監督:山本嘉次郎
出演
父 石井左平:小堀誠
母 石井よね:本間文子
長男 石井清太郎:鴨田清
長女 石井よし子:杉葉子
侍女 石井もも子:岡田茉莉子
叔父 石井庄六:東野英治郎
石井勝造:小林桂樹
三村純一:小泉博 電気技師
北小路孝麿:平田昭彦
ユリ:立花満枝
※「岡田茉莉子さん出演作まとめ」に追加します
岡田茉莉子さんは当時20歳なのに、10代の役を演じてるのかな?
昭和初期の邦画って、大人の俳優に学生役を演らせたりするから頭がこんがらがる
恋愛や人情物語でほっこりしたり、ホロっとしたりで、『男はつらいよ』みたい
ほんのちょっと前の関東近辺にはまだまだ田畑が多くて
たくさんの因習が残っていて驚く
【内容抜粋メモ】
花びらが浮かぶ水の流れの底に小石が見える冒頭
多摩川にかかる鉄橋がつくられている
周りは田園が広がる
結婚式の行列もトラックで中断される
石井果樹園
火をつけたワラを着物でまたぐ花嫁/驚
もも子は恋愛結婚にケチをつける
岡田茉莉子さん若い!!
早くよし子をもらってくれとカツゾウに頼む兄
チョコレートの詰め合わせをもらって喜ぶモモコ
モモコ:東京のにおいがする
兄はヨシコに勤めを辞めるようすすめる
兄:あまり東京かぶれしないうちに辞めたほうがいいぞ
東京へ行くと挨拶に来た男性
土地の値段がどんどん上がってるから畑も売っぱらった
清太郎がトラックに轢かれたとしらせて泣くカツゾウ
父は心臓をおさえて倒れる
家に警官が来る
モモコは姉を迎えに行くことになる
庄六:いいか、落ち着け
東京
クルマや路面電車もたくさん走っている大通りにあるセントラルホテルに入る
メイドをしているヨシコを探すモモコ
下駄はダメだと言われて脱ぐ
廊下で泣き出すモモコに声をかけて案内する三村純一
家族で墓参り
カツゾウ:
オレ、一生懸命働くよ オレは次男坊だ
オレのこと好き? 嫌い?
兄が轢かれた道にかかる
モモコ:ここだね
庄六の家を案内してくれと北小路孝麿が頼む
ショウロク:あの人は華族の一家だ 春が来たなw
父:ヨシコはもうホテルを辞めるんだな
ヨシコ:そんな個人的な理由は通らないわ
母:あんちゃんの遺言だ
カツゾウ:オレが手伝う ヨシコにも都合があるだろうし
フルートが聞こえてくる
音楽学校に通ってる北小路が吹いている
*
北小路が果樹園を訪ねて、梨についていろいろ聞いてモモコは詩人だと褒める
カツゾウ:惚れたなあ
ヨシコはまた勤めに出る
カツゾウの様子を見て、今度はモモコがからかう
モモコ:養子になるのが一番いい
モモコは鏡を見て、ニキビを気にして顔を真っ白に塗り、真っ赤な口紅を塗る
「化粧より大事なのは口の臭いです 口の臭いを消す緑のライオンをお忘れなく」w
ヨシコは女性客のヘアスタイルまで整えて、ハイヤーを呼ぶ
英語とちゃんぽんで話してる女性客
三村に「沖縄はOKだから一度会いたい」と伝言を頼まれる
外国客には英語で対応するヨシコ
三村は今月中に日本を発ってくれと言われた
三村:思い切って歩きだすんですよ 僕は1人で行きたくない
ヨシコ:困ったわ 父は私に家を継げと言われてる
父:お前、カツゾウどう思う?
母:先方の親も乗り気だし
モモコが起きると、ヨシコは泣いている
モモコ:
誰か恋人がいるんじゃない?
カっつぁんは絶対に養子にならないって言ってるから大丈夫
いつかホテルで私を案内した人でしょ キスくらいした?
恋って楽しいもの?
