皆さんに暑さと強行軍だった旅行のための疲れを心配させたが、時差が-2~-1時間と少なかったのと、帰りは機内で5時間程寝られたのが良かったのだろうか。
それで今回は思った程の疲れは出なかったので、午後に帰宅後、夕方まで3時間程1週間分の庭の草取りに精を出した。
やはり欧米などの旅行よりも、時差が少ない東南アジアの旅行は、体に優しいと思っている。
出かける前日に開花した「ボタン」は、留守中に満開となってしまっていたので、全て花を摘み取った。
今は「琉球つつじ」と「ジャーマンアイリス」「都忘れ」「除虫菊」が、咲き揃っている。「さつき」も咲き始め、ようやく庭が賑やかになった。
薔薇がいない間に花芽を沢山付けたので、嬉しいが、部分的に油虫がつき出したので手で潰している。
昨日は4箇所支柱を立てた。
「ほうれん草」「小松菜」「春菊」が食べ頃を迎えたので、近所に差し上げたり、おひたしにして食べている。
翌日は農園にも行って、草取り、じゃが芋の芽欠きなど、溜まっていた畑仕事を1日がかりで全てやり終えた。
この後は、少しゆっくりと過ごせるのではと思う。
≪世界遺産 ボロブドール遺跡≫
インドネシアでの2日目は、睡眠時間5時間でモーニングコールが鳴り、起きて支度をした。
レストランが開く前にホテルの玄関に出て見たら、丁度朝日が昇った所だったので写真を撮った。
ホテルはジャワ風で大きい中庭を囲むように客室が配置された5階建てのホテルだった。
朝食にはパイナップル、赤と黄色のスイカ、マンゴーなどの南洋の果物がたっぷりと出ていたが、バナナが無かったので不思議だった。
7時半にバスに乗り、「ジャワ島」の「ジョグジャカルタ」を基点に「ボロブドール遺跡」と「プランバナン遺跡」の観光に向かった。両者とも世界遺産に指定されている。
「ジョグジャカルタ」の朝は、日本車とバイクで溢れていた。バイクは1台に付き大人2人子ども2人の4人まで乗ることができるという。国道沿いには古い家が多かった。
先ず「ボロブドール遺跡」に向かった。
この遺跡が建設されたのは824年らしいが、その直後に火山灰で埋められて1000年もの間、存在が知られなかった。
1814年、ジャワを占領していたイギリスの総督ラッフルズがジャングルの中から掘り出したという。
高さが23cmのブロックを100万個積み上げてできていた。回廊には釈迦の誕生や男女それぞれの悪行など、仏教に関するレリーフが沢山彫られていた。ガイドの説明では、2500面、1万人を超える人のレリーフだという。
また釣鐘形をした小中大のストーパがあるが、下の段のひし形の窓があるストーパは「歪んだ心」を、中段の正方形の窓のストーパは「安定した心」を表し、最上段の窓が無い大ストーパは「完全な無の境地」を表すと言われているらしい。
私は、1000年前にこの地に生きた人々の信仰とそれを現す彫刻技能の高さに思いを馳せた。
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ところ変われば・・・これまでとはまた違った風景ですね。
コメント有難うございました。
緑色のはメロンですが、味は今ひとつでした。
日本の果物は品種改良をして高級品になったものが多いですが…、熱帯では水分補給の目的で果物を食べるので、椰子の実やメロンの様に甘さが少ないのもありますね。
コメント有難うございました。
「ボロブドール遺跡群」は仏教信仰の王が建造させたものの様です。
なぜ1000年も埋まっていたのか。
建設と同時に埋めたという説もあるようです。8世紀に近郊で栄え、「ブランバナン遺跡群」を造ったヒンズー教の国に侵攻されたんでしょうか。未だ解明されていないそうです。
今回この二つの世界遺産を見ただけで、行った意味があったと感激しました。