≪ヒンズー教総本山・ブサキ寺院≫
4日目「平和記念館」見学の後、ヒンズー教総本山「ブサキ寺院」に向かった。
この寺院はバリ島の東部、最高峰「アグン山」(3142m)の麓にあり、バス停から寺院に向かって急勾配の坂道を500m上った所にあった。
バイクの男性が「上までバイクに乗らないか?」と誘って来るが、「5000で良い」と言われた人が、5000ルピアなら60円位かなと思って乗ると、最後に「5000円だ。」と言われたとかガイドに聞かされたので、皆頑張って自力で徒歩で上った。
私は杖を用意していたが、グループの女性が「腰が痛くて歩けない。」と辛そうにしているのを知り、杖を彼女に貸した。とても楽だと喜ばれたが、結局私は杖なしで頑張る事になった。
坂の両側には、似たような安物の生地や服を売る店がぎっしりと並んでいた。
この寺院は30もの寺院で構成された複合施設だ。一番大きい寺院が「風の神」を祀った寺院だが、その傍に「火の神」「水の神」を祀った寺院もあった。
ここで行われる祭礼は、1年が210日の「サカ暦」で行われ、年間55回もの祭礼があるそうだ。
ここでもちょっとした事があった。
どの寺院にも許可が無ければ入れないのだが、私一人でグループと少し離れたところで写真を撮っていたら、「ここまで来て写していいよ。」と手招きする若い男性がいた。5m程階段を上ると寺院の正面が見えたので写真を写した。するとその男性が「あなたをここで写して上げる。」と言い出した。不審に思ったので断って階段を下りた。すると上からその男性が、「お布施!お布施!」と言って来た。私はちゃんと寺院の賽銭箱に入れるならOKなのだが、彼のポケットに入るならNOだと判断して、「ご免、小さいお金を持っていないから。」と言って走って去った。危ない、危ない。
その時写した1枚が下の写真だ。
階段下の広場でバナナ売りの女性に会った。インドネシアの女性は、頭の上に乗せて物を運ぶ様だ。
最後の日、マッサージに行った。マッサージは初めての体験だったが、疲れて肩がこっていた体が楽になったような気がした。
午後からは買い物をし、夜、バリ空港から帰国の航空機に乗った。
最後に田舎のレストラン傍の棚田風景を載せてインドネシア旅行記を終る。
長かった記事を読んで頂いた皆さん、コメントを下さった方々に感謝します。 (完)
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インドネシア旅行記大変楽しく拝見しました。
コメント有難うございました。
いつも旅行中、予想外のちょっとした出来事には何度か遭います。今回はそれも書いて見ました。
傍に居たのを知らなかったとは言え、本当に猿には悪い事をしました。でも飛び掛られなくて良かったです。
どこの国に行っても日本人はお金を持っている筈だし、反論する人が少ないといって狙われます。
ですから顔つきも頭も完全武装するようにして歩きますが、1人でいると良く声を掛けられますね。
民ちゃんさん、お早うございます♪
いつもコメント有難うございます。
バリ島だけでなく、インドネシアの島々は日本と同じ様な火山列島なんです。地形は比較的なだらかですが、寺院や教会は天に近い高い場所を選んで造られることが多いので、階段は避けられないですね。
今回の同行者の中に84歳の女性がいましたが、旅行するためにジム通いをして鍛えているそうです。私は怠け者ですが…
いろいろハプニングもあったようですが、収穫も大きかったようですね。
緑いっぱいの棚田の写真は印象的でした。
いつもコメント有難うございます。
どこの国に行っても日本人は狙われますね。
だから緊張しながら旅をするのが基本ですが、少しリラックスして楽しまないとつまらないですね。
上り下りが好きな内に、どんどん不便な国には行った方が良いかも知れませんよ。(^_-)
KUBOさん、こんにちは♪♪
コメント有難うございました。
棚田を見て、ただ「美しいね」なんていう言葉だけを発する日本人が多いです。本当に全てを人力でする訳だから、どれ程の厳しい労働がその背後にあるかと思う訳です。できれば平地を耕作したい筈ですが。
インドネシアは、行って見て初めて分ったことが多く、その事が収穫でした。
時系列とはまた別なインドネシアの観光スポットの案内、とてもわかりやすいでした。
アジア色を感じつつ寺院遺跡ではアンコールワットに似てるなぁと思いながら、途中ハラハラな場面があったり、命懸けな貴重な写真も拝みました。
インドネシアを身近に感じながら、ただどうしてもここなのですよね、ソナタさんを助けた猿達はソナタさんをどのように思っていたのか・・・知りたい!
ソナタさん今回も茶の間で楽しく学べるインドネシアの旅ありがとうございました。
コメント有難うございました。今日は久々の雨なので庭仕事ができず、ほっと一息ついています。
今回は取り上げなかった場所も多いですが、インドネシアを概観できたのではと思います。
ヒンズー教寺院はご指摘の様にアンコールワット遺跡にも似ていますね。
猿騒動ですが、今思えば、多分、私の悲鳴が凄かったんだと思います。だから助けてくれたのではと…
モコモコさんなら暑さには慣れているので、その内、東南アジアに是非いらして下さい。日本と似た人達の生活に触れられて、癒されますから。
まだ体力が残っている内にと参加した旅行ですが、季節は良かったですね。(日程はきつかった)
それと行って見て知ったことが多かったです。
お嬢さんと見てくれたとか…有難うございました。
今後ともどうぞ宜しくお願いします。