ヨシコは父に相談する
*
モモコはカツゾウの自転車を借りに来る
今日、ヨシコにプロポーズしに三村が来ると教える
三村:
形式的にはボクを養子にしていただいて
おそばで面倒をみれないつぐないはします
月々1万円くらい送れると思います
父:大事なのは土だ
三村:僕に梨を作れとおっしゃるんですか?
母:日本で初めて二十世紀をつくったのもここです
庄六:憲法でいくか、新憲法でいくかだ 世界で一番問題になってることだ
三村:あとは君の決心次第じゃないかな
ヨシコ:もう一度話してみます それまで待って
ショウロクはカツゾウを励ましに来る
ショウロク:果報は寝て待てだ くよくよするな!
安定所に仕事を見つけに来る
ショウロク:なんでもいいから早くお願いします
橋の土木工事をするカツゾウ
三村:
明日から造船所に行ってる 日本を発つのはあと2週間
君はほんとにボクを愛してるの?
北小路のフルートに合わせて歌う女性 オペラばりだな/驚
モモコがニワトリをいじめているのを見て笑う2人
モモコ:あたい姉ちゃんの気持ち分かる
ヨシコ:好きな人ができたの?
ショウロクは北小路からモモコ宛てにケーキを持ってくる
一緒にいたのは妹と分かって喜ぶ
ヨシコ:隣りの学生さんを好きになったのね
三村:あと10日しかない 君さえいなければさっさと行ってしまうのに
ヨシコ:
一応、私の家に入っていただけないかしら?
あなたが主人になれば、あとはしたいことをすればいい
今一緒に行ったら、父や妹を殺すことになる
三村:僕は君を信じてるよ 明日、ホテルに訪ねていきます
*
両親はカツゾウとモモコを結婚させようとした
モモコ:
姉ちゃんのバカ!
あたい、姉ちゃんの犠牲になるのなんかイヤだ!
お勤めなんか辞めちゃえばいいんだ!
ここに縛りつけたら死んじまうから!
ヨシコ:私たちも人間なのよ!
ヨシコはモモコに謝る
ヨシコ:
これからは家で働くわ 親孝行するわ
こういう静かな暮らしをするのが一番幸せかもしれない、結局
*
向ヶ丘遊園で花見
工事現場でケガをしたカツゾウを軍に誘う友
通りかかった女性:お百姓はのんきでいいわね
夫:毎日、部長や課長にビクビクしてる僕たちから見たら羨ましい
モダンな建物でテニスをする男女はモモコを見て笑う
家に帰ると北小路がまた東京へ帰るところ
ショウロク:せっかく面倒みてやろうと思ってたのに、東京もんはやっぱりダメだな
警察がホテルに来て、36号の女性を部屋の外に連れ出してほしいとヨシコに頼む
ヨシコは辞表を出す
上司:責任を果たしてから辞めてくれ
ホテルの外で三村が待ってる
三村:自分のことしか考えなくて謝らなきゃ
ヨシコ:
私、バカだった つまらない期待して
裏と表がハッキリしてる東京の人たちとは違ってる
*
モモコは泣きながら家を飛び出して歩き回り夜になる
河原にいるモモコに声をかけるカツゾウ
モモコ:あんたと結婚するなら死んでやる!
カツゾウに笑われて川に入って助けを呼ぶモモコ
カツゾウ:大手を振って姉ちゃんをもらうんだ、安心しろ
*
花見の酔っぱらい客相手におでんを売るカツゾウ
ヨシコ:あんたにこんな商売向かないわ
カツゾウ:子どもの時から好きで・・・
開橋式で盛り上がる中、ヨシコとカツゾウの結婚式も行われる
ヨシコを見て泣くモモコ
昔は親戚や近所がみんなで家に泊まって大変だよねぇ/汗
酔っぱらいの相手や、お酌とかもダイキライ・・・
*
5月 梨の花が咲き、夫婦で花を摘む
ヨシコのコートを着て行くモモコ
モモコ:もう一度お勤めに行きたくない?
ヨシコ:私、今とても満足なの
舗装されてない道をどれだけ歩いていくんだろう?
