9日が今年の農園の開園日だった。
風が強く気温も朝は9度無く寒かったが、予定通り「野菜栽培講習会」の最後の実地講習が行われたので参加し、受付け他の手伝いをした。
講習は、先ず「じゃが芋の植え付け方」と「スナックエンドウの植えつけ方」だった。
講師は、畑での石灰(芋はいらない)や肥料の種類と施し方、種芋や豆の種の植え付け方、土のかぶせ方などを実地して分かり易く教えてくれた。
最後は「玉葱の栽培方法」だった。
全体に石灰を撒き、畝を立ててから溝を掘り、化成肥料と過リン酸石灰を溝の底に施肥してから土を掛け、10~12.5cm間隔で苗を植えて行った。
玉葱の栽培方法は初めて見たので、凄く参考になった。
農家が栽培している玉葱は、価格は安いが、一般的に農薬を多用して生産している。それに比べて無農薬で育てた自家製の玉葱は価値が大きいと言える。
講習会が終わったので、今度は自分の畑に行き、先ず「じゃが芋」を植え付けた。
種芋は地元の農協で買ったもので、今年は「男爵芋」3kg、「キタアカリ」1kgを植えた。
途中で土寄せをしなくて済むように、予め土を25cm程盛り上げる「植え付け時一回培土法」のやり方で培土した。
昨年意を決して買った鍬が培土するのに能率が良かったが、一回で全部終らせるので、やはり体力と時間がかかった。
次いで「蕪」「トウモロコシ」の種を蒔いた。仲間が「スナックエンドウ」の種と「長葱」の苗を分けてくれたので、それも植えた。
種を蒔き終えた場所に立てる竹を持参し忘れたので、枯れ草や枯れ枝を拾って来て使った。
講習会と今年初めての植え付け作業全部で6時間かかった。かなり疲れたが、その疲労感が心地良かった。