メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『マイ・ドッグ・スキップ』 (2000)

2019-07-07 13:10:32 | 映画
原作:ウィリー・モリス
監督:ジェイ・ラッセル

出演:
(ウィリー・モリス)フランキー・ムニッズ
(エレン・モリス)ダイアン・レイン
(ジャック・モリス)ケヴィン・ベーコン
(ディンク)ルーク・ウィルソン
ケイトリン・ワックス
ブラドリー・コリエル
クリント・ハワード
ほか


“1匹の犬との出会いが、9歳の気弱な男の子を逞しい少年に変えた。
 全米ベストセラーとなったウィリー・モリスの自伝的小説を映画化した
 珠玉のハートウォーミングストーリー。”




ケヴィン・ベーコン、ダイアン・レインが出てて、犬絡みなら
絶対観たなとブログ内検索を何度もしても出てこなかったのがフシギ

またイイ映画に出会った

ジャック・ラッセル・テリアはシッポがピーンとしてて、とっても利口で
体がプリプリしてて可愛いよねえ
ヒトの俳優以上にいい演技をしてた


【内容抜粋メモ】

「ハックルベリー・フィン」やたくさんの宝物が詰まった子ども部屋
野球少年のモノクロ写真 グローブ 犬の写真




ウィリー:
記憶は妙だ 忘れるもの残るもの
心の記憶は甘美に残る ミシシッピ州の町が甦る 何もない町

当時は戦争が生活に影を落としてした
「誰もが犠牲を払わなくてはならない」と大統領が言った


子沢山の時代だったが、うちはボク1人だった
母は当時の主婦らしくなかった
父は戦争で片足を失ったせいで性格が変わってしまった



父:ガソリンスタンドの黒人の息子が棺で戻ったよ

母:ウィリーの誕生日パーティに誰か呼ぶ?
父:食べ物で遊ぶな 配給制だぞ

母は招待状を買ってきたが送る相手がいない

母:やっぱり飼うべきよ
父:まだ幼すぎる


町のヒーローのディンクはウの隣りで自慢




戦場に行くDを誇らしげに写真に撮る親
ジープで仲間が迎えに来る

D:帰ったらカーヴを教えるよ 町のことを手紙に全部書いてくれ
誕生日プレゼントに野球帽をくれる








ウはクラスメイトに「甘ったれ」と呼ばれ、ボールをぶつけられるのを見て首を振る父

パーティに来たのは祖父母、叔母ら
ハックフィンの本、ポケットナイフなどをもらう

父からは子どもの頃のだと犬のぬいぐるみをもらい
カワイイよを気を遣うウ




母は夫に内緒で犬をプレゼントする



(インスタでもあるけど、初めて犬をプレゼントされた時の
 子どもが泣いて喜ぶ動画は何度観てももらい泣きする
 もちろん保護犬

大喜びしているウから犬を取り上げる父
父:こいつにはもらい手を探すよ

部屋に行ってしまうウに母が謝る

ウ:もう9歳 もっと小さい子は飼ってる ボクだって世話をみられるよ
母:ガマンしてちょうだい

ケンカになる夫婦



父:
犬は死ぬ 病気になるし、あいつには耐えられない
オレは死の辛さを知った 息子にそんな思いをさせたくない

母:2週間だけ世話をさせて試してみて


ウの寝室に犬を戻すとすぐに目が覚めるウ
顔を舐める犬

ウ:スキップがボクの人生を変えた




ウ:
スはボクが弱虫でも、互いに無条件に愛した
人間より話が通じる
父でさえ認めていた





なぜかトイレの水を飲むスキップw


母がスと一緒に学校に迎えに行くと、クラスメイトにいじめられているのを見て
まるでスが運転しているように見せて、みんなが騒ぐ