出演
父 石井左平:小堀誠
母 石井よね:本間文子
長男 石井清太郎:鴨田清
長女 石井よし子:杉葉子
侍女 石井もも子:岡田茉莉子
叔父 石井庄六:東野英治郎
石井勝造:小林桂樹
三村純一:小泉博 電気技師
北小路孝麿:平田昭彦
ユリ:立花満枝
※「岡田茉莉子さん出演作まとめ」に追加します
岡田茉莉子さんは当時20歳なのに、10代の役を演じてるのかな?
昭和初期の邦画って、大人の俳優に学生役を演らせたりするから頭がこんがらがる
恋愛や人情物語でほっこりしたり、ホロっとしたりで、『男はつらいよ』みたい
ほんのちょっと前の関東近辺にはまだまだ田畑が多くて
たくさんの因習が残っていて驚く
【内容抜粋メモ】
花びらが浮かぶ水の流れの底に小石が見える冒頭
多摩川にかかる鉄橋がつくられている
周りは田園が広がる
結婚式の行列もトラックで中断される
石井果樹園
火をつけたワラを着物でまたぐ花嫁/驚
もも子は恋愛結婚にケチをつける
岡田茉莉子さん若い!!
早くよし子をもらってくれとカツゾウに頼む兄
チョコレートの詰め合わせをもらって喜ぶモモコ
モモコ:東京のにおいがする
兄はヨシコに勤めを辞めるようすすめる
兄:あまり東京かぶれしないうちに辞めたほうがいいぞ
東京へ行くと挨拶に来た男性
土地の値段がどんどん上がってるから畑も売っぱらった
清太郎がトラックに轢かれたとしらせて泣くカツゾウ
父は心臓をおさえて倒れる
家に警官が来る
モモコは姉を迎えに行くことになる
庄六:いいか、落ち着け
東京
クルマや路面電車もたくさん走っている大通りにあるセントラルホテルに入る
メイドをしているヨシコを探すモモコ
下駄はダメだと言われて脱ぐ
廊下で泣き出すモモコに声をかけて案内する三村純一
家族で墓参り
カツゾウ:
オレ、一生懸命働くよ オレは次男坊だ
オレのこと好き? 嫌い?
兄が轢かれた道にかかる
モモコ:ここだね
庄六の家を案内してくれと北小路孝麿が頼む
ショウロク:あの人は華族の一家だ 春が来たなw
父:ヨシコはもうホテルを辞めるんだな
ヨシコ:そんな個人的な理由は通らないわ
母:あんちゃんの遺言だ
カツゾウ:オレが手伝う ヨシコにも都合があるだろうし
フルートが聞こえてくる
音楽学校に通ってる北小路が吹いている
*
北小路が果樹園を訪ねて、梨についていろいろ聞いてモモコは詩人だと褒める
カツゾウ:惚れたなあ
ヨシコはまた勤めに出る
カツゾウの様子を見て、今度はモモコがからかう
モモコ:養子になるのが一番いい
モモコは鏡を見て、ニキビを気にして顔を真っ白に塗り、真っ赤な口紅を塗る
「化粧より大事なのは口の臭いです 口の臭いを消す緑のライオンをお忘れなく」w
ヨシコは女性客のヘアスタイルまで整えて、ハイヤーを呼ぶ
英語とちゃんぽんで話してる女性客
三村に「沖縄はOKだから一度会いたい」と伝言を頼まれる
外国客には英語で対応するヨシコ
三村は今月中に日本を発ってくれと言われた
三村:思い切って歩きだすんですよ 僕は1人で行きたくない
ヨシコ:困ったわ 父は私に家を継げと言われてる
父:お前、カツゾウどう思う?
母:先方の親も乗り気だし
モモコが起きると、ヨシコは泣いている
モモコ:
誰か恋人がいるんじゃない?
カっつぁんは絶対に養子にならないって言ってるから大丈夫
いつかホテルで私を案内した人でしょ キスくらいした?
恋って楽しいもの?
