メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

映画『夏の嵐』(1956)

2024-10-25 14:03:27 | 映画
監督:中平康

出演
浅井陵子:北原三枝 教師
浅井妙子:小園蓉子 姉
浅井明:津川雅彦 弟
浅井みつ:北林谷栄 母
浅井義孝:汐見洋 父
浅井家の女中:堀込久子(若草)
牧(陵子の義母):藤代鮎子
秋元啓司:三橋達也 化学者
城戸:金子信雄 教師
教頭:伊達信
生徒・大門:大鶴義英


男女関係をやたら小難しい長セリフで哲学的に描いて
またいやあ~な終わり方をする作品だった


【内容抜粋メモ】

浅井陵子:卑怯よーーーー!!

いきなりの大絶叫 荒れた海に向かうリョウコを呼ぶ声



洋館で出かける準備をしているリョウコ
アキラ:手紙が来ている
手紙を読まずに破いてしまうリョウコ

姉:学問さえあれば1人で自由にできると思ってる

アキラは本当の弟ではない 知らないのは彼だけ
(以前もストカーみたいな役だったな、津川雅彦さん

欺瞞と虚栄に満ちた家庭を憎んでいるリョウコ



子どもたちは教師が来るまで大暴れ
黒板に高速で筆記体の英語を書くリョウコ

養母・牧が学校に来るが冷たく当たる
手紙に関する話で今の夫の前の子どもを学園に入れて欲しいと頼む
父は戦死している
リョウコ:見せかけの愛情など誰にも求めないことにした

13年前、養父が死に、リョウコを手放した?
リョウコ:私は愛に渇えていた

マキのことで母から怒られる

姉・タエコの見合い相手・秋元啓司が来る 2人は知り合い
食事前にお祈りをあげる
リョウコは様子が変で部屋に逃げる



去年の夏、山に行った際、1人で湖畔に行き口笛が聞こえて秋元と知り合った
湖にずぶずぶ入っていくリョウコ
リョウコ:あなたが呼んだのよ、私を
いきなりキスする秋元

秋元:
僕は一度心中しそこなった男です
相手は死んで、自分だけ生き残ってしまった

約束もせずに2人は別れた

秋元の帰り道、口笛を吹いて現れるリョウコ

秋元:
知っていたら、タエコさんと婚約しなかった
僕はきっと悔いのない生き方をしてみせる



教会にいるタエコに声をかける秋元
秋元:式を少し延ばしてほしい

生徒・大門:父さんの財布からお金を盗んだから殴ってください
リョウコ:爪を噛むのおやめさい! リョウコは何度もぶつと喜ぶ
大門:僕、先生、好きだ

秋元が家に来る
リョウコ:2分間「知らない」て言葉を言わないって賭けをしよう
秋元は帰る







船上でのダンスパーティー
秋元:こんな船に乗らなきゃよかった
リョウコ:姉と婚約して後悔してらっしゃらない?

洋風な墓地
リョウコ:理性を試しましょうか?
秋元:君は自分を安売りするね タエコさんだけは傷つけたくない

式を延期したことを愚痴る母

アキラ:リョウコさんはお芝居がヘタクソだ
アキラの部屋からリョウコの着替える姿が見える

父:アキラがいとこだってこと知ってるのかなあ
母:戸籍の上でも長男になってる

アキラ:
僕にだって暗い過去がある
あまり自分を苦しめないほうがいいよ



大雨 傘もささずに講堂でピアノを弾いてる秋元を訪ねて会わずに帰るリョウコ

タエコは秋元の家に来る

タエコ:私と結婚するのがおイヤになったんでしょうか?
秋元:愛情を感じなくても結婚できるんですね!
タエコ:結婚していただけますわね!



城戸:
大門を殴ってけがさせたことで父親が訴えている
僕と結婚しませんか?

リョウコ:相手が決まってる

城戸:そんな奴忘れたまえ 人生は意外と単純なものだ



外でビールを飲む秋元とアキラ
アキラ:あなたの考えは不健康だと思う



タエコ:昨日、リョウコが帰らなかった
アキラと秋元が一緒だったと聞いてほっとするタエコ
母:だんだん不良になって神さまがお許しになりませんよ

リョウコはホテルを抜け出し、秋元と講堂で会いキドについて明かす
リョウコ:私が何をしようとあなたに関係ない

言い争ってるところにアキラが来る
リョウコ:私がここに来たこと黙っててね あなたを信用してるわ

秋元:
リョウコさんは1年も前に現れて去ってしまった人
強い印象を受けて忘れられなかった
取り返しのつかないことになってしまった

アキラ:
あんまり深刻に考えないほうがいいですよ
4人で海に行く約束どうします?



キドから電話がきても居留守するリョウコ
リョウコ:昨日、キドさんとホテルに泊まって、秋元さんにそれを話したの

アキラ:お姉さんて呼ぶよ
リョウコ:あんたやっぱり知ってたのね

アキラはリョウコのために詩を読む
リョウコはアキラにもキスする



秋元とタエコの結婚式?
教会なのに着物ってフシギ

電車で海に行く4人
タエコ:台風だいじょうぶかしら?

砂浜でもなにか難しいことゆってるアキラ
台風が近づいてるというニュース

4人で寝ていて秋元はリョウコにキスする

秋元は荒れた海にどんどん入っていく
アキラ:秋元さん、死ぬつもりなんだ

リョウコ:卑怯よーーー! 私はそんなこと許さない!
リョウコも後を追う

なんだかんだ追いついたと思ったら、終わった/驚



コメント    この記事についてブログを書く
« ジュニア世界の文学2 草原... | トップ | ジュニア・ベスト・ノベルズ ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。