新しい2012年の年が始まった。 今年も宜しくお願い致します。
全ての人にとって、悲しく大変だった昨年よりも、良い事が増える年になるように望みたい。
また私にとっては、何よりも今の体調が維持され、パークゴルフや庭仕事ができ、引き続き旅行を楽しみつつ視野を広げられたら幸いだと思っている。
そして家庭菜園の作物が豊作で、庭の花木が生き生きと成長して花や実をつけるよう、安定した天候が続いて欲しい。
さらに図らずも起きた「福島の原発事故」によって、原発の構造や危険性、放射性物質の拡散と残留、その危険性、そして放射性物質の最終処理には想像を超える年数が必要なことなどを知った。なぜ地震国日本にこんな危険な物を沢山作ってしまったのかを反省したい。
事故や再処理を考えなければ自然エネルギーよりも経済的だと言うこと、二酸化炭素を出さない、日本の原発は技術的に優れているので絶対安全だという「安全神話」で許されてしまったのだ。
しかし甚大な事故が起きたことで、技術的にも多くの問題があった事、事故処理費用を考えると高くつく事、事故の被害は広範囲に及び、極めて甚大になる事、放射能の除染が難しい事などが知られる事になった。
(事故を起こしたのだから、内閣の下にある「原子力安全委員会」を解散させ、新たに第三者機関を作るべきだ。委員長のマダラメ氏は大事故が起きたのに少しも責任を取らず、現在も委員長を続けている事が私には不思議でならない)
私自身、寒さの中でも、日々、省エネに取り組んでいる所だが、昨秋、脱原発を決めたドイツを訪れた時、沢山の風車を目の当たりに見て、日本も「自然エネルギー活用」に、国、民間を挙げて取り組むべきだと思った。
「アラブの春」の様に、国民の意見を行政府に反映して行かなければと思う。「上意下達」ではなく、国民に情報を公開し、「下意上達の民主主義政治」にならなければならないのではと思う。
その意味で今年は、私ももっと賢くならねばならない。