ヨシコは父に相談する
*
モモコはカツゾウの自転車を借りに来る
今日、ヨシコにプロポーズしに三村が来ると教える
三村:
形式的にはボクを養子にしていただいて
おそばで面倒をみれないつぐないはします
月々1万円くらい送れると思います
父:大事なのは土だ
三村:僕に梨を作れとおっしゃるんですか?
母:日本で初めて二十世紀をつくったのもここです
庄六:憲法でいくか、新憲法でいくかだ 世界で一番問題になってることだ
三村:あとは君の決心次第じゃないかな
ヨシコ:もう一度話してみます それまで待って
ショウロクはカツゾウを励ましに来る
ショウロク:果報は寝て待てだ くよくよするな!
安定所に仕事を見つけに来る
ショウロク:なんでもいいから早くお願いします
橋の土木工事をするカツゾウ
三村:
明日から造船所に行ってる 日本を発つのはあと2週間
君はほんとにボクを愛してるの?
北小路のフルートに合わせて歌う女性 オペラばりだな/驚
モモコがニワトリをいじめているのを見て笑う2人
モモコ:あたい姉ちゃんの気持ち分かる
ヨシコ:好きな人ができたの?
ショウロクは北小路からモモコ宛てにケーキを持ってくる
一緒にいたのは妹と分かって喜ぶ
ヨシコ:隣りの学生さんを好きになったのね
三村:あと10日しかない 君さえいなければさっさと行ってしまうのに
ヨシコ:
一応、私の家に入っていただけないかしら?
あなたが主人になれば、あとはしたいことをすればいい
今一緒に行ったら、父や妹を殺すことになる
三村:僕は君を信じてるよ 明日、ホテルに訪ねていきます
*
両親はカツゾウとモモコを結婚させようとした
モモコ:
姉ちゃんのバカ!
あたい、姉ちゃんの犠牲になるのなんかイヤだ!
お勤めなんか辞めちゃえばいいんだ!
ここに縛りつけたら死んじまうから!
ヨシコ:私たちも人間なのよ!
ヨシコはモモコに謝る
ヨシコ:
これからは家で働くわ 親孝行するわ
こういう静かな暮らしをするのが一番幸せかもしれない、結局
*
向ヶ丘遊園で花見
工事現場でケガをしたカツゾウを軍に誘う友
通りかかった女性:お百姓はのんきでいいわね
夫:毎日、部長や課長にビクビクしてる僕たちから見たら羨ましい
モダンな建物でテニスをする男女はモモコを見て笑う
家に帰ると北小路がまた東京へ帰るところ
ショウロク:せっかく面倒みてやろうと思ってたのに、東京もんはやっぱりダメだな
警察がホテルに来て、36号の女性を部屋の外に連れ出してほしいとヨシコに頼む
ヨシコは辞表を出す
上司:責任を果たしてから辞めてくれ
ホテルの外で三村が待ってる
三村:自分のことしか考えなくて謝らなきゃ
ヨシコ:
私、バカだった つまらない期待して
裏と表がハッキリしてる東京の人たちとは違ってる
*
モモコは泣きながら家を飛び出して歩き回り夜になる
河原にいるモモコに声をかけるカツゾウ
モモコ:あんたと結婚するなら死んでやる!
カツゾウに笑われて川に入って助けを呼ぶモモコ
カツゾウ:大手を振って姉ちゃんをもらうんだ、安心しろ
*
花見の酔っぱらい客相手におでんを売るカツゾウ
ヨシコ:あんたにこんな商売向かないわ
カツゾウ:子どもの時から好きで・・・
開橋式で盛り上がる中、ヨシコとカツゾウの結婚式も行われる
ヨシコを見て泣くモモコ
昔は親戚や近所がみんなで家に泊まって大変だよねぇ/汗
酔っぱらいの相手や、お酌とかもダイキライ・・・
*
5月 梨の花が咲き、夫婦で花を摘む
ヨシコのコートを着て行くモモコ
モモコ:もう一度お勤めに行きたくない?
ヨシコ:私、今とても満足なの
舗装されてない道をどれだけ歩いていくんだろう?