店で配給券を見せてソーセージを買うと
スにもあげて「内緒だぞ」




クラスで一番カワイイ女の子リバーズが入ってきて、ウはそのコが好き
スがお腹を見せて、2人は仲良く話す




西部劇?の映画で拍手する子どもたち
映画館にもスを連れてくる
店でもどこにもペットを連れて来れるってイイなあ

リの隣りに座り、後ろから何か投げるいじめっ子

Dに手紙を書く 
「ヒトラー」というとキバをむくス




ジェンキンズ宅に行くとDのたくさんのトロフィが飾ってある




フットボールを投げると黒人の子が投げてくれて
周りを気にしながら話しかける



「Dって誰?」
ウ:火星か来たのか?
「ウォルドを知らないんだな」


Show and Tellの授業ではいろんな芸を見せる



ウ:
これはドイツ陸軍のヘルメットです
中にハンスと書いてあります
神は我らとともにと書いてあります

いじめっ子:ニセモノに決まってる

Dからの手紙を読む

「ドイツ人はみんなカスだ じきドイツ軍を始末して
 ベースボールシーズンには戻る D」

驚くクラスメイト
いじめっ子は手紙を破り捨てる

いじめっ子:
返して欲しければ、フットボールしろ
倒れてろ 役立たずめ! 甘ったれ

リ:ボールを取ってタッチダウンよ!

スが走ってボールをくわえたままタッチダウン




夜にウの窓に石を投げるいじめっ子

いじめっ子のビッグボーイ、スピット:
下りてきな お嬢ちゃん メットと弾薬と犬も連れてきな
仲間になりたいか?
ならテストにパスしろ

ヤズーの魔女がいるという墓地に連れて行く



ビッグボーイ:
家に男を誘い何人も殺したんだ
おれたちくらいの男の子が警官に言って、魔女は砂にのまれて呪いの言葉を吐いた
朝までここにいれば仲間にしてやる
逃げたら、メットと弾薬をもらう

ウ:オレが勝ったらDのサインボールをもらう
(こんな奴らの仲間は願い下げだな

樹の下で歌うウ そのうち眠くなる
小屋から煙?が出ているのを見に行くと男たちが酒を運んでる
スもほふく前進して、悪者に飛びつき、スと逃げるウ

酒の密売人に口をふさがれたス



酒の密売人:
酒のことをバラしたら犬をぶっ殺す
犬の毛皮で新しい財布を作る
日が昇るまでここにいろ


翌朝、ビールを6本飲んで魔女の墓で寝てると思われて、仲間に入れてもらうウ
子どもから成長し、隅々まで探検した




ウ:将来は小説家か議員になる
リ:私も小説家 議員の奥さんもいいわ
リはウの手を触る 積極的!


町のみんなに知られているス
一人で店に来て肉をもらってるw

サンドウィッチをくれる大叔母の家がお気に入り
よく喋るオウムを飼っている






犬の友だちも出来て、黒人が住む界隈にも行く
ものすごいデカいステーキを焼いている




筋肉隆々のウォルドーはバスケをしている


ニュース映画で「戦争の犬たち」が映る








「優秀な犬兵士を求めています とても厳しい訓練を受ける
 無事に帰れない兵士もいます

 パラシュート・パピーは人間顔負け
(ポケットに入れたままパラシュートでおりる子犬
 ぜひ、あなたの犬も戦場へ!


早速スと一緒に戦闘訓練するウ
ヒトラーにみたてた人形に噛み付くス
ウ:志願しよう






「君の愛国心は素晴らしいが 残念なことに不合格だ 左側の睾丸が下がってる」
(命拾いしたね

座れ、回れと指示しても間違ったことをするスに怒る
ウ:いつもは命令に従うんだ!


