの達人なんだ/驚

母・薫は、信幸ももっと可愛がってくれと昌幸に頼むと
昌幸「世の中が落ち着いた時こそ、信幸の出番なのだ」

三成は信繁と大谷(大坂一のキレ者)と引き合わせる。
大谷は、秀吉が信繁を気に入ったことを知り、

「殿下は、才気のある人を始終そばに置きたがる」と忠告する。

やっと上杉は面会が叶い、越後の安堵を約束され、位も授かるが、真田への加勢を禁じられる。
秀吉「徳川は真田を成敗する。恩を売っておきたいのじゃ」

秀吉は、景勝と信繁を利休の茶室に呼ぶ。目的は景勝の心中を利休に見てもらうため。
利休のお茶を最初はためらいながらも、飲みきる景勝を見て、覚悟を決めたと判断する利休。

 
景勝「わしの生涯で一番苦い茶であった

羽柴秀次は、きりににビワを届けてくれと頼む。
寧は快くきりを受け入れる。

 

秀吉は「検地」について話し合う場に信繁も加え、その明晰さを買う。
検地が滞っているのは、米の枡が各地バラバラだから。それを統一せよと命じて、また遊びに戻る。

花札を使って「七並べ」ができるの!?驚
茶々が家臣に色目を使っているのを見て嫉妬する秀吉。

きりは秀吉を変わり者呼ばわりするが、信繁は違うという。
「あんな人は見たことがない」



長浜は茶々、三成の故郷(同郷なんだ
茶々の父は秀吉に攻め滅ぼされたが、後に人生が大きく変わる。

 

 

 

 



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