Dが帰って来ると知らせが来て、みんなでバス停に来るがいない
父:乗り逃しただけさ




スが夜中に起きて、一人タクシーで戻るDが見える
飲んだくれてボロボロなDは無言で家に入る




2週間家から出ないD
ウ:きっと勲章をたくさん見せてくれる
「逃げてきたって噂だぞ」


父とベリー積みに行くウ
山道の歩き方などを教える父
父:目印をつけておけば迷わずに済む



ウ:足をどうしたの?
父:スペイン内乱で失った

ウ:痒みや痛みは?
父:痛むよ

ウ:勲章をもらったでしょ?
父:勲章より足のほうがいい


銃声がして「3時の方向に人がいる」と教える父
ウ:戦争ってこんな感じ?

目の前でシカが倒れるのを見る



ウ:血が流れているけどまだ生きてる 獣医を呼ぼう
ハンターの男:シカ肉の料理を楽しみにな とどめをさそう


ウ:
あの年は驚くことが多かった
父がボクにフットボールをさせてくれた
美人のリが手を握らせてくれた

新しいユニフォームを着て外に出るとDがいる
ウ:今日、開幕戦なんだ 見に来て
D:分かった




ホームランを打つスピッツ
コーチはスを追い出せと怒る

ウの番 親もリも見ている
「Dの番号なんて恥ずかしい」

三振する
守りもボールを何度も落として笑われる
Dの野球帽のせいにするウ



困っているウを見て、スが中に入ってゲームをめちゃくちゃにする
ウ:悪い子だ 家に帰れ! と初めて殴って、みんなガッカリする
リも帰ってしまう スキップの後姿が切ない


家でスを呼んでもいない 自転車で探しに行く
バーニー:必ず戻るさ あいつは君に夢中だ

墓にいるス 密売人に魔女の墓に閉じ込められてしまう

リ:戻らなくて当然よ あんなヒドイことして
リも一緒に探す

いじめっ子がまたからかい
ウ:一緒に捜さないなら勝手にしろ 能無しデブ!

その勢いに押されてみんなで探すが見つからないまま日が暮れる
保安官に電話する父

ポーチで泣くウに話しかけるD

D:オレにとって野球はもう意味がない
ウ:スは二度と戻らない Dみたいに

D:
みんながオレを卑怯者だって言ってるのを知ってる
いっそ死にたかったよ 怖かったのは死じゃない 殺すことだ
よく考えて探してない場所があるはずだ


父:
スペインから戻って、会計士になった 机に足を隠せるから
でも誰も覚えてない 人は相手にレッテルを貼って、よく知ろうとしない
息子は君に憧れてる スポーツ万能だからじゃなく、友だちだからだよ


墓地に探しに来るウ
墓地を開ける密売人 酒が全部割られている
スがキバを剥いていて、スコップで殴るのを見て駆けつけるウ

D:ここから消えろ! 二度と姿を現すな! 犬が死なないことを祈れ


獣医にみせて、家族、仲間、Dも来る
医師に呼ばれるウ
父:もう大人だから大丈夫だ

医師:手は尽くした あとは神のみぞ知るだ
泣いて話しかけるウ

スは目を覚ましてすぐウの顔を舐める




ウ:
彼はボクにいろいろ教えてくれた
どうしてみんな早く大人になりたがるのだろう
大人になると逆だ
犬の1年はヒトの7年だという スはもう大人だ
忠誠と愛情こそが生涯忘れない宝になった


夜中に黒人チームが野球をしているのを見るウとDら




オックスフォード大学に行くウ
泣くのをガマンして見送る両親
スはバスをいつまでも見ている








ウ:子どもの頃に飼った犬は、友情、愛、死、多くを教えてくれる

スは11歳 関節炎になり、ウのベッドにのせてもらって眠る


ある日 スが死んだと電話がきた
ニレの木の下に葬った
でも本当は、ボクの心の中に埋められたんだ

ウは後に作家になり、「ハーパース・マガジン」の最年少編集者となり
晩年ミシシッピに戻り、毎日スのことを思った



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『終戦ドラマスペシャル~犬の消えた日』

『さよなら、アルマ~赤紙をもらった犬~』(2010年12月18日(土)放送)

『戦場に行った動物たち』

靖国神社×遊就館




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